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5年生存率30%の男 〜肺癌宣告から〜

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気楽に受診した人間ドック… その結果、タバコも吸わないのに肺癌宣告となり、そのドタバタ含め、自分の感情や思いのままに記録しています。
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2022年10月の記事一覧

なんとこのかた初のPCR検査…

タバコも吸ったことがないのに、人間ドックで肺に白い影があって、2~3cm台ということで、急遽総合病院で観てもらうはめになり、その後、治療方針、CT検査と続き、明日から実際に肺からの検体採取の手術の前日(実際は前々日)確認ということで、再度CT検査、心電図、採血、問診等の後、初のPCR検査… これだけコロナ禍であったもののPCR検査は初受診… いや~、「鼻の右と左、どちらにしますか?」って聞かれても、「お好きな方をどうぞ!」としか答えられず、結局右に… 結構鼻の奥に綿棒を差

転職前の休暇消化が吹き飛んだお話 その1

教訓:会社の健康診断はあてにならないよ、行くなら人間ドックに行くべし転職に向けて10月31日付けで今所属している組織を早期定年退職にて離れることを、一月半前の9月15日に表明しました。 業務引き継ぎ他、色々ありますが、まずはスッキリとニコニコ円満退職のため、最後に身も心もリセットすべく、5年ぶりに人間ドックを受けてみようと思った次第… 今は胃カメラの方が人気があって、多くのクリニックのページを見ても、スケジュールはかなり後じゃないと無理でした。 仕方なく、胃カメラを諦めバ

転職前の休暇消化が吹き飛んだお話 その2

9/30総合病院へ総合病院も初診は、治療方針と血液検査程度… やはり人間ドック側から提供された画像を見て、先生から治療方針を聞かせてもらいました。 治療方針は以下のとおり。 次回は10月4日に造影剤を入れてCTスキャンで細かく見るとのこと。 その後、治療方針で来週2回… そして、スキャンの結果次第で、検体採取のための2泊3日の入院らしい… いや~、人間ドックも気分的に考えていたので、今になって思うと、やっててよかったのかと… とはいえ、タバコも吸ってないのに肺がん疑いとは

転職前の休暇消化が吹き飛んだお話 その3

いよいよ入院わたしにとって病院への入院って、高校入学のときの盲腸の手術以来、40年ぶりなので、緊張するね♪ 看護婦さんが優しくて、少し安心した… 色々と入院時の注意点をお聞きし、6人相部屋の手前右側のベッドでした… それにしても同じような生検の手術が明日午前中に6件も入っているらしく、そのうち2件目で、9:30スタートらしい… いや、それは間違いのようでCTガイド下肺生検はトップバッターの9時開始とのこと… それにしても57歳の誕生日前に、このざまか~♪ 人生いっぱい

転職前の休暇消化が吹き飛んだお話 その4

何とか退院&怖いもの見たさそして入院最後の食事… 自宅に無事生還… シャツを着替えたついでに、刺された背中を拝見… CTで撮影しながら、背中から生検に使う大きな針を肺にめがけて刺すわけなので、通常の手術のように施術したところを縫うわけでなく、針を引き抜いた後に、先生の指で抜いたところしばらく押され、その後は絆創膏… いや、生検中は「もうだめ」感があったけど、外見上は絆創膏1枚って、凄いことで… これもCTのなせる近代医療なんですね~♪ 大学病院だけあって、手術後にも「

転職前の休暇消化が吹き飛んだお話 その5

教訓:世の中、何故、これからという時に大変な試練を与えてくれるのだろうか…もう神も仏もブッダもキリストもムハンマドも信じない… 今回ばかりは、わたしには無理です… 生検の結果、肺腺癌と診断されました…10/28 生検結果今日は前回CTガイド下肺生検の結果等がわかる検査日。 検診の前に、生検手術での影響確認で、呼吸機能検査と心臓超音波検査を行いました。 呼吸機能検査検査用の機械に、息を吸ったり吐いたり止めたりを行って、肺の機能をはかる検査のようです。 一つの検査をするのに

転職前の休暇消化が吹き飛んだお話(合体版 その1〜5)

早期定年退職 ~退職日を終えました~

本日、長年勤めてきた組織を57歳の誕生日の14日前に早期定年退職いたしました。 本当は気の利いたことを最後の挨拶として語りたかったけど、最後は肺腺癌の宣告受けた吐露と、今の働き盛りの人たちに、自分の健康に過信せず、会社の健康診断を当てにせず、ぜひ人間ドックに年に1回行くように、まるで過去の自分を諭すように口から言葉が出てきました。 わたしの場合、今回本当に、転職を決めていなかったら、まだ人間ドックに行ってなかったと思われるので、近い将来、もっと悲惨な状態での発見になってい