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ア式の魅力: スタッフ・中途入部を検討している人に向けて

一橋ア式蹴球部3年スタッフの溝口幸太郎です。

僕は新3年の3月からア式のスタッフとして入部しました。3年で部活に入る学生って珍しいと思います笑。入部して1か月半ですが、サッカーを軸にした有意義な生活に変わりました。1年からア式に入っておけば良かったと痛切に感じてます。

ということで、僕の記事ではスタッフとして入部を検討している人や2年生以上で中途入部を考えている人向けの内容をお届けします。また、入部とか関係なく、一橋ア式に少しでも興味を持っている方々にもア式の魅力を伝えられればと思います。

①1年~2年の時は何をしていたか

2年生の秋頃まではア式に入部しようなんて想定外でした。1年の時は経済学の授業についていくのに精一杯、2年ではスタジアムでのアルバイトと塾講ばかりやっていた生活スタイルだったので、「熱を入れて何かに励む」という経験をしていなかったのがもったいなかった。自分は「本気で挑みたい/芯から興味があること」だけに挑戦する性格なので、本気になれる挑戦が見つからなかった2年間は部活・サークルに所属しませんでした。

ただ、2年で始めたスタジアムアルバイトがア式に入部する動機につながりました。J2ジェフ千葉、フットサルのバルドラール浦安、バスケケットボールのアルティーリ千葉といったクラブの試合運営をするバイトです。各クラブのフロントスタッフの方々を目の前に刺激を受けながら働く日々の中で、フロント業務に興味を持つようになった経験はア式スタッフにベクトルを向ける契機になりました。

②新3年になって入部しようと決心した理由

中高はバレー部でした。サッカーは小学校までしかやってないです。それでいて3年生という大学後半の学年になってア式に入部したいという強い意欲が生じた理由は大きく分けて以下2つありました。

  1.学生主体で事業、フロント業務を本格的に展開している部の姿勢を知り、自分の活動領域を見つけられる期待があった

2年の秋頃から高頻度でア式のYouTube、Twitterを観るようになったのですが、そこには、マネージャー・スタッフそして選手達までが広報やグッズ販売といったビジネスにサッカーそれ自体と同じような熱量で励んでいる姿が映っていた。しかもそれぞれのコンテンツの質がプロのクラブと大差ないものが多く、(サッカーもする・学問にも励む)そんなオールラウンダーな大学生達が創っている事業面のレベルの高さに感動してました。サッカー経験が小学生までの自分にとって、こういった事業、すなわちピッチ外での領域で貢献できるかもしれないという期待が入部意欲に直結しました。

         2.一橋が体現するサッカーが魅力的だった

海外サッカー観戦が趣味であったのでサッカー自体も自身の楽しみの一つでした。もちろんスタッフとして事業活動を軸に入部を検討していましが、競技面でもかなり惹きつけられました。東京都2部リーグに所属するチームには高い個人技術を有した選手が多く存在する中で、一橋は組織として戦っていき、昨シーズンでは実際にリーグ3位という成績を残した。試合配信に映っている全体像には、全員が献身的に走り、相手をリスペクトしながらも前線からしっかりプレスをかけて得点に持って行く様子が見て取れました。戸田さん仕込みの一橋が展開するサッカースタイルはまじで面白い、応援したくなる。そんな風に段々と一橋ア式のファンになっていく自分に気づき、もっと近くで応援したい、何らかの形で貢献したいという欲求が入部へとつながりました。試合を見たことない人はハイライトでもいいので一橋のフットボールを見てみてください!

③入部1カ月半にして感じたア式の半端ない魅力

<高い人間性の部員達から成っている’’クラブ’’>

僕は入部してからずっと学年関係なく、部員の人間レベルの高さにリスペクトしかないです。まずメンタリティーがみんなしっかりしている。あとまじで優しいし面白い人ばかり。こんな素晴らしい人達の中でサッカーに関われる環境はレアです。また、グラウンドスタッフとしてボールが飛び交う練習に真近で関わっていると、厳しいリーグ戦が続く中で培ってきた強い精神性が感じられます。3年近岡監督の振舞いはマジで求心力があるし、彼のために尽力したいって思える。大学の単位、GPAもしっかり取りながら週6日アゲレッシブに練習し試合に臨む一方、事業にも力を注ぐプレーヤー。グラウンドマネージャー/選手のサポート/事業、と多面的に貢献するマネージャー&スタッフ。部員全員が高いメンタリティーを以て競技面と事業面で秩序ある組織を築いている点で一橋ア式はもはや部活ではなく、一つの「クラブ」です。凄すぎ!

<ピッチ外での活動に尽力できる&挑戦に協力的な環境>

最初に書いたようなア式への憧れと関心、部に貢献したい熱意を理由に入部した自分ですが活動ビジョンが明確ではなかったので、入部当初の1週間は「皆が頑張っているのに自分だけ曖昧なムーブをしている」ことへの不安と焦り、歯痒さに悩んでいました。しかし、そんな心配は杞憂に過ぎなかった。長島・近岡・藤村をはじめ色んな人が僕の活動指針にアドバイスをしてくれたおかげで、今では「観戦体験」というユニットに入り活動の幅を広げられるようになってきました。さらに、ア式には挑戦に対して協力的・肯定的な環境が整っています。アクションの仕方は比較的自由で、個人やユニットそれぞれの主体性が鍵となります。「何か新しくコンテンツを創ろう、こんなプロジェクトを始めたい」という提案は熱量と芯のある目的さえ有していれば奨励される風潮にある。チャレンジに対する寛容性が高い。

サッカービジネスに興味がある人には最高の場だと思います。具体的には僕の場合観戦体験というユニットに所属し、「顧客分析・セグメンテーション→コンテンツを考案・提供/受け手の反応を分析してコンテンツを向上していく、ファンへのエンゲージメントを高める」というサッカークラブのマーケティングと類似した経験が得られていると感じてます。

僕は浦和レッズのREXCLUBというファンクラブのマーケティングインターンをしているのですが、ア式の事業活動は上記の例を始め実際のサッカークラブと類似点が多く、フロント業務を体現できる環境であると思います。

④ア式に入ってからの生活の変化/部活についていけるか/馴染めるか

まず、生活の変化ですがサッカー中心の中身のある生活に変わりました。正直忙しいけど、目標を持って日々努力していくのって楽しいし半端なくやりがいがある。単純に部活動に入ったからというよりは、上記のような「クラブとしてのア式」だからこそもたらしてくれる豊かさ・充実・やりがいが存在する。あと、大学の講義との両立に関してはみんなできてるし大丈夫だろう笑

つぎに部活についていけるかという話。「ついていけるか、いけないか」という論点は少なくともスタッフに関しては無縁だと思います。小平グラウンドで練習に参加し、息を切らしながらスプリントしているプレーヤーが目に映れば、プレーヤー同等の熱量でスタッフとしてのタスクを遂行しようという刺激を受ける。そんな感じで自然とタスクをこなしていけるんじゃないかな。自分は熱意と献身性を堅く持って活動しているつもりですが、それさえあれば問題ないと思います。また、ア式のホームページ(https://fcikkyo.com/about-club)で説明されている通り、スポーツライフバランスが確保されているので個人的な用事を犠牲にする必要もないです。日々個人個人が目標を持って努力している環境なので、周りから刺激されながら自然とついていけると思います。

馴染めるかについて。サークルと違って、部員全員がリーグ戦という長期的な戦いに挑む環境なので、勝負を通じてチームに浸透していけると思います。また、自分はそこまで積極的に話しかける性格ではないけど、みんな面白くて優しいので感謝してます。色々と部の内部情報とか人柄について教えてくれて助かりました。フレンドリーに接してくれる環境で良かったです。サッカーという競技自体協調性が必須なスポーツだと思うので、積極的でオープンな姿勢で行けると良いな。

⑤途中からでもア式に入る意義/スタッフ、中途入部を考えている人へのメッセージ 

⑴主体性を持って実行していく経験が必然的に得られる 

⑵サッカーを通じて素晴らしい部員達からの刺激を原動力に事業活動ができる                 

まだスタッフとして1カ月半ですが、この2つが自分個人として「中途入部をしてでもア式の一員になる意義」だと感じてます。

スタッフとして入部を考えている人の中には「自分の活動領域が存在するのか」という疑問を抱えている方もいらっしゃるかもしれません。僕がそうだった。上記で述べたようにアクションを起こす機会はいくらでもあるし、積極的に新たな領域を開拓していく姿勢に対して歓迎する雰囲気が保たれている。スタッフとしては特に凄腕事業本部長の長島がアドバイスをしてくれるので自信をもって活動できます。なので上記のような心配は不要です。部員からポジティブな刺激を受けながら様々なタスクにチャレンジしていける環境だと思います!サッカーが好き、事業面で活躍したいといった挑戦者には最高の場です!

以上長くなりましたがお読みいただきありがとうございました。

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