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[ADDress家守体験記 No.4]D君から、節約を徹底しながらの多拠点生活スタイルを学ぶ。

この方には、この頃(2022~2023年はじめ頃)のアドレスホッパーの実生活を見せてもらいました。
わたしの好奇心を満たしてくれた会員さんです。

この家守体験記に登場するみなさま、D君も含めてもうみなさん、現在は次のステージにいらっしゃるような気がします。

このD君は大学生ぐらいに見える、20代の華奢な男性でした。
車で到着すると直ちに大量の荷物を運び込まれる。5日間の滞在なので、それなりに荷物は多いようでした。

こちらへの到着前すでに、食材の買い物を済ませていました。
大量パックの挽肉と、大量パックの鶏肉、を冷蔵庫にどんどん入れていって、お米も持参の荷物からおろしていました。

移動しながらの生活って、こんな風なんだ〜と、
実際の様子を目の当たりにして、やはり少しの驚きがありました。

思わず「これ明日から料理されるの〜?」とお声かけしました。
笑顔でハキハキと「はい。平日の仕事の時は殆ど自炊で、たまにその土地のものを外食してます。」
D君はADDress歴は半年ほどで、もとの住まいは引き払い、住居はこのサブスク利用だけだと教えてくれました。

こういう普通の生活を、車に荷物積んで移動しながら行う。それがアドレスホッピング、、、なのか。

到着からまもなくして、階下の共用キッチンから調理をしている匂いが立ち上ってきました。
じつは、工事費を抑えるため本格的な換気扇を付けなかったのです。
それを、猛烈に反省する事になりました。思わず共用キッチンのある1Fと自室が繋がる階段脇の窓を、極寒の中開け放ちました。

このD君は、話しかけたら実に感じよくハキハキと応答をしてくれました。

次の日に少しお話ししたのですが、昨日は全ての持ち込み食材を調理し、タッパーに小分けするところまで仕上げたのだそう。

それから、1週間程度の滞在期間、平日お昼はお部屋にこもって仕事・土日は車で観光などで過ごしていたようです。

D君の滞在最終日、ちょうど初日の滞在になるアラサー女性Fさんを交えてお茶会をやってみたところ、とても楽しそうな笑顔を見られました。思いきってお誘いしてよかったなぁ。

我が息子とあまり年齢も変わらないD君は、多拠点生活しながら節約を徹底して丁寧に生活していました。
わたしは、節制のために多拠点生活をしている人がいる、と考えたことがなかったけど、いろんな事情がからんで一時的にでもこういう生活を選ぶ、ということもあるのかな、と気づきをもらいました。

このころADDressでは、サブスク的な運用を辞めることになり、現在採用しているチケット制の新料金プランをリリース予定していました。
家守にはだいたいの内容を教えてもらっていましたが、会員さんにはリリースするまでは伏せておいて、ということでした。

D君に黙っておくのはとても心苦しかったです。
彼の利用の仕方だと新プランの利用料は倍以上に跳ね上がるのですから。