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膵臓癌になった母を在宅ケアで看取った話⑤

④からだいぶ日が空いたな

振り返ったところでどうするんだろ、という気持ちと。

現実問題
人が亡くなった後ってやること多すぎる。


母が亡くなる2日前とか前日とか

正確には覚えてないけれど当時1年生だった娘が

「今度うみちゃんが書いた日記を、ばぁちゃんに聞いてもらいたい」と言った。

「今度じゃなくていいじゃん、今日ばぁちゃんの隣で日記読んだら?」ととっさに答えた。

今度が来るか分からないんだもん。

反応は帰ってこない
もうほぼ息してるだけ
喋ることも出来ない

手を握り返してくれるぐらい

そんな状態の母の前で
私の娘は日記を読んだ。

聞いてもらえて良かったね。

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