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休校期間をグータラ過ごしてしまった受験生が今すぐに始めるべきこと

 中3生であれ,高3生であれ,10か月後に入試がやってくるとわかっているのに毎日勉強が手につかず,グータラな日々を過ごしている皆さんへ。

「受験生」へ気持ちを切りかえて!

 中3生,高3生と「受験生」は同じように聞こえるかもしれませんが「似て非なるもの」です。1日も早く「受験生」へと進化しましょう。

指示されたノルマをきちんとこなせば終わり・・・中3生,高3生
言われなくても心構えをしっかり持ち日々自分で自分を成長させていく・・・受験生        

 です。先生や親に「勉強しなさい!」と言われなくても自ら机に向かう。今やるべきことはスマホをいじることじゃないと自制できる。

今日から自分の行動を変えてください。

「やる気がでないからやれません」と言っている限り受験生ではありません。

「やる気があればできる」のは当たり前
「気持ちが乗らないときにいかにして勉強を進めるか」
         が今後の人生を左右するほどの大きな差になる

 ことを,おそらく誰からも指摘されたことがないのでしょう。
自分の気分に左右されず,いつからいつまでに何をこなすかを決めて,自で決めたノルマを消化すること」を習慣にすればよいのです。この習慣は一生ものですから,よくも悪くも皆さんの一生に影響を及ぼします。多くの企業が「難関大学卒業者」を採用しようとするのも,「彼らがこの習慣を身につけている可能性が高い」と考えているからなのです。
 これは在宅勤務・テレワークといったアフターコロナの働き方の変化とも関連します。「努力・経過」ではなく「成果」だけを求められる働き方が世の中の主流になる日がもうそこまで来ている以上,自分に言い訳をして自分を甘やかす習慣が身についている人なんてどこの組織でも必要としません。

 もちろん,自分で決めた学習プランを上手く消化できず意欲が低下してしまうことはあります。そこで投げ捨ててしまったら何もかも終わり。
 最初に立てた計画が上手くいかなければ,何がいけないのか原因をつきとめ,修正をしていきます。社会人になるとこれを「plan do see」と呼びますが,このプロセスを理解し実行できるのが「受験生」です。
 もう一度言います。

自分の気分に左右されてやるべきことを後回しにしてしまう

 人間は,アフターコロナの世界では居場所をなくしてしまいます。
企業にとっても,そんな人材は「現状抱えている社員」だけで充分すぎるほどいるのですから。
 
 今日から自分の行動を変えましょう。
 この1年間で身につける習慣は,よくも悪くも皆さんの一生に影響を及ぼします。

時間の「見える化」を心がけ,勉強を継続しよう

 それでは「勉強を継続するコツ」について,もう少し詳しくお伝えします。
まだ「受験まで10カ月もある」と思うと,ついついのんびりしたくなるもの。しかし,よく考えてみましょう。1日2時間,月~金の5日間勉強すると仮定して1週間で10時間。5月から1月まで36週間あるからかけ算して360時間。5教科で割り振って,1教科に使える時間は72時間。
 72時間とは丸3日。これだけの時間で中1から中3までの学習内容を全部復習して,入試問題に対応できるレベルに到達できるでしょうか。おそらく答えはNoでしょう。
このように,自分の持っている時間を「見える化」してみると,自分のやるべきことが見えてきます。勉強時間でいえば,平日に「1教科につき20分」をプラスして,1日の学習時間を3時間20分にするだけでトータル660時間まで増えます。

 このような考え方を習慣にしてしまいましょう。
次に,学習計画の立て方です。仮に学校が再開されたとしても,土日や連休にまとめて学習して帳尻を合わせる学習スタイルを1年間続けるのは難しいと思ってください。
 部活があろうが疲れていようが,必ず平日の勉強を習慣にしてサボってはいけません。
 すぐに始めてほしいのは,自分の行動を客観視することです。まずは計画を立て,自分の一週間について様子を見てください。それが最善・最適のサイクルや計画にならなかったとしても心配ありません。むしろ計画を立て客観視することで,最適な計画の立て方がわかるようになります。
 例えば夕食の時間を遅く設定しすぎていたり,眠くなる時間帯に「最も苦手な教科」の勉強を割り当てていたり,といった学習効率を下げている要因が「見える化」できれば,それを細かく修正していくことで「自分にとって最適の学習サイクル」が出来上がります。

 休校期間中に最も注意してほしいのは,

起床時刻を一定に保つ

 ことです。前日何時に就寝しようとも,起床時刻は同じにしてください。
学校がある日と同じ時刻(だいたい7時前後かな?)で決めておき,朝食後に「午前中の一勉強」を終わらせるスケジュールが好ましいです。

 繰り返しになりますが,アフターコロナの働き方は「自己管理」が中心になるはずです。おそらく今,在宅勤務で働いている人の中にも

在宅勤務だと自分に甘くなって成果を出せない→不要な人

 と評価が急落している人がいるはずです。コロナ前の社会では,
 ・上司が残業しているから私も→上司の覚えめでたい→評価大
 ・能力は大したことがないが一生懸命取り組む→評価大
 という人が,どの会社にもたくさんいたわけです。

 そんな人たちも最初は「在宅勤務か,電車に乗らなくていいならラッキー」くらいに思っていたことでしょう。自己管理の習慣がない人なら「自宅にいるのだから,少しくらいサボってもばれないや」くらいの感じで仕事に取り組んでいたことでしょう。
 しかし,在宅勤務が1か月にもなれば全部バレます。評価は急落,そしてそう遠くない未来に「不要な人」扱いを受けることでしょう。

 皆さんは絶対にそんな大人になってはいけない。

 自分の未来のために,自分でスケジュールをたててストイックにそれを消化する経験を,この休校期間に体験してください。
 その日の気分で机に向かう時間も違い,勉強しようと思った時点で「今日は何を勉強しようかな?」と考えて始めるようでは,いつまでたっても「未来の自分」にプラスにはなりません。いきあたりばったりではなく,自分の経験から学んだことをもとに「自分の学習サイクル」を確立してしまいましょう。「今日,何を勉強するか」は前日の風呂の中でも考えることができるはずです。寝る前に翌日のノルマを書きだしておき,自分の決めた学習計画に沿って一つずつ潰していくだけでOKです。あとは「自分で決めたことを自分で守る」,つまりすべてにおいて「自分に言い訳をして甘やかす」ことを徹底的に排除してしまえばよいのです。

 「そんなこと無理だよ」

と言う人は,大人にだってたくさんいます。自分ができないから,できない仲間を増やして安心したいだけの人たちが。
しかし,あと数年後には間違いなくこの人たちの居場所がなくなります。

「どうせできないよ」「やらなくてもいいよ」

なんて言ってくる大人の甘言は,例え親のいうことであっても無視するくらいでちょうどいい。せめて学校が再開されるまで,まずは自分と厳しく向き合って

 やると決めたことは徹底的にやりきる

経験を積みましょう。





 

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教育クリエイター,著者,進学塾講師(数学)。高校への数学(東京出版)にて図形メイン記事を連載。難関高校受験生向けの数学教材など,自分が持つコンテンツを随時公開していきます(無料・有料あり)仕事詳細はhttp://akita-hirokazu.com/

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