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メンタル 4年 市原亮太

今季から自分の中で変わった部分があります。それがタイトルにある「メンタル」です。

自分自身、どちらかというとメンタルやプレッシャーに弱い人間です。
自分は日常生活から「考えて行動する」事を意識しています。
それは自分の良い部分であり、悪い部分でもあります。

昨シーズンまでは
「ミスしたらどうしよう」
「今日いいプレーが出来なきゃ試合に出れない」
「いろいろな人が見に来ている」

勿論勝ちたい、チームに貢献したい気持ちがあっての上ですが、こんな事を試合前、試合中、練習中に考えていることがあり、時には練習や試合中に嗚咽して気持ち悪くなったりしていました。

ですが今季はそのような事はありません。
自分なりのメンタルセットが変わったからです。
その大きな気づきとなったのが、Amazon Primeで視聴できる「オールオアナッシング」ブラジル代表編で、チッチ監督がコパアメリカ決勝前のミーティングにて語っていた言葉です。

"ゲームに集中することを忘れるな
他のことは忘れゲームに集中すれば
強い精神を保てる

フィールドで必要なのは勇気だ
精神的な強さが求められる
勝てそうな試合でも
負けそうな試合でも
どんな時も勇敢に戦うことが重要だ

中略

勇気を持って挑んだ者だけが成功を手にする

勇気を出せ"と自分に言い聞かせろ
すべて自分次第だ"


長いですがこの言葉です。
一見綺麗事かもしれませんが、自分は勝ちたいが為に余計な事を考え過ぎていたと、大きな気づきを与えてくれました。

それから、他のチームメイトはどうだろうかと考えた時に真っ先に野本が浮かびました。

彼は良くも悪くも、突き進む人間です。余計な事を考えたりしません。そのおかげで日常生活の場面では時々やらかしてましたが笑、プレー中は本当に目の前の事だけを考えてプレーしているように見えていました。

このように自分とは違う考え方を持つ人間から吸収して、自分なりの形に変えていく事が出来ました。

練習ではもちろんフィジカルや技術を磨きますが、心=メンタルセットがうまく行っていなければそれらを発揮する事が出来ません。
今思い返せばいいパフォーマンス出来ている時は決まって勝利や結果にに夢中になってプレーしていました。

関東リーグの大学にいる選手は、技術的にも身体的にもレベルの高い選手ばかりです。勿論東洋も。
差が生まれるのはメンタル面なんだと思います。
ブラジル代表でもメンタルの話が出るくらいなので。

22になってやっと自分なりのメンタルセットを見つけました。
遅過ぎます。
でも遅すぎると思った時がこれからの時間で1番早い時です。
これからも色々な気づきを大事にして成長していきたいと思います。

自分の話なので参考にならなかった人もいると思いますが、以上で終わります。

最終学年に異例の年となってしまいましたが1部昇格、全国大会にむけて勝利の事しか考えていません。
ゴールと勝利でみんなと多くの喜びを得られるよう、自分なりにアツく冷静に1日1日過ごしていきます。

ありがとうございました。

次の担当は川地です。
今季は何度もGKとしてチームを救ってくれています。
以前まではよく川地の家に楽しく泊まったりしていたのですが、最近はコロナの影響や他にも色々あるようで行かせてくれません。
あんなに優しかった田舎者も4年間ですっかり冷たい都会に染まってしまいました。
悲しいです。

東洋大学体育会サッカー部 4年 市原亮太

市原亮太(いちはら・りょうた)1998年5月25日生まれ
東京町田成瀬SC→コンフィアール町田JY→横浜創英高校

#東洋大学 #fctoyouniv #市原亮太

#東洋サッカー部ブログ2020

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