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4年間で気付いた事 4年 板倉洸

こんにちは。本日ブログを担当する東洋大学サッカー部4年の板倉洸です。

今回のブログでは、4年間の大学生活で気付かされた「人に何かを伝えるのはとても大切」ということについて書いていきます。

なにそれ当たり前じゃん!と感じる人が殆どだと思いますが、僕は大学でその事を強く実感しました。そして伝えるのが上手くなりたいと思っています。



サッカーでは味方への要求や指示、鼓舞する声など「声に出して伝える」事がとても重要です。そして伝える事は連携をスムーズにしたりプレーを成功させたり、勝利にも大きく影響してきます。

僕はCBで長くプレーしてきました。このポジションはキーパーと共に最後列からピッチ全体を見渡し、味方に指示を出しながらチームの守備を構築する役割を担います。そのためには、喋って味方にいろんな情報を伝える必要があります。

「伝える・喋る」という技術はCBにおいて超重要な技術なんです。

でも僕にはその技術が十分に備わっていない事を大学で思い知らされました。

サッカー部に入部した当時の監督に「もっと喋れ」と要求され、一緒にプレーしている仲間には「試合中静かすぎだろ」と言われたこともあります。

そんなこんなで伝える事を意識してプレーするようになり、月日が経って少しは改善出来ていると勝手に思っていました。でも4年生になって監督が代わってからも指摘されるのは同じ「伝える力」について。自分に足りない部分だとはっきり分かりました。

さらに僕が伝える事の難しさ、技術の乏しさを感じたのはサッカーの中だけではありません。

4年生になって始めた就活でもそれが浮き彫りになります。

面接では自分を知ってもらうためにアピールする必要があります。しかしこれがまた難しい。1番伝えたいのは「A」なのに「B」や「C」の話をして、いつのまにか何が言いたいのか分からなくなっている。さらに緊張も相まって全然上手くいきません。

なんとか縁あって納得のいく企業から内定をもらえたけど、それまでは志望度の高い企業の選考に漏れてかなり苦労しました。

こんな事を通して伝える能力の低さを身に染みて感じ、原因を探りました。

僕の中で導き出した答えは単純です。サッカーに限らず日頃から、「思ったことを伝えるというアウトプットの作業を怠ってきたから」というものです。家族にこの話をしたらとても納得してくれたので、本当にこれが原因の大部分を占めてるんだと思います笑

この答えに辿り着くまでかなり時間がかかってしまいました。もし大学卒業とともにサッカーを辞めるのであれば、この気付きをサッカーに活かせる時間はほんの少しです。それでも僕自身の成長のため、何よりチームで結果を出すためにやれる事を最大限やります。

そして社会人になってからも、この伝える力は必要不可欠だと思います。

会社で困っている事分からない事など問題があったならその事実を上司や同僚に伝え、相手の反応から問題解決へと繋げていく。もし結婚して奥さんと一緒に暮らすようになっても似た事が言えるだろうし、それ以外の人間関係を築いていく上でも重要です。

課題を自己解決できれば問題ないですが、会社で働くのも結婚生活を送るのもそんな簡単じゃないと想像しています。そもそも結婚できるか分からないし、あくまでも想像ですが、、、笑

さっきも言ったように僅かですがまだこの東洋大サッカー部で活動できる時間は残されているので、いろんな事を伝えてチームに貢献していきたいです。その結果として、自分の中に伝える力が身に付いたら尚いいなと思います。

そしてこの大学4年間で気付かされた伝える大切さを忘れず、これからの人生に活かしていきたいと思います。

最後までお付き合い頂きありがとうございました!

東洋大学体育会サッカー部 4年 板倉洸

板倉洸(いたくら・たける) 1998年4月6日生まれ
大宮流星→横浜F・マリノスプライマリー→横浜F・マリノスJr.ユース→横浜F・マリノスユース

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