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今は未来の過去 2年 前田泰良

こんにちは。
2年の前田泰良(まえだたいら)です。
“タイラ”って名前珍しいですよね。よく言われます。是非、この機会に覚えてください。

まだ同じ名字の方に出会ったことがないので知り合いの方がいれば教えていただきたいです。

こういうブログは初めてで1ヶ月程前から今回の部員ブログのために少しずつ考えていたので、最後まで読んでいただけると嬉しい限りです。

まず自己紹介と同時に僕のこれまでの長いサッカー人生についてお話をさせていただきます。

1番最初に伝えたいのがよく「怖い」と言われますが、全然怖くありません。顔が濃いだけだと思います。

格好イイ中村勇太の後輩です。(勇太のブログも是非、アントラーズの魅力が書かれています。)
兄貴みたいな存在で、そんな兄貴とこれからもお互いを高め合っていこうと思っています。
僕はいつからサッカーを始めたのか記憶にはありませんが、気付いたらボールを蹴っていました。母からもお腹の中でよく蹴る子だったと聞いています。小学校1年生から学校の少年団に、小学校3年生の途中から父の勧めで、アントラーズのクリニックに入り、これがアントラーズと僕の馴れ初めです。笑

小学校4年生になるとジュニアというカテゴリーのセレクションがあり、そのセレクションを受けてみないかとクリニックのコーチに誘いを受けました。
これはまだ数少ない人しか知らない話なのですが、当時、そのジュニアのセレクションと僕が住んでいた地域の子ども会の行事でのボーリング大会が重なり、様々なスポーツが好きで運動神経もかなり良かった(はず)僕はどっちに行こうか...となぜかとても悩んでいました。
結局、セレクションを受けたのですが、あの時ボーリング大会を選択していたら、今の自分というものはきっと無いと思います。笑

そしてアントラーズつくばジュニアに合格しました。100人以上の選手がいた中で、当時、オフサイドも知らずに最終選考で試合をしていた僕が合格し6人の中に入れたことがとても嬉しく、大喜びしたことを覚えています。
そこからジュニア、ジュニアユース、ユースとありがたいことに言わば階段式のように昇格させていただきました。正直、ユースに入るまでの小中学生の頃は周りに比べて足も速く、体も大きく、かなり活躍しすぎてしまったと思います。そして、そのかなり調子に乗った状態で、自分はきっとプロになれるだろうとすごい慢心・過信をしながら、ユースに昇格しました。それがものすごく大きな間違いでした。ユースに入るとあっさり当時の監督に鼻を折られました。いや、鼻を折られたというか、自分の無力さを鬼のように痛感しました。
分かる人にはよく分かると思います。

サッカー、寮生活、学校など何もかもが嫌になり、高校1年、2年と何も結果を残せず時間だけが過ぎていきました。今考えると、この2年間がかなり無駄でした。
ですが、この2年間のおかげで自分の甘さ、未熟さに気付くことができたのかなとも思っています。
かなり時間はかかったかもしれませんが、そこに気付くことができて良かったと思っています。その糧があり高校3年では、少しですが結果を残すことができたと思います。
約10年間お世話になった鹿島アントラーズには本当に感謝しています。

この時点でもうすでに長いと思っていることでしょう。すみません。


次に東洋大学の魅力を紹介します。

前日までの部員ブログで何人ものサッカー部員が語っているように、まずは環境の良さが上げられると思います。

最寄り駅からグラウンドも近く、綺麗な人工芝のグラウンド、キャンパス内には自由に使えるジムがあり、夜の練習後にはケータリングという食事のサポート、素晴らしいスタッフ、仲間、の中でサッカーができます。環境が良し悪しということではないですが、本当にサッカーに集中できる環境が整っています。
それを活かすも殺すも「自分自身次第」であり、大学はそのような場だと僕は感じています。

そして次に、これもみんなが言っているように、同期の仲間や先輩です。真面目な人が多く、全員がプロを目指して毎日取り組み、普段から競争しています。そしてみんなとてもうまいです。
少人数のため、顔がわからない人はもちろんいませんし、先輩もかなり、とても、最高に優しいです(ごますり)。良い意味で縦関係が全くないです。特に3年生の一人暮らし組や山下くんにはとてもお世話になっています。これからもたくさんご飯に連れて行ってくれると聞いています。ピッチ内外でとても充実した日々を送ることができます。間違いありません。
逆に少人数だと試合に出れない選手が目立ってしまうという反面があると思います。しかし試合になれば一体感を持ってチームの応援、サポートをし、チームの勝利のために全員が努力をする集団です。そこが東洋の魅力であり、一番の強みだと思います。僕はこれまでもそうですが、大学でもこんなにも素晴らしい人達に巡り合うことができて誇らしく思います。

東洋大学に進学したことを全く後悔していませんし、今進路選択で悩んでいる高校生の皆さんもきっと入ってから後悔することはないでしょう。

他にもたくさんの良い部分があるので、他のブログも是非ご覧になってみてください。


大学サッカーという舞台は個人的にですが、本当に「自分次第」という言葉が合っていると思います。これまで以上に時間というものが増え、その時間を自由に使うことができます。
4年間”も”あるのか。4年間”しか”ないのか。
どう考えるかは人それぞれですが、どこに行っても自分が今ある状況、環境で最大限を尽くし、積み重ね、覚悟を持って取り組むことが重要だと考えています。自分自身が今、置かれている環境で何ができるか、どう工夫してサッカーと向き合うかだと思います。先ほども言いましたが、そういった環境や時間というものを自分にとって活かすことができるのか、もしくは無駄にしてしまうのかで自分の夢や目標を掴めるかどうかに関わってくると思います。この素晴らしい環境や時間を思う存分使い、デザインし、真っ正面から向き合い、うまく自分のものにすることができれば、大学の4年間は遠回りではなく、むしろプラスに変わると思います。

言葉でこういったことを言うのは簡単ですし、正直、僕自身もまだまだ弱い部分があり、その弱さから逃げ出してしまう時もあります。そういった分岐点でどちらを選択できるか、逃げずに向き合うかだと思います。常にめんどくさい方、難しい方を選ぶようにしています。そうした努力を積み重ねることで夢や目標はいつかふとした、何気ないタイミングで掴み取れると僕は確信しています。そのようなタイミングが訪れないということはまだまだ不足しているということです。
今コロナウイルスの影響で、長い自粛期間が続いていますが、ここでも今、何ができるかだと思います。この状況で自分と真摯に向き合い、取り組んでいる人とそうでない人で別れると思うし、コロナウイルスが収束し、再開した後に結果を残した人は「コロナの期間のおかげで、、、」と言うだろうし、逆に落ちていく選手は「コロナの期間のせいで、、、」とまた何かのせいにして消えていくと思います。僕は前者のようなコメントを残せるようにしたいですし、こういった人達が多いチームが強いチームだと思います。
再開後、万全で、また、みんなと笑顔でサッカーに取り組んでいけるよう今を大切にしていきたいです。この「今」が未来を確実に作っていて、この「今」は未来での過去です。
すごく楽しみで、うずうずしています。
自分がやることで自信がつき、仲間にも大事なことは指摘することができます。

指摘することで責任が生まれ、更に自分もやらないといけなくなります。そう言った良い連鎖で強いチーム、強い東洋大学サッカー部を創り上げ、今年一年で必ず関東1部リーグに復帰し、新たな歴史を創っていきたいと思います。今コロナウイルスと必死に戦っている医療従事者の方もそうですし、僕たちには見えないところで、普段通りの生活やまたサッカーができるように進めてくださっている周りの方々への感謝の気持ちを忘れず、これまで以上に「覚悟」と「責任」を持ち、頑張っていきたいと思います。
是非、応援よろしくお願いいたします。

更に長くなってしまいました。
本当にごめんなさい。

上手に筆を進めること、まとめることができず、そして堅い文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただいき、本当にありがとうございました。

次は、東洋サッカー部で8番目におもしろく、そして「残念イケメン」と言われている関西人の松田くんです。どうぞお楽しみに。

東洋大学体育会サッカー部 2年 前田泰良


前田泰良(まえだ・たいら) 2000年7月27日生まれ
鹿島アントラーズつくばジュニアユース→鹿島アントラーズユース


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#僕が東洋大サッカー部を選んだ理由

#東洋サッカー部のいいところ



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