夢中→???→努力 4年 中村陸
みなさんこんにちは、そして初めまして。
本日のブログを担当する、4年の中村陸です。
拙く、まとまりの無い文章ですが、このブログから誰か1人でも何かを感じられたなら私は満足です。よろしくお願いします。
【東洋大学を選んだ理由】
高校3年の春、進路相談を監督とした時に、柏レイソルユースに所属していた私は卒業後トップチームに昇格できる可能性が限りなく低いことをわかっていた。
だけど大好きなサッカーをまだまだ本気で続けたい。かといって社会人や海外でプレーする勇気は無く、当たり前のように大学サッカーを選んだ。東洋大学を選んだ理由は自分を必要としてくれたから、ただそれだけです。スポーツ推薦での入学を考えていた私は1番初めに声をかけてくれた東洋大学に二つ返事で入学入部を決意した。本当に嬉しかったし、感謝しています。東洋大学に来て素晴らしい仲間に出会えた私は既に勝ち組です。
お次に、今回ブログを書かせていただくにあたってサッカーを通じて大切だと思ったことをざっくりとつらつらと、ちょっと生意気に気取りながら書いてますが滅多にないことなのでご了承下さい。
私は5歳のときにサッカーを始めた。
がむしゃらにボールだけを追いかけて、疲労なんて感じたことがなかった。毎朝学校に行く前に父と練習をしていた小学校時代、近所の人に褒められてもピンとこなかった。周りの人からしたら毎日頑張ってるなあ、努力家だなあ、そうみえたかもしれない。でも頑張ってる気なんてさらさらなくてただただ夢中にサッカーを楽しんでいた。
それでも、小学校、中学校、高校と歳を追うごとに、夢が目標に変わっていき、ただ漠然として描いていたカンプノウに立つ姿、日の丸を着けてワールドカップに出場する自分を想像できなくなっていった。
自分の明確な目標と現実を比較する度に浮き彫りになる莫大な差に気づかされ、それが怖くて、焦って埋めようと思った時には夢中の世界から努力の世界に足を踏み入れていた。何かを犠牲にしないと、このままじゃプロにはなれないんじゃないか。という思考だった。
そもそも、努力とはなんぞや、Google大先生によると
「目標実現のため、心身を労してつとめること」
つまり、目標達成のための手段であり、達成できたときに初めて報われる。例えばそれがたとえ自分の嫌いなこと、苦手なことだとしても目標達成のために頑張って、我慢して耐えること。だからいくら努力しても夢や目標が叶わなかった時、こんだけ頑張ったのになんで報われなかったんだ、もっと努力するべきだった、ああしていれば、こうしていれば、考え出したら止まらない後悔に陥るリスクがある。
一方、夢中とは
「心を奪われ、ほかの事を考えない状態になること」
つまり、極論、結果が報われなくてもいい。夢中でそれができているその瞬間が既に幸せとしてリターンを産んでいる状態だからだ。
とはいっても大概の人間はそうはいかないと思う。
好きになって夢中になるが、それだけじゃ満足できずにより高い目標を立てて、努力をすることで目標達成を目指すのでは。
たのしい・好き→夢中→欲求→目標設定→努力→目標達成
しかし、この一連の目標達成までの過程で、努力の割合が強すぎると、ふとしたときに、我慢に耐えられなくなったときに、報われなかったときに、自分はななんでこんなことをしているんだろう。という感情になっちゃうんじゃないかと思うわけです。。(さっきのとはまた違う後悔)
※決して努力を否定しているわけではありません
そこで自分が大事にしているのは
「常にポジティブに楽しむこと」
私は努力の世界に入ってから特にこの事を意識してきた。
自分が試合に出れない時も怪我をした時も、苦しいときこそ、悔しい時こそ、その状況をポジティブに捉えて楽しんできた。初心を忘れずにじゃないけど、常に根本にある夢中の世界を忘れないために。そうやって今までも数々の修羅場を乗り越えてきた。
だから高い目標をもって頑張って努力している人ほど、それに取り組めている時点で幸せだということを、夢中の世界を忘れないで頑張ってほしい、ということです。
気づけば大学サッカーラストシーズン、私たち東洋大学体育会サッカー部にも必ず成し遂げなくちゃいけない「1部昇格」という簡単じゃない、高い目標がある。
思い描いていたビジョンとは程遠い現実、先の見えない不安な状況が続いている。
それでも、こういう時こそポジティブに!
今できることを!今しかできないことを取り組んで、楽しみながら、幸せを噛みしめながら、かけがえのない、忘れられない1年間にしたいと思う。
最後に、忘れられない試合を添えて。
この日を越える最高な試合を歴史に残したい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回は童顔ベビーフェイスマッチョ、天下の長澤昴輝君です!お楽しみに!
東洋大学体育会サッカー部 4年 中村陸
中村陸(なかむら・りく) 1998年5月26日生まれ
カナリーニョFC→柏レイソルU-12→柏レイソルU-15→柏レイソルU-18
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