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【ドイツ語】「急がなくてはいけません」再帰動詞 #292

※ 音声はコチラ↓ stand.fm で平日の毎朝7時に配信しています。

Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。


昨日の第291回までは他動詞再帰代名詞と結びついて自動詞的な表現になるものを紹介してきました。

interessieren や erinnern などがありましたね。

これらの再帰動詞は動詞だけでも使われるのに対して、動詞だけでは使われない再帰動詞があります。
つまり、いつも再帰代名詞と一緒に使われるものです。


たとえば
Er muss sich beeilen.
は「彼は急がなくてはいけません」という意味ですが、
この beeilen はいつも sich と一緒に使われます。

beeilen だけで「急がせる」というような他動詞として用いられることはないのです。
ですから sich とセットで sich beeilen と覚えましょう。


ほかにも
sich erkälten(風邪をひく)
sich schämen(恥じる)
sich verspäten(遅れる)
などがあります。


ひとつずつ練習しましょう!
sich beeilen から始めますよ。


「私は急がなくてはいけません」は
Ich muss mich beeilen.
と言います。


「彼女は急がなくてはなりません」はどう言うと思いますか?




Sie muss sich beeilen.
ですね。


「彼らは急がなくてはいけません」はどう言いますか?




Sie müssen sich beeilen.
ですね。


「私たちは急がなくてはいけません」はどうでしょう?




Wir müssen uns beeilen.
ですね。


友人に
「急がないといけないよ」と言うならどうなりますか?




Du musst dich beeilen.
ですね。


友人二人に
「急がないといけないよ」と言うならどうでしょう?




Ihr müsst euch beeilen.
ですね。


いかがでしたか?
ポーズの間に言えるようになるまで練習してみてくださいね。


それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!

müssen など話法の助動詞があやふやな場合はコチラ↓





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