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向き合う 3年 神谷真由香

本日、部員ブログを担当させて頂く3年マネージャーの神谷真由香です。

まず初めに、いつも東洋大学体育会サッカー部を応援してくださっている皆様、そして保護者、OBの皆様ありがとうございます。
また、リーグ戦等の公式戦開催に伴いご尽力頂いている皆様にも深くお礼申し上げます。


それでは、本題に入ります。


3年生になり、より一層自分自身と向き合う時間が増えました。そしてよくこんな質問を目にします。
あなたの特技は何か、強みは何か、そしてあなたの夢は?

これに対して、正直私は何一つ答えられませんでした。

マネージャーばかりやってきた私には特技と言えるほどのものもなければ、強みも分からない。負けず嫌いというより、失敗する事が嫌いで挑戦することから逃げてばかり。
今考えれば、マネージャーをしたのも自分は挑戦しないという“逃げ”だったのではないか。
そんな自問自答を繰り返し、どんどん自分の夢や頑張る方向を見出した周りの存在に劣等感ばかりを抱いて、私は何を頑張っているのだろうか。何に時間を割いているんだろう。
そんなことを考える時間を沢山過ごしていました。

また、東洋大サッカー部に対しても100%で向き合えていないなと思う瞬間。これが一番悔しくて苦しかったです。


そんな中、きっかけがあり一歩踏み出すことで広がった世界があります。そこで沢山の素敵な方々の生き方、考え方、熱量に触れて、刺激や温かさを頂きました。
どこかモヤモヤしていた部分をスッと落とし込める瞬間、こんな考え方や捉え方もあるんだとワクワクする瞬間。それを自分自身で活かせた時の満足感。(3つ目はちょっと自己満足が入ってるかもしれません。笑)
いかに自分の物事の見方が一面的で視野が狭かったのかという事に気づました。そして、沢山の人や組織を知ることで広がっていく興味や価値観。忘れていた楽しさや、見失っていた目標を再認識することが出来ました。


その中で私が印象に残った2つの言葉を紹介させて頂きます。

正義の反対は悪ではなく、相手の正義であること。考えてみれば当たり前のことですが、ハッとしますよね。忘れてはいけない部分なのに、見失ってしまってることが凄く多いです。自分らしさを持つことは大切ですが、変なこだわりやプライドではなく、見境なく相手の正義と向き合う必要があるなと感じました。
そして2つ目は、相手主語で考えるということ。この言葉は、選手の、スタッフの、チームの最高を作り上げるためにマネージャーには凄く必要な考え方なのかなと思いました。
例えば、皆が良い環境でプレーするためにはどう行動するべきか、選手達を沢山知ってもらうためにどのようにSNSやホームページを運営していくか、スタッフが少しでも負担が減るようどう準備すればいいか、ピッチから1歩離れてるからこそわかるチームのため必要なことは何か。
ですが、そこを意識しながら考えた意見でさえぶつかる事もあります。まだまだ考える力が足りてないんだと反省する反面、とことんこの部に、皆に向き合ってる証拠なのかなとも思い、ちょっとワクワクしてる自分がいます。笑

そう考えるのは、マネージャーを始めた高校時代ずっと一人だったから、大学に入っても同期のマネージャーが居なかったから。何があっても自分が全部やらなきゃいけない、責任を背負わなければいけない、逆にここは私が関わらない方がいいんじゃないか、そんな風にどこか自分で一線を引いて環境を言い訳にしながら、皆にぶつかって失敗する事から逃げていました。

ですが、どんな環境でも、時期でも、存在でも、その全てを生かすも殺すも自分次第です。向き合って考える中で見えてきた相手の事、そして、自分の強みや譲れないもの。少しずつ成長していると感じる瞬間が、自分の自信になっています。失敗することもあるかもしれませんが、失敗を恐れて挑戦しないままでは今までと何も変わらないし、先に繋がりません。
残り1年と少し、この部に、自分に、100%で向き合っていきます。そして、本気で夢に向かっていく選手たちに恥じないマネージャーの背中を作り出します。


長々とまとまりに欠ける文章になってしまいましたが、最後までご覧頂きありがとうございました。

明日は、ストロングポイントである活動量と、優れた得点感覚で日々逞しさが増している佐々木銀士が担当します!チームに欠かせない存在へと成長していく彼がどんなブログを書くのか、ぜひお楽しみに!


東洋大学体育会サッカー部 3年 神谷真由香

神谷真由香(かみや・まゆか) 1999年6月23日生まれ
経営学部経営学科所属

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#東洋サッカー部ブログ2020


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