「青の党」政権公約:最低賃金の引き上げ

<青の党は架空の政党です>

時給で働く方の時間単価の最低ライン、すなわち最低賃金をもっと引き上げるなくてはならない。これを指摘すると、現実的ではないという言葉が飛び出してくる。果たしてそう考えて良いのだろうか。
時給で雇うということは、必要なときに必要なだけ利用させてもらうということ、すなわち労働力のレンタルである。
自動車で例えれば短期のレンタカーのようなものだ。有期雇用というのはカーリースのようなものに相当する。どちらも長期に渡って借りるなら所有したほうが安あがりなのは言うまでもない。
ところが、なぜか労働力に関してはレンタルやリースのほうがずっと安く済むという摩訶不思議な理屈がまかりとおっている。
利便性はコストに反映されるのが当然である。雇用するよりも安く、しかも必要に応じて自由に調整ができるなどというのは、虫の良すぎる話である。

自由に調整できるというメリットよりもコストが高くなるというデメリットが大きいなら正規雇用すれば良い話である。
現状の最低賃金は1000円程度でしかない。時給2000円で、8時間かける20日のフルタイム勤務相当で32万円。稼働率を考えればこれが最低ラインと考えても良いだろう。

青の党は、最低賃金の増額を公約とする

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?