今日を生きる 1年 生出遥人
こんにちは！本日のブログを担当させていただく、東洋大学サッカー部1年GKの生出遥人です。拙い文章になりましたが最後までお読みいただけたら幸いです。
前回のブログから早４ヶ月、自粛期間中で十分なトレーニングができていなかった頃に比べて、今では入構制限があるものの全体練習が再開されるまでに至りました。このように毎日練習が出来るのは、医療の現場で奮闘される皆さんがいてくださるお陰です。心より感謝と敬意を表します。
自分が当たり前のように過ごしてきた生活は当たり前ではなかった。その事を再認識させられる自粛期間でした。今の自分がどれだけ恵まれていて、どれだけの人に支えられていたのか、その事に気づけただけでもこの期間は決して無駄なものではなかったと思います。僕は大学入学するにあたって、今年から一人暮らしを始めることになりました。高校時代は寮生活をしていたため、特に問題はないだろうと高を括っていましたが、今現在自炊という強大な敵に悪戦苦闘を強いられています。食事は自分のパフォーマンスに大きく影響してくるため、できるだけ栄養バランスの取れた献立を心掛けているのですがこれを毎日続けるのはとても辛く、親がどれだけ偉大な存在であるかを再認識させられます。
僕は日常生活にある小さな幸せに気づけるようになったお陰で、自分を受け入れる度合いが大きくなったような気がします。この度合いが大きくなればなるほど、毎日幸せだなと感じる回数が増え、結果的に感情のバランスが上手く取れるようになりました。これはまず他者ではなく自分を見つめ直すことから始めなければなりません。「今日の○○さんの活躍は凄かった」とか「△△さんよりもモテないし」といった他人と自分を比較して判断するのではなく、「美味しいご飯を食べられている」とか「今日も暖かい布団で眠れている」のような自分が当たり前だと思っている生活を振り返ってみてください。勿論幸せのものさしは人それぞれにあって、一概に先程の例が当てはまるのかと言ったらそうではありません。ですが、この振り返りを行って自分が今まで気にもしなかった幸せに気づけるようになったとき、生きていることへの無常の喜びを感じられると思います。
昨今コロナウイルスの影響も相まって暗いニュースで溢れている世の中ですが、今一度視点や考え方を変えてみて小さな幸せに気づいてみてはいかがでしょうか？
次回は闘志溢れる守備が持ち味の笠嶋哲太君です。
お楽しみに！
東洋大学体育会サッカー部 1年 生出遥人
生出遥人(おいで・はると) 2001年7月8日生まれ
ACジュニオール→FCみやぎバルセロナ→モンテディオ山形ユース
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