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アラン・リー(Alan Lee 1947.8.20- )『ホビット トールキンとアラン・リーのファンタジー・イメージ画集』山本史郎訳 原書房 2020年9月刊 B5判 198ページ

アラン・リー(Alan Lee 1947.8.20- )
『ホビット
 トールキンとアラン・リーのファンタジー・イメージ画集』
山本史郎訳
原書房 2020年9月刊
B5判 198ページ
2020年11月2日読了
福岡市総合図書館蔵書
https://www.amazon.co.jp/dp/456205784X
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784562057849

「『指輪物語』や『ホビット』をはじめとする
トールキンの挿絵を手がけ、映画
「ロード・オブ・ザ・リング」の製作にもかかわった、
現代を代表するファンタジー画家として高い評価を受けている
アラン・リーが、「ホビットの世界」のイメージを
あますところなくデッサンほかで表現した傑作画集!」

「繊細な鉛筆画と、美しい水彩画ミドルアースの決定的なイメージ!
スケッチと初期のコンセプト画が満載。
アイディアの段階から完成にいたるまでの過程が手にとるように分かる。
本書のために新たに描かれた多数のフルカラーの絵やスケッチもふくめ、
200以上の豊富な図版が掲載された決定版!」

https://en.wikipedia.org/wiki/Alan_Lee_(illustrator)
1947年8月20日英国イングランド生まれな
挿絵イラストレーター・映画コンセプトアートデザイナー、
Alan Lee による 
The Hobbit Sketchbook (2019.1)
https://www.amazon.co.jp/dp/0008226741
の翻訳。

2020年6月に読んだ、
アラン・リー
『ロード・オブ・ザ・リング
 トールキンとアラン・リーのファンタジーイメージ画集』
山本史郎訳 原書房 2020.4
https://note.com/fe1955/n/n041794d9f9c8
の続篇。

映画
『ホビット 思いがけない冒険』
『竜に奪われた王国』
『決戦のゆくえ』2012-2014 
の元になったデッサンと水彩画(The Hobbit (1997) の挿絵?)を
ゆっくり眺めて楽しみました。

DVDエクステンデッド・エディション
を観直したいなぁ。
9時間以上かかるけど
(メイキングも全部観ればその三倍以上!)。
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/3722770594464219

午前4時15分起床 雨 室温18.1度 湿度63% 昨日は、夕食後に DVD『ホビット 竜に奪われた王国 エクステンデッド・エディション』2013 https://www.allcinema.net/cinema/341645 https://www.amazon.co.jp/dp/B00MBAQOJ8 を観ました。寝不足です。

Posted by 山本 鉄二郎 on Sunday, April 19, 2020



目次
袋の小路
わびしい荒野
霧の山脈
荒れ地
闇の森
湖の町
谷とエレボール
バードとスマウグ

「映画版の制作をするさいに、
『ロード・オブ・ザ・リング』と
『ホビット』で大きく違っていたことがひとつある。
『指輪』ではミニチュア模型に大々的に依存し
(城市(まち)、城塞、塔、洞穴などあわせて80ほどの模型があった)、
ロケの撮影分に、マットペイントの画像とCGの背景を
合成させるという方法がもちいられた。

これにたいして『ホビット』では、
セットやロケで撮影されたもの以外はすべてコンピュータで作画された。
これは物理的にモデルを作る作業に似たところもなくはないし、
最終的なできばえには目をみはるものがあるが、個人的には、
架空の場所が現実のモノとして目の前に存在し、
細かい手直しをじっくりとおこなうときのワクワク感が
なんともなつかしい。
何時間も熱中してボール紙でお城をつくった
子どものころの思い出につながっているからだ。」
p.109「ドル=ゴルドゥール」

https://en.wikipedia.org/wiki/Dol_Guldur
Dol Guldur (Sindarin: "Hill of Sorcery")
によれば、発音は
「ドル=ゴルドゥール」なのでしょうけど、
瀬田貞二訳に慣れ親しんだ私には、
ドル・グルドゥアですねぇ。
https://arda.saloon.jp/?ドル・グルドゥア
https://arda.saloon.jp/?死人占い師

「ピーター[ジャクソン監督]は舞台裏のスタッフをちらりと
映画の画面に登場させて、顔見世のチャンスをあたえるのが好きだ。
わたしも『ロード・オブ・ザ・リング』で2度
そのような機会をもらったが、『ホビット』では、
ジョンとわたしは旅の一行が湖の町から出発するときに
伝統衣装をまとい、調子外れのファンファーレを奏する
楽団のメンバーになった。

楽器は自分たちが独自に設計したもの。
ところが、設計しているときは他人事(ひとごと)で、
扱いやすいかどうかなど考えもしなかった。
わたしの楽器は予想の3倍も重かった。
いやはや、因果応報とはこのことだ。」
p.145「湖の町」

読書メーター
トールキンの本棚(登録冊数33冊)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091253

https://note.com/fe1955/n/n041794d9f9c8
アラン・リー
Alan Lee (1947.8.20-)
『ロード・オブ・ザ・リング
 トールキンとアラン・リーのファンタジーイメージ画集』
山本史郎訳
原書房 2020年4月刊
B5判 256ページ

https://note.com/fe1955/n/na4373e82b795
ジョン・ハウ(John Howe 1957.8.21- )
『ミドルアース
 トールキンとジョン・ハウのファンタジーイメージ画集』
山本史郎訳
原書房 2020年2月刊
B5判 200ページ



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