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【情報】FCバイエルン移籍情報vol.1

おはようございます、こんにちは、こんばんは。バイヤン・ツァイトゥングの中の人でnote書く書く詐欺師のおしお(Oshio_Bayern)です。一応情報垢もやってます。

まだ梅雨も明けてませんが、今年も夏やってきました。今年の夏は毎週2回移籍情報を個人的な主観も少し入れ、noteにまとめて公開することにしました。移籍関連の情報が飛び回りすぎて何を信じていいかわからないという方が、これ見とけばええやんか。となるのが目標です。また最低限信憑性がある情報をまとめますが、全てが正しいとは限らないので、そこはご了承ください。

今回は6月20日時点の情報をまとめました。


伊藤洋輝(シュツットガルト→FCバイエルン)

初報から24時間経過せずに公式発表に至った伊藤洋輝の獲得。BILD紙の報道によると獲得にかかった費用は€23.5m程度とされている。移籍金についてはメディアによって金額に違いがあるが、移籍は決まったのでバイエルンにとって都合の良い金額を信じようと思う。また、事前に情報が全く漏れなかったのはクラブ間交渉が必要なく、選手との合意と契約解除条項の発動のみで獲得が可能だったことも要因だろう。FCバイエルンでの活躍、期待しています。

ヨナタン•ター(レヴァークーゼン)

FCバイエルンが獲得を推進している選手の1人であるレヴァークーゼンのヨナタン・ター。既に2029年までの契約で口頭合意済みでプレミアリーグからの関心がある中、ターはバイエルン移籍を希望している。ちなみに代理人はピニ・ザハヴィ。
残すはクラブ間交渉で既に初期の交渉が始まっているが、レヴァークーゼンはターの売却に€40m-€45mを希望しており、バイエルンの用意する移籍金は€20m-€25mと大きなギャップがある。ターは契約が残り1年となっており、契約延長しない意向をレヴァークーゼンに伝えているが、レヴァークーゼンの役員会は野心的でターを市場価値(€30m)以下で売却する意向はない。バイエルンも残り契約1年の個人合意で囲っている選手に対して、用意した資金以上のお金をかける可能性は低く、昨年で失効したターの契約解除条項が€18mだったこともあり、少なくとも€30m以上は出さないだろう。

今後考えられるシナリオとしては、以下となる。

  • レヴァークーゼンが要求額を下げる

  • バイエルンがオファー額を上げる

  • 両者が歩み寄り

  • クラブ間合意が成立せず、ターが契約最終年に突入→来夏フリーでバイエルン入りの可能性

  • 他クラブの介入

2022年夏にライプツィヒとのクラブ間合意に至らず、翌年の夏にフリーで加入したライマーのようなケースも十分に考えられる。

レヴァークーゼンはシュツットガルトのヴァルデマール・アントンの獲得に動いており、彼の獲得に成功すればターの交渉におけるレヴァークーゼンの立場が変わる可能性があるため、難しい交渉となるだろう。クラブ幹部と良好な関係にあるターがバイエルンへの移籍を強行する可能性は低い。今後の進展に要注目だ。

オマール・ソレ(ザルツブルク)

最近は報道がないが、ヨナタン・ターとの契約が実現しなかった場合のオプションと言われているのがザルツブルクのソレ。ドルトムント、レヴァークーゼン、シュツットガルト、プレミアリーグクラブが関心を示しており、ザルツブルグの要求額は€12m-€15mと言われている。

ロナルド・アラウホ(バルセロナ)

前監督であるトーマス・トゥヘルが希望していたアラウホだが、冬以降接触はないため、今夏にアラウホへの興味が再燃する可能性は低い。

テオ・エルナンデス(ACミラン)

アルフォンソ・デイヴィスの後任候補として長らく噂が流れていたテオ・エルナンデスだが、ここに来てバイエルンの熱が冷めつつある。新監督のコンパニがデイヴィスの強く残留を望んだこともあり、デイヴィスの契約延長交渉が再開し、合意はしなかったもののクラブはデイヴィスのフリー流出のリスクを冒し、来季もチームの一員として計画している。テオのバイエルン移籍が実現するにはデイヴィスの移籍することが大前提だが、テオ獲得にかかるパッケージ費用が非常に高額なこともあり、テオの獲得の可能性は今のところ低いだろう。

ジョアン・パリーニャ(フラム)

昨夏に土壇場で移籍が破談したフラムのパリーニャ。30歳近いこともあり、獲得の可能性は低いと思われたが、既に固定年俸€10m、2028年までの契約で個人合意済み、現在フラムとの交渉が進行中だ。既に2度(1度目が€35m相当、2回目が€45m相当)の公式オファーを提出しているが拒否されており、フラムは昨季に合意した€58m + €9mより低い金額は受け入れるつもりはないとされている。バイエルン側もパリーニャに用意した資金の上限には達しておらず、現在、バイエルンは€43m-€45m(ボーナス込み)を提供し、交渉は続いているが、両者が条件面で歩み寄っているため€50m台で合意すると個人的には予想している。RomanoやSky独のPlettenbergはパリーニャのバイエルン移籍が実現する可能性が非常に高いと語っているため、座して待とう。

シャビ・シモンズ(PSG)

この夏、バイエルンが非常に強い関心を寄せるシャビ・シモンズだが、その原動力となっているのがSDのマックス・エバールだ。昨夏にエバールはシモンズをライプツィヒで獲得し、交渉の過程で彼の家族とも関わりがあることや契約の内容を知っていることは、バイエルンがシモンズを獲得するにあたっての利点となるだろう。既にシモンズ陣営と交渉はスタートしており、ライプツィヒやプレミアリーグクラブも彼を欲しがっているが、最終決定はEURO終了後となる予定だ。

PSGは2025年1月より前にシモンズを売却するとPSVに移籍金の大部分が渡るため今夏に完全移籍で売却する可能性は低い。そのためレンタル移籍が可能性の高いシナリオになり、選手に移籍先のクラブを決める発言権があるため、獲得にはシモンズを説得する必要がある。完全移籍での獲得の噂もあるが、ケインレベルの移籍金が必要になると言われている。今後に注目だ。

マイケル・オリーセ(クリスタル・パレス)

先週バイエルンはクリスタル・パレスに連絡し、マイケル・オリーセとの交渉許可を得た。オリーセにはチェルシー、ニューカッスルが興味を示しており、最低でも€71mの移籍金は費用だが、まずは個人合意が必要となる。現時点ではチェルシーが熱心に動いており、Sky独のPlettenbergによると、バイエルンとオリーセに関しては具体的なことはまだ何もないとのことだ。

クリス・フューリッヒ(シュツットガルト)

フューリッヒについてはシーズン中からバイエルンに関する噂があったが、現時点では彼のバイエルン移籍は問題外となっているようだ。フューリッヒの契約解除条項は今月中の行使が必要だが、バイエルンはフューリッヒ獲得の具体的な動きを見せていない。

ブラヤン・グルダ(マインツ)

サポーターからの人気が非常に高いマインツのブラヤン・グルダだが、バイエルンは既に選手陣営と接触している。しかし、マインツは来季もグルダがクラブに残ると想定しており、夏に高額なオファーがあった場合のみ売却を検討するとしている。マインツの要求額は€50mと非常に高額だ。

しかし、別のシナリオもある。マインツは今夏にグルダを売却し、1シーズンのローンで彼を維持することに前向きで、これによりマインツは契約が残り1年となる来夏に売却のプレッシャーにさらされることなく、グルダはプレータイムを確保し、成長を続けることが出来る。バイエルンのスカッド状況を考えると、彼を獲得する場合はこのシナリオも間違いなく検討されるだろう。しかし、ウエドラオゴのように即戦力を優先して投資したいという理由で実現しない可能性もある。

アルミンド・ジープ(グロイター・フュルト)

バイエルンは2022年にグロイター・フュルトに移籍したアルミンド・ジープの買い戻しオプションを行使する予定。ジープは今シーズン13G3Aの好成績を残しており、買い戻しオプションは€1.5mのため行使は当然だ。来シーズンはレンタル移籍もしくは完全移籍が予想されるが、マインツも興味を示しているため、グルダの移籍が具体化した場合にジープの名前を聞くことになるかもしれない。

セール・ギラシ(シュツットガルト)

チュポの退団で獲得の可能性もあったが、既に撤退報道が出ている。ギラシは控えになることを望んでおらず、ケインという絶対的な9番がいるため、彼を獲得するには2トップシステムに移行する必要があった。ギラシはドルトムントへ移籍する可能性が高いだろう。
また、具体的な名前は出ていないが、バイエルンはストライカーのポジションでプレーできる柔軟なFWや純粋なCFを探しているようだ。個人的にはテルがその役割になり、獲得は無いのではないかと考えている。

終わりに

次回は月曜日に公開予定ですが、現所属選手の去就にも焦点を当てていこうかなと思います。では、また。

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