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【情報】FCバイエルン移籍情報vol.2


おはようございます、こんにちは、こんばんは。バイヤン・ツァイトゥングの中の人のおしお(Oshio_Bayern)です。先週公開したnoteに続き6月25日時点の移籍情報をまとめました。色々と動きがあったのでぜひ読んでみてください。

マイケル•オリーセ(クリスタル・パレス)

伊藤洋輝に続き、今夏2人目の新加入選手になりそうなマイケル•オリーセ。既にRomanoから移籍間近の印であるHere we goも出ている。

FCバイエルンとオリーセの契約は2029年までで、バイエルンはクリスタル・パレスに約€60mを支払うことになる。当初チェルシーがオリーセ獲得を推進していたが、獲得に必要なトータルパッケージが高額で撤退。ニューカッスル、マンチェスター・ユナイテッドも獲得レースに参加していたがオリーセがCLでプレーすることを望んでいたことや、交渉中にコンパニやクラブ幹部がオリーセに対し明確なプランを示したこともあり、バイエルンが争奪戦に勝利した。オリーセのメディカルチェックは数日中に実施され、その後バイエルンとの契約にサインする予定。

FCバイエルンの新しい方針の1つはスター選手だけでなく、若い選手に投資することで、オリーセは22歳と若く才能のある選手であるため今後も成長し、価値が上がる可能性が高い。また、ザネは調子の波が大きく、ニャブリは一貫性に欠け、コマンと同様に負傷が多い。オリーセの獲得はバイエルンに何か新鮮なものをもたらすだろう。

オリーセは7月24日から8月9日の期間に開催されるパリオリンピックにフランス代表として参加することを望んでいるようで、バイエルンも彼の希望に応じて参加を許可すると見られている。ブンデスリーガの開幕日は8月23日でオリンピック終了後、2週間程度しか時間がないことは懸念点となるだろう。

ジョアン•パリーニャ(フラム)

依然としてフラムとパリーニャ獲得に向けた交渉中で、まだ合意には達していない。既に2回のオファーを拒否されており、3回目のオファーを提示した可能性があるが、バイエルンはパリーニャ獲得に提示した€45mよりも€10m-€20m多く支払うつもりはない。バイエルンはまだパリーニャ獲得を望んでいるが、別のターゲットに集中できるように、今後数日以内に状況を明確にすることを望んでいる。また、フラムと合意出来なかった場合に向けて、他の選択肢(アマドゥ・オナナなど)も模索し始めているようた。

シャビ•シモンズ(PSG)

バイエルンの今夏のトップターゲットであるシャビ・シモンズだが、PSGには残留しないことを決めたようだ。これにより来季もローン移籍が予想されるが、候補はライプツィヒ、バイエルンの2択ではないかというところまで来ている。バイエルンがシモンズを獲得する場合、買取義務付きローンとなりそうだ。買取価格は€70m-€100mあたりの金額になるだろう。いずれにせよシモンズの決断はEURO後になるため、少し時間がかかるだろう。

ハカン•チャルハノール(インテル)

6月21日にBILDが選手陣営との接触報道を出し、イタリア、トルコを中心に大きな盛り上がりを見せたチャルハノールの動向だが、チャルハノール本人がインテル残留を表明した。この先何かが起こらない限り、チャルハノールのバイエルン移籍に関してはこれで終わりとなるだろう。

フェデリコ•キエーザ(ユヴェントス)

バイエルンはキエーザにオファーを出していないものの、彼は内部で議論されている名前の1人であるようだ。彼の代理人は移籍先を探っているが、キエーザはまだ何も決めておらず、EURO終了後に自身の将来を決める予定。

パウル•ヴァナー(バイエルン→ハイデンハイム)

SVエルフェアスベルクへのローン移籍で好成績を残した期待の若手であるパウル・ヴァナーがローン移籍でハイデンハイムに加入すること発表された。ヴァナーがハイデンハイムを選択した理由には、ハイデンハイムの監督を17年間務めているフランク・シュミットの継続性と選手との関係性が挙げられており、一定数の出場機会も保証されるようだ。

ヴァナーにはPSV、フランクフルト、シュツットガルト、ザンクト・パウリ、グラードバッハなど多くのクラブが興味を示していた。特にシュツットガルトのセバスティアン・へーネス監督はヴァナーの獲得を強く望んでいたが、シュツットガルトのオファーは買取OP付き2年ローンだったためバイエルンはこれを拒否した。

フランス•クレツィヒ(バイエルン)

フランス・クレツィヒはシュツットガルトに€5mの買取OP付きローンで移籍する可能性が高まっている。既にクラブ間で合意が報道されており、バイエルンは買い戻しオプションを確保したようだ。クレツィヒはシュツットガルトのミッテルシュテットのバックアップとして計画されており、公式発表も近いだろう。

アルミンド・ジープ(グロイター・フュルト)

バイエルンがグロイター・フュルトから買い戻す予定のアルミンド・ジープだが、マインツが買取OP付きローンで獲得交渉中。ジープも移籍に非常に前向きで来季はブンデスリーガ1部でジープを見ることが出来るかもしれない。

ちなみに今回マインツが交渉中の報道をしたのはSkyドイツだったが、1週間前にKickerがマインツが興味報道を出していた。最近のパヴロヴィッチの契約延長発表日もドンピシャで当てており、今夏はKickerの報道に注目してみてもいいかもしれない。

ヨズア•キミッヒ(バイエルン)

契約が2025年までとなっており、去就が注目されているキミッヒだが契約延長の可能性は低いとされている。契約を延長するとしても€20mの年俸を減俸する必要がある。

キミッヒ自身は家族とミュンヘンで快適に過ごしており、今夏に移籍する計画は今のところないようだが、バイエルンはオファーが来た場合売却に前向きである。キミッヒを獲得可能なクラブは限られており、アーセナル、リヴァプール、マンチェスター・シティ、バルセロナ、レアル・マドリードが候補に上がっている。

去就についての話し合いはEURO後に行われる予定だが、双方とも別れを選択する可能性は十分にあるとされており、Skyドイツによると今夏や来夏の退団の可能性より、バイエルンとの契約延長の可能性は低いとしている。

バイエルンの名誉会長で今でも多大な影響力を持つウリ・へーネスは今もキミッヒのファンであるため、今後予定されているキミッヒとクラブの話し合いで重要な人物になる可能性がある。

キングスレイ・コマン(バイエルン)

今夏の売却候補であるキングスレイ・コマンだが、PSGへの復帰の可能性が浮上している。既に初期交渉が行われており、コマンもPSGへの復帰に前向きなようだ。バイエルンはコマンへのオファーに耳を傾ける用意があり、価格は€40m-€50mと予想されている。

終わりに

次回のnoteを公開する時にはパリーニャのクラブ間交渉が合意していたら嬉しいなと思っています。日々動きがあるので、今週中の良きタイミングで公開する予定です。では、また。

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