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5年生存率30%の男 〜肺癌宣告から〜

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気楽に受診した人間ドック… その結果、タバコも吸わないのに肺癌宣告となり、そのドタバタ含め、自分の感情や思いのままに記録しています。
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2023年10月の記事一覧

今のうちに、お別れ行脚…

自分の寿命がわからないって、ちょっと複雑… 既に肺腺癌ステージ3Aなので、ほぼ5年生存率30%… 良くも悪くも、あと3年は生きたいので、勝手に自分の寿命をあと3年と仮設定した… 既に今年の3月には好きな人にも最後のメッセージは残したし… 抗癌剤の副作用で両足が痺れているけど、先週から、できるだけ最後に会っておこうと思う人に、それとは知らせずに会いに行ってる… 来週は、関西で行われる某学術学会の関西研究部会に、初学者としての自分を支えていただいた方々に最後かも知れない元気

がん、癌、ガ〜ン!?

今日は、仕事は14時までの時間休を頂き、病院外来… 9:30の診察なので、8:30には採血を終わってないといけなかったけど、採血には多くの待ち人がいて、結局採血が終わったのは8:45… 診察の時間が遅れることは確実となり、しかたなくX線撮影に… いつもは検査室1なのですが、今日は検査室2での撮影… 淡々と肺の正面と横の2枚を撮影し終わり、診察待ち… 待ち時間用に、読みかけの本を持参したものの、直ぐに読み終え、次なる本へ… いざ診察9:30診察の予定でしたが、軽く10:

お別れ行脚の旅

何とか遠出に…昨年の12月の肺腺癌による右肺上葉切除手術からこれまで、ほとんど東京と神奈川以外にでていない状態でした… 一つは入退院を繰り返していたこともあるけど、点滴の抗がん剤治療も4サイクル(1サイクルは3週間)完結で終了し、今は同じ抗がん剤ですが、分子標的薬タグリッソの1錠2万円弱の薬を毎日1錠、これを3年間飲み続ける状態です。 数々の副作用はありましたが、今残っているのは両足と両手の親指、人差し指、中指の痺れがありますが、特に両足の痺れが酷くて、長く歩いたり暖かく

まだまだ副作用は続くようで…〜肺腺癌の抗がん剤治療の副作用、その後〜

両足の痺れは良くならず…先々週は大阪に、先週は都内某所で採用面接官をしておりまして、みなさんの人生の選択の一部を担っているので、資料の読み込みは精読しましたし、事前にその人の技術的な理解や考え方を探る質問も考えて望みました。 個人的には人材にも原石のような一部素晴らしい輝きをもっておられる方がいまして、個人的には無事に採用になってほしいとは思っておりますが、まだまだ選考途中で次なる関門もあるらしいので、一緒に仕事して欲しいと思った人がきてくれるといいなと思いつつ… そして

あの日、あの頃、原点に帰ってリセットしよう…

エンジニアの独り言大手の企業でも、人員削減が進んで、技術力を持つベテランから若手への技術継承がされていなくて、時限的に障害が発生しているケースが多いですね。 時限的というのは、適切なメンテナンスや調整を欠いてしまい、そのせいで、ある日突然、装置やシステムが不具合を起こすというもの… 中には人減らしの際に、外部に丸投げしてしまったので、その後の検証や確認すらもやらずに、発注者の責任を果たしてないことによる不具合も多いようで… というより、発注者側も人の異動などで、詳しく知

造影剤ありのCT検査…

1年前を思いだす今日10月31日は、丁度昨年、早期定年退職でわたしが旧職場を去った日。もうあれから1年か~♪ 昨年の10月28日にCTガイド下肺生検の結果、肺腺癌の宣告を受け、31日も完全に落ち込んでいた時だったのを思いだす。 そして、昨年11月1日は、現在の職場での最初の日。自分の挨拶で、いきなり「癌です」と言った人は少ないと思いますが、そんな状態で、本当に皆さんにすがって何とか1年経過した感じです。 今日10月31日は…今日は造影剤ありのCT検査の日… 職場の人が