【記事】バイエルンはトゥヘルのために€100Mのスターを手に入れるのか?
—— 以下、翻訳 (ドイツ『BILD』記事全文)
ここ数年、バイエルンでは€100Mの移籍金の話題はむしろ癇に障るもので、ボスたちはそれを避けることもありました。
しかし、バイエルンの会員誌『51』において新しい財務責任者は、多かれ少なかれ自分の意志でそのことを語っている。
4月1日からバイエルンの新CFOに就任したミヒャエル・ディーデリッヒはインタビューの中で、”ここには2つの側面がある”と述べている。
ディーデリッヒ:そのような移籍をする余裕があるのか、そして、そのような移籍をしたいのか。基本的に、私は人生において何も除外しない。
その言葉はトーマス・トゥヘル新監督にとって、夏に本物の選手が移籍してくるかもしれないという希望になるはずだ。
バイエルンが現在、昨夏バルセロナに移籍したスーパーストライカー、ロベルト・レヴァンドフスキの後継者を探しているのは周知の通りだ。トッテナムのハリー・ケインが候補とされ、所属クラブは€100M以上の移籍金を要求するのは間違いない。しかし、元会長のウリ・へーネスは最近、ケインの移籍について"移籍は完全にガセだと思う。"と語っている。昨年、トッテナムはマンチェスター・シティからの€160Mを断った。
しかし、ストライカー市場には他にも€100Mの価値があるトップストライカーが存在する。例えば、ナポリのビクター・オシムヘンは、transfermarktによると、市場価値はちょうど€100Mだが、プレミアリーグにより傾いている。これまでは、2019年にアトレティコから移籍したリュカ・エルナンデスの€80Mが移籍金記録だった。
前最高財務責任者のヤン=クリスチャン・ドリーセン(10年間在籍し6月末で退団)と同様、ディーデリッヒも完全にクレイジーなことはしたくないようだ。
ディーデリッヒ:もちろん、そのようなことは、取締役会、監査役会で集中的に議論します。最終的にそのような移籍を実行に移したいかどうか。常に、その選手がチームとクラブとしての私たちにフィットするかどうかに主に依存します。
€25M以上の選手獲得は、ハイナー会長とへーネス元会長がいるバイエルンの監査役会の承認を得なければならない。
月曜日、ディーデリッヒはドリーセン、オリバー・カーン、マーケティングディレクターのアンドレアス・ユング、スポーツディレクターのハサン・サリハミジッチ、会長のヘルベルト・ハイナーをバイエルンの食堂で朝食を共にした。
そしてまもなく、トーマス・トゥヘル監督とのチームマネジメントに関する会議も開かれるはずだ。トーマス・トゥヘルはこう答えている。
トーマス・トゥヘル監督:今はまだ既存の交渉には参加していないよ。マインツ05戦(4月22日)の後、初めて詳しく話す時間ができるかもしれない。長い1週間があるから、その時に問題に取り組めるだろう。
そして、その時に€100M問題がテーブルに乗るかもしれない...。
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