【ドイツ事情】美容院のシャンプー台(美容院脳卒中症候群に気をつけて!) #35
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※ stand.fm で平日の毎朝7時に配信しています.
Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ.白井宏美です.
毎週水曜日は,ドイツ事情についてお話しています.
先週は,ドイツではリンスはあまり使われないというテーマでお話しました.
理由のひとつとして,(日本は軟水ですが)ドイツは硬水のためなるべく髪を水にさらす時間を短くして髪へのダメージを受けないようにしているという説明をしました.
今日は,その関連でドイツの美容室のシャンプー台についてお話します.
日本へも輸入されている,あのヨーロッパ式シャンプー台(下記引用記事の写真にあるもの)です.
座った状態で首だけ後ろに反らせてシャンプー台にのせる形になっているもので,あれは首との接触面が狭く首の一部が強く圧迫されるんですよね.
でも,ドイツでは大丈夫なのです.
なぜなら,美容室でもリンスはあまり使われず,髪を洗う時間がとても短いからなのです.
ドイツで安いお手頃なところから高級なところまで,いくつかの美容室へ行きましたが,サッとシャンプーで洗うだけでした.
その頃,ショートカットだったということもありますが,洗髪時間は1~2分程度でした.
本当にあっという間に終わって,日本との洗髪時間の差にすごく驚きました.
日本で,ヨーロッパ式のシャンプー台を使うのは危険だと思います.
というのは,日本では,シャンプーをアワアワにしてゆっくり丁寧に行って,しかもそのシャンプーを2回繰り返して,そのあとリンスしたりトリートメントしたりと長時間行うからです.
私は,よくめまいや吐き気で気分が悪くなることがあり,ヨーロッパ式シャンプー台を使っている美容院には恐怖を覚えるようにさえなってしまいました.
今では,フラットな状態で頭を支えるシャンプー台がある美容院にしか行きません.
私だけかなと思って調べたところ,次のような記事がありました.
FNNプライムオンラインからの引用です.
自分の国では見たことがないものや違うことに出会った時,固定観念が崩されて視野が広がることは大事ですが,同時に安易に取り入れないことも大事です.つまり真似したり,取り入れる前にその背景や事情を知る必要があります.
どうでしょうか.
皆さんも,このような体験がありましたら,コメント欄で教えてくださいね.
それでは,また明日.
Bis morgen.
Tschüs!
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