石井好子(1922.8.4-2010.7.17)『いつも夢を見ていた よく食べよく歌いよく生きた巴里東京ぐらし 河出文庫』田中みはる聞き書き 川上弘美解説 河出書房新社 2020年8月刊 208ページ 「人生がバラ色に見えるとき」『作家と酒』平凡社 2021年9月刊 「かもめ」他 King Crimson "Improvisation [1]" (1973.5.14) Cleveland, Ohio, USA 日記 2021年4月8日 庭のフキノトウ 鶏シューマイ 他
日記
2021年4月8日
午前2時55分起床 室温15.5度 湿度51%
糸島市天気・最低最高気温予報
本日4月8日午前6時 晴れ 7.9度 最高気温 午後2時 18.9度
明日4月9日午前4時 晴れ 7.3度 最高気温 午後0時 16.8度
https://tenki.jp/forecast/9/43/8210/40230/1hour.html
庭のフキノトウ
2021年2月22日撮影
https://urbanlife.tokyo/post/54373/3/
東京で広がる「鶏シューマイ」とは何か
ギョーザ人気の陰でひそかなブーム
「2021年3月に立川駅南口にオープンした
焼売のジョー(立川市錦町)は、
川崎、多摩、町田に続く
同名の居酒屋チェーンですが、
こちらもメインは「鶏シューマイ」です。」
https://www.shumainojo.com/
https://dramaticdramatic.com/syumaisakaba-isii/
「福岡に2018年に誕生した焼売酒場いしい(福岡市)
福岡はギョーザの聖地・宇都宮や浜松に負けないほど
ギョーザを食べる文化が定着していますが、
焼売酒場いしいはあえて文化のないシューマイをセレクト。
鶏を食べる地域ということもあり、地元産鶏を使用、
気軽に立ち寄れるカジュアルな居酒屋スタイルの
シューマイ専門店としてスタートしました。
その後たちまち人気店となり、現在福岡で5店舗を展開。」
サンキュ!
https://39mag.benesse.ne.jp/lifestyle/content/?id=100421
「甘藍」と書くのは、どんな野菜?
1年に何度も旬があって毎日の食卓に欠かせないあの野菜!
https://bg-mania.jp/2021/04/04390085.html
「完全にぐりとぐら」...
絵本みたいなパンケーキ作れるホットケーキミックス
King Crimson
"Improvisation [1]" (1973.5.14)
Cleveland, Ohio, USA
https://www.youtube.com/watch?v=fvJHUkz6LAg
https://www.y2mate.com/youtube-mp3
a day at the edge of the world
Gold Standard 58713XK1-CAT003
http://picnic.to/~marika/boot/crimson/edge.html
http://picnic.to/~marika/boot/crimson/crimson05.html
2004年6月18日購入
天神 ティーンエイジ・ドリーム・レコード
1,800円
ラジオ放送?録音ブートレグ
ジャケット記載 March 1973 は誤り
1973年春の米国公演
4月18日~5月22日 26会場
十九日目
https://www.dgmlive.com/tour-dates/255
Robert Fripp (1946.5.16- )
Guitar, Mellotron
David Cross (1949.4.23- )
Violin, Mellotron, Keyboards
John Wetton (1949.6.12-2017.1.31)
Bass, Vocals
Bill Bruford (1949.5.17- )
Drums, Percussion
7分20秒ほどのインプロヴィゼーションです。
「『音楽を目新しくするには二通りの方法がある。
一つは既存の曲を絶え間なく作り替えてゆくこと。
そしてもう一つはその場でのインプロヴィゼーション。
或いは、やっていくうちに作り上げていくという事である。
当時[1973-74]の我々のポリシーは
書き下ろしていない曲を2曲はやるという事だった。
当時のイギリスのジャズ界でそれは「フリー」と呼ばれ、
クリムゾン用語では「ブロー」だった』
ロバート・フリップ 1992年」
http://picnic.to/~marika/boot/crimson/crimson05.html
石井好子(1922.8.4-2010.7.17)
『いつも夢を見ていた
よく食べよく歌いよく生きた巴里東京ぐらし
河出文庫』
田中みはる聞き書き
川上弘美解説
河出書房新社 2020年8月刊
208ページ
那珂川市図書館蔵書
https://www.amazon.co.jp/dp/4309417647
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309417646/
「没後10年。華やかなステージや、あたたかな料理エッセイ――
しかしその背後には、大変な苦労と悲しみがあった。
秘めた恋、多忙な仕事、愛する人の死。
現代の女性を勇気づける自叙伝。
解説=川上弘美
石井好子(イシイ ヨシコ)
1922年東京生まれ。
52年、パリでシャンソン歌手としてデビュー。各国の舞台に出演し、帰国後はエッセイストとしても活躍。『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』(河出文庫)等著書多数。2010年逝去。」
単行本
『いつも夢をみていた
女の自叙伝』
婦人画報社 1988.2
197ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4573200096
『精選女性随筆集 12
石井好子 沢村貞子』
文藝春秋 2012.12
https://www.amazon.co.jp/dp/4166403303
を編んだ、
1958年4月1日東京都生まれ(どこだろう? 3歳から杉並区)、
雙葉小学校・雙葉中学校・雙葉高等学校・
お茶の水女子大学理学部生物学科卒業、
田園調布雙葉中学校・高等学校生物教員(1982-1986)、
1996年「蛇を踏む」第115回芥川賞受賞な
川上弘美さん(身長176cm?)の
「解説 光と影」p.196-200
を読みました。
「成就するまでに少なからぬ困難をともなった
二度目の結婚についてのエッセイがあれば、
ぜひ[上掲書]の中心に置きたいと思った。
…が、実はいちばん入れたかった、
二度目の結婚相手である土居通夫氏とのことについてのエッセイは、
ついに適したものを見つけることができず、収録をあきらめた。
土居氏との関係を深く掘りこんだエッセイを、
わたしは最後まで見出すことができなかった。
ところが本書では、
わたしがいちばん読みたかった土居通夫氏との生活が、
こまやかにつぶさに、語られている。
聞き書きの自叙伝、というかたちであることが、
夫婦の生活を書きとめることを可能にしたにちがいない。」
p.197-198
「後半、土居氏と恋に落ち、長い時間をかけて結婚にたどりつき、
そしてしまいに土居氏に先立たれたことを聞き書きした部分になると、
石井好子の[なんとも気分のいい向日性にとんだ筆致で描かれた]
エッセイとは異なった感触の読後感となってくる。
愛する夫を亡くした悲しみ、ということだけでは
説明のできない、不思議な暗さである。
…
本書は聞き書きであるために、また聞き書きをした
田中みはるさんが優れた聞き手であっただろうがゆえに、
石井好子が自分でエッセイを書く時には
決してあらわれなかった、
結ぼれたさまざまな思いを読むことができる。
おそらくそれは、石井好子自身にとっては、
少しばかり面映ゆく、またもしかすると
少しばかり腹のたつことだったかもしれない。
よそさまに見せずに、
ひっそりと自分の中にとっておいた何かを、
こうして光のもとにあらわにされてしまったのだから。」
p.199-200
読書メーター
石井好子の本棚
登録冊数4冊
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091572
1955年1月生まれな私は、小学生の頃(1960年代後半)、
母(1921.1.4-2013.2.14)の本棚に並んでいる
『暮しの手帖』に連載されていた
「パリの空の下オムレツのにおいは流れる」が好きで、
何度も読んでいました。
石井好子(1922.8.4-2010.7.17)
https://ja.wikipedia.org/wiki/石井好子
石井好子
かもめ
Les Goelands
https://www.youtube.com/watch?v=ytS3ECk1ii0
かもめ
Provided to YouTube by King Records
https://www.youtube.com/watch?v=vSn0DZU1XCk
「枯葉」
Les Feuilles Mortes
石井好子
ヴェルレーヌ「枯葉」フランス語朗読
4:01
https://www.youtube.com/watch?v=aMlHbDyiztw
石井好子
夏の思い出 (昭和24年)
江間章子 作詞
中田喜直 作曲
https://www.youtube.com/watch?v=8BprZ8bvh40
石井好子・美輪明宏コンサート
恋心・枯葉・ドミノ・愛の讃歌他
NHK「ふたりのビッグショー」1995
28:14
https://www.youtube.com/watch?v=9NHmTnlRQ0M
石井好子(1922.8.4-2010.7.17)
「人生がバラ色に見えるとき」
『作家と酒』
平凡社 2021年9月刊
p.194-195
「音楽学校[東京音楽学校(東京芸術大学)声楽専科1942年卒業]の学生になって友人達と山中湖へ遊びに行った。先輩がおいしそうにぐいぐいとビールを飲みほすのにつられて私も飲んでみた。泡だらけのにがい飲みものは意外やさわやかなおいしい飲みものなのだった。それだけではなかった。飲んでしばらくしたらほんわかした気分になり人生がバラ色にみえた。
以来私の人生からお酒は切りはなされないものとなった、と言っても過言ではないだろう。喜びにつけ飲んだ。所在なさにつけ飲んだ。悲しみに打ちひしがれながら飲んだ。「あなたってどんなに疲れていても一杯飲むとみちがえるように元気になるのね」パリ時代[1950年代前半?]一緒に住んでいた朝吹登水子[1917.2.27-2005.9.2]にいわれた事がある。」p.194
「私の誕生日に登水子が贈ってくれたグラス、うすい金色をしたグラスに白いワインを入れる。パリの夕暮れがみえる。赤ワインを入れる。キャフェで友達とおしゃべりをしている私がみえる。日本の冷酒、草野心平さんの詩と字が目に浮かぶ。シャンペンを入れればそこはかとなき遠い恋の思いも胸によみがえる。そして飲みほしてしまったら、何もみえない。夢が終わって、そしてお休み。」
p.195
「出典
『私の小さなたからもの』
河出文庫」
p.289
石井好子さんが何歳の時に書いたのか知りたい読者は
文庫本を買え!
というのが
「著者略歴・出典」担当編集者の意向なのか、
不親切だなぁ。
初出を明示すればいいだけのことなのに。
目黒考二(北上次郎 1946.10.9-2023.1.19 )
『本の雑誌風雲録』1985.5
「簡単に手に入る文庫本を1冊あげておけばいい、
と言う人もいるが、なんだか手を抜いているようでイヤだ」
『社史 本の雑誌 1』
本の雑誌社 2021.6 p.99