_10-05(幸せ【ｼﾔﾜｾ】)

それは私が決めること

例のあの🎄.*イベントが駆け抜けました。
家族や恋人と過ごすのも、女風セラピストを呼ぶのも等しく「本人が望み納得して選んだ」のであれば正解だと思います。

年の瀬に初めてロングで「冒険とイマジネーションの海」へAくんと過ごした私も、当日までは本当に本当に楽しみにしていました。いつも以上に決して安くは無いコース料金を、覆い隠すようにキャラクター封筒にねじ込む虚しさも見ないふりで。

現実の境目

相手の予約時間の勘違いにより序盤から怪しい雲行き進行の中、何とか合流。ロッカーで荷物を預けながら手早くコース料金の入ったキャラクター封筒を渡すと、Aくんは笑顔で
「ありがとう！確認させてもらうね(*´︶`*)ﾉ」
唐突にお札を数え始めるリアル💴な光景を見せてくれました……(決して間違っていない)
冒険とイマジネーションの海で数えられるお札を見ていると、ロッカーに吹き抜ける風が冷たさを増したようで震えが……🧊褒めポイントを見つけてキャラクターの封筒を「可愛いー！！」と褒め散らすA君を生ぬるく見つめました。

たのしい時間

常にフル装備で挑むAくんは、リクエストもしていないのに使う予定のないアダルト玩具を持参し、保安検査にひどく抵抗を見せていました。例え予約が私だけで玩具は要らないよと何度伝えてもフル装備(ボディオイルも全種類持参)なセクシャルドラえもん……むしろ覚悟して来ているだろうと思っていただけに、半端ない物怖じに少し引きながらなだめつつ通過できました。

アダルト玩具は危険物では無いので止められません

気を取り直してまずはポップコーンを買いに裏道を通りながら移動。時間ロスを稼ごうと早歩きしかけた時、手を繋ごうとする正統派セラピストAくん😇
その手はあまりにも冷たく、先を急いでいたので遠慮させてもらったけれど、日頃からあまりセラピストと手を繋いでのんびり歩く機会が無い自分にとって嬉しさもありました。

Aくんはニコニコしながらyoutubeでアトラクションを一日で回るコツを見てきた！と伝えて来ました。今回は17時から入園できるチケットなので参考になりませんが、あまりのキラキラが眩しい程でした。
生温く見守りつつ私のエスコートで目的のカレーフレーバーポップコーン🍿ワゴンへ。ポップコーン1つ食べ合っただけでここまで喜んで盛り上げてくれる人が存在するのか😟と言うレベルの賞賛を受けた後、二階建てメリーゴーランドに乗車。お約束で魔人🧞‍♂️席を案内すれば満面の笑み(でも揺れに少しビビりつつ)でご満悦。味覚が引っ張られたのかカレーをシェアしながら「ハウス(このお店のスポンサー)最高🙌」と盛り上がりました。

冬の海沿いは風がより寒く感じられ、急ぎめで人魚の城に入ると「俺、ここに住みたいっ…☺️」とご機嫌なAくん。スリル系の乗り物が苦手なため、代わりにクラゲが優しく上下する乗り物を案内。最初の上昇だけビクついたけれど、ゆったり降下する様子に安心し「俺TOT(上昇して一気に落ちる乗り物)今乗ってるわ！」と調子に乗る姿が微笑ましい😁

回ったコース

限られた時間内で私が望んだようにA君をエスコートさせてもらいました。「夢と魔法の王国」より難解な地形のため(行ったりきたりするだけで時間がかかる)、効率よく回るには右回りか左回り1周のコース取りとショー中に人気の乗り物は乗っておくことが必要です。

今回はアラビアな所から未来の海に回る左回りコースにしました

• アラビアな所でカレーポップコーン購入

• 魔人🧞‍♂️の二階建メリーゴーランド(紫のレアカラー魔人おすすめ)

• 園内で比較的お求めやすいカレー屋さん(合盛りカレーおすすめ)

• 人魚ラグーン🧜‍♀️内にてプレイグラウンドで遊ぶ。実は水が出るところ大人も遊べるし、意外と盛り上がる(仕掛けも多くて地味に楽しい)

• クラゲが上下するTOT😇

• ピノキオの劇中遭遇するクジラ🐳のお腹の中で買い物するコンセプトのお土産屋さん散策。足元が柔らかくて楽しい。カチューシャの種類が意外と豊富で試着もしやすい。

• 奇妙なアイランドの洞窟を越えて未来の海へ。A君が乗りたがっていた「カクレクマノミの海探索」に10分位の待ち時間で乗車。浸水時に両手でハンドルを握る姿が巨大ロボ動かしそうで微笑ましい(＾ω＾)

• タラの岬へ移動。クマの🧸専門店でお土産購入。ショーの時間帯に行けば、ほぼ人はいないのでゆっくり見られます

• 右手に処女出港する大型客船を眺めつつ🚢チラッと|ω･` )ショーを見ながら退園

少しだけ慌ただしかったけれど概ね予定通りこなせました🙌

癒しますとか幸せとか楽しませるとか

ホテルへ向かう電車内で少しだけお仕事の話に。専業のA君は、このお仕事に誇りと喜びを感じていて、しばらく辞めるつもりは全く無い。それは特に問題を感じなかったけれど、「一生の仕事で天職」と言われたのは軽く衝撃を受けました。
何らかの目標があり、キャリアパスとして女風セラピストを始めて辞めていく人を何人も見送ってきた身としては、｢一生死ぬまで女風セラピストとして、会ってくれるお客さんみんなを幸せにしたいし楽しんでもらいたい。そのために全力で頑張る」と言う発言に正直受け入れ難い何かを覚えました。

パッケージされた優しさ

夕ご飯は持ち帰りにし、ホテルで食べるつもりと完璧な工程……だったはずが、部屋の予約が確定していないという信じられないトラブルが起こりました😱ちゃんと名前も電話番号も伝えていたのに、個人情報管理はどうなっているのか…… その憤りと「部屋がない」焦りで血の気が……🫠⚰️
Aくんは不測の事態に動揺しフリーズしかけているので、即座に「ハピホテ(レジャーホテル検索アプリ)」で空き室を検索し電話で確保(その時間2分ほど)お部屋を地道に探すことは避けられました_:( _ ́ω`):_
入室後、慣れた手つきで持ち帰ったご飯を温め直したり、お風呂の準備を始める上着を着たまま15分経過のA君は動揺が抜けきれていない様子。
心身ぐったりしながらも用意してくれたご飯を食べ、溜めてくれたお風呂に入ろう……とするとお風呂の栓が半分浮いていたので🫥、 私もA君も内容はともかく疲労がたまっていたのかも知れません。時間を大幅にロスした為、湯船でイチャつくことも無く、淡々と身体を洗ってベッドで施術を受けました。
私の運動量が格段に増えたので最早整体レベルじゃないと難しいとは言え、終始強さ確認など声をかける気遣いあるオイルトリートメントが終わると、残り時間はだいぶ少なめ……
「話でもする？」と声をかけたところ心外な表情で「そこはイチャイチャでしょ」と返されました😧(そういうサービスを提供するお仕事でした)

気持ちのテンションが電車内のままだったこともあり乗り気になれず、何となく上の空な自分を否定できませんでした。随時「キスしていい？」「噛んでいい？」と言う確認さえも何となくわずらわしく感じる自己嫌悪も湧き上がり、結局セクシャルなマッサージはお断りしました。オイルトリートメント時の声掛けはあんなに有難いと思ったのに不思議です😞

幸せかどうかは当該者である利用者さんの感覚によるものであって、「幸せにして貰える」と利用者さんがセラピストへ期待を寄せるものでも、「幸せにする！」とセラピストが張り切ることでもないと個人的に考えているため、何となく引いた気持ちになったのかも知れません😢
強いて願うならば「女風を使うことで傷ついたり悲しい思いをしたくない」だけです。

「傷つきたくない、出来れば楽しい時間になって欲しい」と言う願いは、後日のある事で叶いませんでした。長くなりましたので今回はここまでにします😔