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打ち止めのTOEIC

TOEICを受ける理由

本業&副業で、いちおう英語を使った仕事をやっているので、TOEICスコアは2年ごとに更新するのがのぞましい、と言われている。しかし、会場受験のTOEICはほとんど丸一日つぶれるうえ、周りを見回すと自分よりもうんと若い人ばかりだし、むかしよりも難易度も上がっている問題を2時間の長尺で集中力Maxで臨まなくてはならないこの試験については、同じ時間でもっと別のことがやりたい、と思ってしまうのでよほどの理由がない限り遠慮したい、と今は思っている。

最後に受けたのは3年前。会社で受験料を負担してもらって、自宅PCで受験できるIPテストだったし、全社員が受験を奨励されていたので、受験しない理由がほとんどなかった。上司に報告する必要もあり、むしろ、ハイスコアを出さなくては、と、試験の2か月前にZ会の2か月の短期集中の対策講座に申し込んで、毎日仕事が終わってからコツコツ準備をして、これまで受けたTOEICの中で最高点を挙げることができた。

今回もまた、再雇用の社員も含め会社が受験料を負担してくれる、というので、そろそろスコアを更新したほうがよいかと思っていたこともあり、と受験することにした。

スコアアップのための合理的な対策

これまで何度も受験してきてはいるが、スコアを上げるための工夫というものを、前回以外にあまりしてこなかった。今回は最後になるかもしれないし、上司にハイスコアを報告したくもあるので(大事なアピール!)、知り合いの英語コーチに2か月間の伴走をお願いすることにした。このまえの日曜日が初レッスンで、レッスンを受ける前に公式問題集のL&R問題を一通りやってみて間違った箇所の理由をしっかり確認する、という形で弱点を調べているところ。
結果、いかに自分が受けっぱなし、弱点の振り返りもせずに受け続けていたことがわかって愕然とした。時間節約のための細かな工夫、US英語以外の英語リスニングの強化、捨てる問題の特定、何より、ある有名な英語講師が書いたすごい参考書(確かにスゴイ・・・)があるので、それを学習するように、とのアドバイスをいただいて目から鱗だった。弱点の特定と対策をすればもしかすると自己ベストが出せるかもしれない、と思うと苦行ではなくなりつつある。

もしこの方法で効果が出たら、還暦過ぎてもきちんと対策すればTOEICスコアは伸びる、という体験談をシェアできるかも知れないのでそれを励みにして準備しようと思う。

DS養成講座の勉強も大詰めを迎えていて多忙ではあるが、もしかするとこれが「打ち止め」のTOEIC受験になるかもしれないのでせいぜい楽しみたいと思う。

課題図書の抜き書き


(1)より良く、より速く、より効率的に、より安くする方法はないか。 (2)どの工程を合理化すれば、経済性が高められるか。

ナポレオン・ヒル. 私たちはできていないが、成功者はやっている52のこと (Kindle の位置No.1031-1033). KIKOSHOBO. Kindle 版.


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