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Vegan 3年 桝谷岳良

こんにちは。
東洋大学体育会サッカー部3年の桝谷岳良です。

最近、色々な大学の色々な人のブログを見て、とても刺激を受けることが多いです。ついこの間の中央大学サッカー部の新井秀明君(フロンターレユースの同期)のブログにはとても刺激を受けました。僕も3年になりましたが公式戦に出られていないのが今の現状です。
正直めちゃくちゃ悔しいし、同じ世代の活躍を見ると半端ではない不甲斐なさが自分を襲います。

小さい頃も今も生活の中心はサッカーです。大学に入ってからなかなか日の目を浴びることのないサッカー人生を送ってはいますが、本当にサッカーが大好きですし、自分の大学サッカーはここからです!なので、今回のブログでは自分がサッカーのために取り組んでいることを書き、自分にしか書けないようなブログを書くことが出来るといいなと思います。

僕は今年の1月の最後から「Vegan」を始めました。
そもそも「Vegan」ってなに?っていう人も多いと思います。
簡単に言うと、菜食主義です。
肉・魚・卵・乳製品を食べません。動物性の食品を摂取せず、植物性の食品で補います。



なぜVeganを始めたのか?
これはNetflixで「ザ・ゲームチェンジャー:スポーツ栄養学の真実」というドキュメンタリーを見たことがきっかけです。ここからはこのドキュメンタリーの情報を基に書かせていただきます。

スポーツ栄養学において最大の誤りは動物性タンパク質への過信だとされています。肉を食べる人が強い!男は肉だ!肉を食べてでっかくなれ!多分多くの人がこのように思っています。ですが、牛肉に含まれるタンパク質は、実は牛などの家畜が餌として食べる植物由来のものです。豚、鳥、牛などの家畜は単なる仲介役であり、全てのタンパク質が植物由来なのです。

すっごくわかりやすい例を出します。
ゴリラは2秒で敵を倒します。闘牛の雄牛はものすごい迫力で襲いかかってきます。でも彼らは肉を食べるでしょうか?食べません。植物が中心の菜食主義です。ですが、ムッキムキで最強です。わかりやすいですよね。肉やステーキが運動のエネルギー源であると勘違いしているのです。

肉!肉!肉!の格闘家世界チャンピオン、コナー・マクレガーがUFCで格下の菜食主義選手、ネイト・ディアスに負けたことは有名な話です。

ここで疑問に思う人も多いはずです。植物性食品でそんなにたくさんのタンパク質を補えるの?
補えるんです。1カップの平豆やピーナッツバターサンドは85gの牛肉や卵3個分に該当します。
自分の場合、「鳥の唐揚げ」は「厚揚げの唐揚げ」に、「ビーフカレー」は「豆カレー」に、肉系の物は大豆ミートで補ったりしています!

さらに、菜食は腱や筋肉の血管を太くし、血液を綺麗にします。そして、傷ついた組織の修復を早め、新しい組織を形成します。免疫力を高め感染症を撃退する効果もあります。植物性食品はタンパク源であり、ミネラル・ビタミンも豊富で抗酸化作用もあります。怪我などの炎症を抑え腸内環境を整え、血液供給や身体能力、持久力も高めるのです。

Veganをはじめて2週間後くらいに行われたyo-yoテスト(体力のある限り永遠にシャトルランをするテスト)では、驚くほど疲れ知らずでチームでトップクラスの数値を記録しました。

アスリートが大切にする筋トレについても興味深い研究結果が出ています。
低糖質が基本であるボディビルダーなどの中では、糖質を取りすぎると筋肉がつかないという情報が出回っています。確かに砂糖などの精製された糖質は体重を増やします。ですが、バナナやサツマイモなどの植物性の糖質は体脂肪の減少と関係があることが判明しました。

これは余談ですが、実際に自分も12%あった体脂肪率は今は8%になり、筋肉量も以前より増加しているんです。
さらに、環境問題の面においても大きな影響があります。
現在、世界の大地の4分の3は農地に使われています。その中で、肉・乳製品・卵・養魚などの家畜は世界の農地の83%を使用しています。
毎年700億以上の家畜が飼育され、飼料に広大な農地が使用されることは、森林破壊の主な要因の一つであり、家畜に大量の水が消費されています。世界の川の25%は海まで辿り着いていないと言われていますが、これが改善されればアフリカの大地は水で覆われ、絶滅寸前の野生動物を助けられるとも言われています。つまり、Veganは世界の環境を救うのです。

ここまで、長々とVeganについて語ってきました。

正直どのくらいVeganによって自分の身体が変わっているのか?パフォーマンスが本当に上がっているのか?これに関しては数値では測っていないので気持ち的な部分でしかわかりませんが、自分の食生活を意識するという部分はとても大切なことであると感じています。毎日続けることが困難であれば1週間で1日、など自分で決めて挑戦してみるのもありだと思います。効果は食後の6〜7時間後から出てくるとされています。
実際に、Veganは日本ではあまり認知されていませんし、外食でVeganに取り組むことは今の日本ではとても困難です。たまたま自粛期間が被って家でご飯を食べることが増えたこと、僕のお母さんが本当に協力してくれて、とても美味しいご飯を作ってくれること、色々なメニューを試行錯誤しながら色々な種類を作ってくれていることがあるからこのVegan生活が成り立っていますし、本当にお母さんにはサッカーで恩返しが出来るように頑張ります。

長くてわかりにくい説明でしたが、詳しく知りたい人はNetflixへ!笑
きっと映像がついていた方が説得力も倍になりますし、やってみたい!と感じる部分が人それぞれあると思うので、とてもオススメです!

まとまらない文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました!

次は、学連でチームを支える高崎佳祐くんです!お楽しみに!


東洋大学体育会サッカー部 3年 桝谷岳良

桝谷岳良(ますたに・たから) 2000年1月9日生まれ
あざみ野FC→川崎フロンターレU-15→川崎フロンターレU-18

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