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北欧の鳥とギターの調べ
ゴールデンウィークは音楽三昧。
(今日はFEELCYCLEとは関係のない日記です!)
まずは、
ラ・フォル・ジュルネ 東京 2024 @ 東京国際フォーラム
Day2 #223 鳥!鳥!北欧の鳥!
北欧作曲家による鳥をテーマにした作品を3曲。
かなりとんがった公演でした。芸術が爆発していた。
圧巻は、ピーコックテールズ。
孔雀色の衣装に身を包み、ソプラノ・サクソフォーンを演奏しながら幻想的に踊るV・ミショー
旋律もまた独特で、ものすごいインパクト。
実際に北極圏で録音された鳥達の鳴き声とメロディーが響き合うカントゥス・アルクティクス(北極圏の歌)
こちらもびっくり。こんな音楽があるとは。
ふと、釧路湿原で丹頂鶴を見た時のことを思い出しました。
あれは、若い時に行って本当によかったな、と思っているものの一つ。
鶴の一声、という言葉があるけれど、
鶴の鳴き声って、独特なんですよね。湿原の神様なんて呼ばれていますが、あの神々しさ、とても印象に残っています。
北極圏の鳥達がどんな姿かわからないけれど、
録音された音に、どこか鶴たちを感じました。
シベリウスだって、かなり聞き応えがあるのに、
それを超えるインパクトの2曲。それをこんなに気軽に。
ラ・フォル・ジュルネ 東京ならではですね。
ごほうびクラシック
村治佳織ギター・リサイタル @ 第一生命ホール(晴海トリトン)
まず言わせてください、村治様がお美しい。10年前と全く変わらない。
本当に綺麗。まとっている空気が綺麗。
お話も上手。一緒に音楽を楽しみましょうね、という温かい心が伝わってきます。プログラムも工夫されて、とても聴きやすく、親しみやすくしてくださったことわかります。アンコールはなんとカヴァティーナとサンバースト。代表曲を惜しげもなく…!
音源で何回も聞いたけれど、生音はもっと柔らかくて、もっと繊細で。
時に愉しく、時に哀しく。クラシックギターの音色に魅せられたきっかけは間違いなく村治さん。第一生命ホールはこぢんまりとしていて、ステージと客席の距離が近いので、綺麗な指の動きもよく見えました。残像すら美しかった。
・『Canon』 (30周年記念ベスト)
・『トランスフォーメーション』 (ビートルズYesterdayの武満徹アレンジ他)
・『カヴァティーナ』(CMでも有名な、はちすずめなど)
村治さんのアルバムは、Apple Musicでも聴けます。すごい時代!
CDは実家、ギターは処分、ゆったりと音楽を聴く時間もあまりない日々でした。またこんな時間を持てて、本当にありがたいこと。幸せです。
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