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【ドイツ事情】言い訳もしっかりすべき!? #128

Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ.
白井宏美です.

毎週水曜日はドイツ事情について私の体験も踏まえてお話しています.

今日はドイツでは「言い訳もしっかりすべき!?」というテーマでお話します.

日本では「言い訳するな」「つべこべ言うな」ってよく言われますよね.
でもドイツでは,なぜそうなったのか,そうしたのかなどしっかり説明することを求められます.

ドイツで見て一番印象的だったのは,長距離列車に乗っている時,3歳ぐらいの男の子がだだをこねてちょっと大きな声をあげたんですね.そうしたらお父さんが「どうしてそうするのか」「何がしたいのか」と目線を合わせて問いただしていたんです.

このようにドイツでは子供のころから,自分の思いや考えを説明したり主張することを教育されます.

学校教育においても,正解を覚える日本と,意見を求められるドイツというのはまだまだ変わっていないですよね.

私が21歳で初めてドイツへ行った時,ドイツ人から「あなたはどう思うのか?考えるのか?」と聞かれることが多く,すぐに答えられない自分に愕然としました.

素直に謝ったほうが良い場面もありますが,説明力や説得力を身に付けることも大事だと痛感しました.

皆さんはどう思われますか?

それでは,また.
Bis dann.
Tschüs!


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