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イスラエルの旅・ざっくり感想

2013年冬、仕事で初の海外出張がテルアビブでした。当時の旅程がないのでうろ覚え書き。

取引先がイスラエルにあったため、お客様10人連れて1週間の珍道中。2月だというのに20℃という春のあたたかさ。初日だけフリータイムがあったので、1日観光というハードスケジュール。首都のテルアビブでは、オフィスから海岸通りをてくてくお散歩めぐり、昼からバス移動にてエルサレムヘ。


立ち寄った市場はヘブライ語の嵐。屋台でケバブとお水を購入。旅行者は偽の硬貨を渡されることがあるので、お釣りは毎回チェック!「いくら渡したから、いくらバックして」と言うと間違いはおこりにくい。フルーツ等は安いが、大きい紙袋にいれて渡されるので連れとシェアするとよい。


マグダラのマリア教会で同僚と一緒に撮影。裏手に「聖なる」オリーブ畑や、先人のお墓が大量にある。ちょいちょい一般人がやってきてポストカードや記念コインを売ってくれる。交渉力があれば、ヴィア・ドロローサのお土産屋より断然安い。周辺にはイスラムやロシアのモザイク風味の講堂もあり、いくつかまわったなかでは、このマグダラ教会が一番内装が美しかった。


丘の上から旧市街をながめると、大量の石の棺が陳列されている。世界中で大人気のエルサレムなので、お墓土地代2000万円以上するらしい。それでも予約待ちだとか。金色の丸っこい屋根はイスラム教最古の建造物「岩のドーム」、奥にみえる壁は「嘆きの壁」、ユダヤ人地区&アルメニア人地区&アラブ地区、モスク風味の教会もあったりして、とにかくごちゃまぜの約束の地。


シンドラーのリストだ!と興奮していた私



嘆きの壁は一部修復中。お祈りする場所が右側が女性、左側が男性とわかれている。男性は必ず用意してある帽子(キッパ)をかぶり、女性は手を洗ってから祈るのが通例。いたるところに椅子と聖書が置いてあった。壁のすき間に、お願いを書いた紙をはさみこむ。壁に背を向けてはいけないので、一定距離まで立ち去る時は後ずさりで戻る。


ケモノくささたっぷりのラクダに乗れる。左の看板下にちょこんと座っているお兄さん、ヨーロッパからの旅行者で、日本語が話せてびっくりした!


旧市街、ユダヤ地区の街並み。このあたりで「ワールド・ワォーZ」ごっこをやってしまった。すまぬ。写真はとらなかったけれど、武装した兵士・軍隊は街中にいる。首都テルアビブのデパートですら、出入り口での身体検査がある。


最終目的地、聖墳墓教会へ。イエスが処刑されたゴルゴダの丘の上に建てられた、らしい。ロシア東方教会からユダヤ教、キリスト教ごった煮の世界。中には十字軍の彫刻の部屋にギリシア建築の柱もあってとにかくカオス。美術館と見まごう感じ。宗教のディズニーランド。


夜は「Artist's House」レストランでディナー。お疲れさまでした


ちゃんとお仕事もしています



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