5度の妊娠、でも子なし。

タイトル通り、私は5度妊娠しましたが1度も出産に至っておりません。
5度とも流産したためです。


時系列順にお話致しますと、

  • 2020年2月(胞状奇胎の疑いのため処置)

  • 2020年7月(胞状奇胎の疑いのため処置)

〜大学病院での処置、通院開始〜

  • 2021年1月(自然排出)

  • 2021年6月(胞状奇胎の疑いのため処置)

〜不育症クリニック通院〜

  • 2021年10月(化学流産)

以上となります。
全て自然妊娠・心拍確認前の初期流産です。


2020年2月

初めて妊娠が発覚した2020年2月、生理予定日+1weekの頃に婦人科で度々お世話になっていた病院へ行きました。
胎嚢(赤ちゃんを育てる袋)と卵黄嚢(赤ちゃんの栄養)が見え、「おめでとうございます。」と。
採血をし、太るなといわれ(悲しい)、妊娠についての注意書き、おおよその出産予定日等が書かれた書類を渡され、その日の診察は終わりました。
お会計は保険適用されていなかったため、おそらく通常の妊娠健診超音波の価格だったと思われます。

診察していただいた翌週頃に下腹部にわずかな痛みと少量の茶色い出血があり、不安になって問い合わせて病院へ向かいました。
綺麗な楕円だった胎嚢が三日月のように歪になっていました。
「うーん、、次週もう一回来れますか?」
「今日エコーを見た段階ではなんとも言えません」
気遣ってくださったのか、流産という言葉は一切出ませんでした。
ですが、先生の表情でなんとなく察しはつきます。
初めて来てくれた赤ちゃんを信じてあげなければならないのに、毎日毎日悲しくて苦しくて泣き続けていました。

翌週エコーに移ったのは三日月だった胎嚢がポツポツといくつかの小さな丸になったものでした。
私は妊娠組織が体に吸収されていく過程なのかな、と勝手に思いましたが違ったようです。
「赤ちゃん育ってないね」
「胞状奇胎の恐れがあるからね、小さいけど処置しないとだめだね。」
ボロボロと泣きながら、病気の説明を受けました。
(胞状奇胎は癌化する可能性がある絨毛性疾患と解釈しております。)
結果から申し上げますと、全妊娠において胞状奇胎ではありませんでした。

処置した後は経過観察として何度か診察し、ひとまず通院は終了しました。

(整形外科で元気そうなご老体の方が引くほど湿布持って帰るのは保険適用なのに妊娠出産は病気やケガじゃないんで!!!の一点張りで自費なのまじ何)
(妊婦健康診査受診券(補助券)があるからってのはまあまあまあ百歩譲るとして、回数制限あるの何)(もらったことないけど)

(子供増やす気あるん?)



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