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【レポート】バイエルン・ミュンヘンの最新情報~新加入選手の噂編~(6/8朝時点)

おはようございます、こんにちは、こんばんは。バイヤン・ツァイトゥングの中の人のおしお(Oshio_Bayern)です。
22/23シーズンも終了し、フットボール界は出会いと別れの季節になってきました。バイエルン・ミュンヘンにもさっそく色々な動きがあり、情報が追いきれない方もいると思うので、6/8朝時点での噂などをゆるく所感を入れつつ、簡単にまとめていきます。

2023年夏の補強予算

補強するにあたって考えなければいけないのは、お金の問題ですよね。SPORTBILDの報道によると、2023年夏の補強予算は€150m程度になりそうとのこと。この額は、バイエルンにしてはかなり多いと感じていますし、それだけ補強必須なポジションがあるということでもあります。

近年の移籍市場での高額な移籍金が飛び交ったシーズンはこんな感じ。

・2017年  獲得: €116.50m 売却: €32.25m 純支出: 約€85m
獲得:トリッソ、コマン、ズーレ、グナブリー、ハメス(レンタル)ヴァーグナー(冬)
売却:ベナティア、R・サンチェス(レンタル)、D・コスタ(レンタル)

・2019年  獲得: €139.5m 売却: €54m 純支出: 約€85.5m
獲得:リュカ、パヴァール、コウチーニョ(レンタル)、ペリシッチ(レンタル)、キュイザンス、アルプ
売却:フンメルス、R・サンチェス、フリードル

2019年に関しては、レロイ・ザネが膝前十字靭帯を怪我していなければ、もっと支出が増えていたと思います。移籍金歴代最高額のリュカを獲得した年でも、支出が€85mなので予算が€150mがかなり多いということはわかりますね。とはいえ、契約金など移籍金以外に必要なお金があるので、€150mを全て移籍金に使えるというわけではないということは、理解しておく必要があります。

デクラン・ライス(ウェストハム・ユナイテッド)

現在1番注目度が高いデクラン・ライスの動向です。デクラン・ライスはトゥヘルの強い希望で獲得動いており、€100mを超えると予想される移籍金もバイエルンは支払う用意があるようです。数週間前にトゥヘル、サリハミジッチ、マルコ・ネッペがライスとライスの父親と90分間の会談を行なっており、内容はポジティブなものだったとか。バイエルン関係のドイツメディア全てがバイエルンのライス獲得にチャンスがあると報じています。
ロマーノやイングランドメディアは、アーセナルが獲得レースをリードしていると報じていますし、アーセナルと個人合意済みとの報道もありますが、バイエルンもまだ諦めておらず、チャンスはありそうなので今後の動向を見守りましょう。

ランダル・コロ・ムアニ(フランクフルト)

今夏の補強必須ポジションであるストライカー候補のフランクフルト所属ランダル・コロ・ムアニ。バイエルンの絶対的権力者であるウリ・へーネスがコロ・ムアニのファンらしく、一時期はバイエルン移籍希望とも言われていたため、新ストライカーはコロ・ムアニ決定かと思いきや、ここに来て状況は停滞気味。
バイエルンは既にコロ・ムアニの代理人と接触したとの報道から特に進展はありません。フランクフルトが要求する移籍金も€100m前後になると言われているが、バイエルンは€60m程度しか支払う意思がないようです。
フランクフルトSDのクレシェもコロ・ムアニを維持したいと考えており、選手本人も移籍を急いでいないとインタビューで答えています。
とはいえ、バイエルンのストライカー候補リストの最上位辺りに入っていることが間違いないので、今後の動向に注目です。

ヴィクター・オシメン(SSCナポリ)

一時期バイエルン移籍が有力視され、大盛り上がりしたヴィクター・オシメン。しかし、ナポリの要求額は€150mと超高額なため、既にストライカー候補リストから外れています。
先日のインタビューにて、ウリ・へーネスがオシメン獲得は不可能と答えており、獲得の可能性は消滅したようですが、6/8に一部イタリアメディアがオシメンの要求額を€120mに引き下げたと報道しており、もしかすると今後何かしらの動きがあるかもしれませんね。

ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(ユヴェントス)

最近話題なのがユヴェントスのドゥシャン・ヴラホヴィッチ。どうやらアッレグリと戦術的なフィーリングが合わないようで、退団の可能性があるようです。イタリアメディアはバイエルンのヴラホヴィッチに対する興味を繰り返し報じており、ユヴェントスの要求額は€80mと言われています。
トゥヘルはヴラホヴィッチを高評価していましたが、前SDであるサリハミジッチが獲得に反対しており、先月までバイエルンはヴラホヴィッチに興味はないと報じられてきました。しかし、サリハミジッチが解任されたことにより、ストライカー候補としてヴラホヴィッチが急浮上、既に代理人とも接触済みとも言われています。
新ストライカーはヴラホヴィッチで決まりじゃん!と思いきや、BILDによると、ヴラホヴィッチは話題にも上がっていないとのこと。信ぴょう性のあるSkyとBILDの報道が真逆、イタリアメディアは大盛り上がりという状況です。
今後の動向に注目です。

ラファエル・ゲレイロ(ドルトムント※契約満了)

もうすぐ獲得が決まりそうなラファエル・ゲレイロ。6/8朝に、2026年までの3年契約で口頭合意済み。メディカルチェックと契約書へのサインは来週に予定されていると報道されました。獲得はほぼ確定したと見て良いでしょう。デイヴィスのバックアップの役割が見込まれますが、実力は確かなので、怪我に気をつけて活躍に期待したいですね。

コンラート・ライマー(ライプツィヒ)

ゲレイロよりも早くバイエルン移籍が正式発表されそうなコンラート・ライマー。一昨年の夏から獲得の噂があり、今夏ライプツィヒとの契約満了でようやくバイエルン移籍となります。今週金曜日に正式なアナウンスが予想されるとのことです。バイエルンフロントは最近のライマーのパフォーマンスに感銘を受けているようで、マズラウィ、スタニシッチに次ぐRSBのバックアップとも考えられており、先日のバイエルン戦でもド派手に得点を決められたので、バイエルンでの活躍も楽しみです。

ハリー・ケイン(トッテナム・ホットスパー)

昨年夏からバイエルンのストライカー候補であるハリー・ケイン。
移籍金が€100mを超えると言われており、選手がプレミアリーグ残留希望のようで、獲得の可能性はかなり低い。ウリ・へーネスも過去のインタビューで、30歳になる選手に€100mを支払うのは、想像できないと話しており、新フロントになった今、可能性は下がり続けている一方です。

フリアン・アルバレス(マンチェスター・シティ)

一時期盛んに名前が出ていたフリアン・アルバレス。サリハミジッチ元SDが9番候補として真剣に考えていたようですが、サリハミジッチが解任、シティも選手を放出する意思もなく、もはやフリアン・アルバレスの話は消滅したようです。

ジョアン・カンセロ(マンチェスター・シティ)

冬にシティからのレンタル移籍で加入し、€70mの買取OPが付随していましたが、当初からこのオプションは行使しないことが決定していました。
シティ側は移籍金を€40mくらいまで下げる意思があるようですが、バイエルンが獲得する可能性はほぼないと思われます。選手自身もバイエルンに戻るとは考えておらず、スペインリーグでのプレーを視野に入れているようです。おそらくゲレイロ加入が決定次第、カンセロ獲得の可能性はさらに可能性が少なくなるでしょう。

最後に

シーズンが終了したばかりですが、ゲレイロとライマーの2人がフリー獲得間近と非常に良いスタートとなっているのではないでしょうか。
また、今年の7月下旬にはバイエルンが来日しますね。この記事でかいた選手が何人かバイエルン所属選手として来日すると思うので楽しみです。週に1回くらいのペースでバイエルンの移籍情報をまとめていきたいなと考えていますので、よろしければいいねとフォローお願いします!
1週間も待てねぇよ!いち早くバイエルンの情報が知りたい!という方は是非バイヤン・ツァイトゥング(@FCB_Zeitung_JP)をフォローお願いします。深夜は流石に寝てます。
お読みいただきありがとうございました!!!2023年の夏も楽しみましょう!

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