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サラリーマンが、副業でオンラインサロンを運営する場合の注意点(法律含む)

〜おまけ部分だけ有料にしていますが、ほぼ無料で読めます〜

最近、コロナの影響もあってか、オンラインサロンってよく聞くようになりましたね。

セレブか何かの集まり!?オンライン飲み会のこと!?

いえいえ、オンラインサロンとは、オンラインで運営されている課金制の「交流会」または「勉強会」のことです。(なお、多くは有料ですが、たまに無料のサロンもあります)

オンラインサロンの運営は、手軽に始められるネットビジネスとして、サラリーマンの副業としても注目されています。

でも、オンラインサロン運営には、注意すべきこともあります。

経験者としての体験をもとに、サラリーマンとしての観点と、グローバル企業の法務マンとしての見解を織り交ぜ、注意点をまとめました。

原則、一人でやるべし

これはインフルエンサーのみなさんが言われることですが、オンラインサロンに限らず、起業は原則、一人でやるべきです。

複数人で運営するのは、モメるもと。

運営方針の違いで大喧嘩なんて、よくある話ですよ。

どうしても複数でやりたいなら、自分がトップになりフリーランスの方に特定業務を発注する、という形態でやるべきです。

ようは、指揮系統をはっきりさせろということです。

社会的にNGな行為(法律違反など)をしていないか?

この観点は、多くのインフルエンサーは伝え忘れがちなのですが、仮にも大企業のサラリーマンが副業として運営する場合、決して忘れてはいけない観点だと思います。

やりがちなNG行為の例=「著作権法違反」

もっともやりがちなのは、著作権法違反

人の作品(絵とか文章とか音楽とか)を使用しちゃうやつです。

私はオンラインサロンを共同で立ち上げて運営していたことがあるのですが、途中で運営を抜けました。

理由は複数ありますが、その一つに、

「このままだと、このサロン、著作権法違反しそうだよね・・・ヤバイよね・・・そしてもう私には他メンバーを止められる自信がない。」って思ったこと。(←あくまで「しそう」ってだけです。ただの予感です。私の知る限り、実際に違反したわけではないです)

というのも、著作権法違反となってくると、自分だけでなく家族や会社にも迷惑がかかる場合があるからです。

まぁ、そこまで大きい話でなくても、サラリーマンの副業である以上は、イザコザに巻き込まれ、その結果、会社バレ・・・!は勘弁、ですよね?

どうですか?少し怖くなりました?(笑)

そんなこわーい著作権法、ちゃんと対策したい方は、「からあげぼー」さんの下のnoteがオススメですよ。(無料部分だけでもかなり参考になります)

一方で・・・特商法(特定商取引法)はそこまで気にしなくていい

サラリーマンが副業でオンラインサロンをやる場合、気になるであろう他の法律に「特商法(特定商取引法)」があります。

オンラインサロンをやる以上は、一種の「ネットビジネス」としてお客様からお金をいただくことになるわけですよね。

しかし・・・実は・・・日本には、「ネットビジネスするなら、住所・氏名・電話番号を晒せ」って決まりがあるんです。

身バレしたくないサラリーマンにとっては致命的ですよね。

しかし、結論から言うと、サラリーマンの副業程度では、住所・氏名・電話番号をネットに晒す必要はないです。

noteのヘルプにわかりやすくまとまっています。↓

ただ、あくまで、これはトラブルがない場合の略式の方法です。

もし詐欺的商材を販売したり、SNS上で他人の誹謗中傷をして、トラブルになり、情報開示請求された場合は、いかにビジネスネームでやっていても個人バレするリスクがある、と肝に銘じておきましょう。

(ま、ちゃんとまっとうな商売していたら問題ないですね・・・!)

法律は関係ないけど・・・普通に商売って大変だよね

オンラインサロンの運営って結局、交流会を主催するのと同じです。

つまり、バリバリのサービス業なわけで、お客さんへの細やかな対応が地味に大変です。

このへんの話については、「はっしー(@hassy_nz)」さんのこちらのブログが参考になります。

さいごに

以上、最近オンラインサロンを運営しようとする人が増えてきたので、経験者としての体験をもとに、サラリーマンとしての観点を織り交ぜ、簡単ながら注意点をまとめました。

参考になった!って方はぜひnoteをフォローしていただいたり、Twitterもフォローしていただけると嬉しいです。

教育・社会問題について、あるいはキャリア論について日々有益(ときどき非有益w)なつぶやきを発信しています。

おまけ・・・「特商法(特定商取引法)」について〜もっと詳しく知りたい方のために〜(有料部分)

もっと詳しく知りたい方のためにまとめました。

一応、グローバル企業の法務マンの私が自分でリサーチしたものです。

情報としての価値はそこまでないかもですが・・・リサーチに結構時間がかかったので、もし、ためになったよ!ありがとう!って思った方は軽くカンパ(購入)していただけるとめっちゃ喜びます!

ネットビジネスで「住所・氏名・電話番号」を晒さなくてもよい根拠とは?(ソース付き)

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