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【AoE2:DE】アプデ50292 パッチノート 【和訳と感想】

 5月からずっと先延ばしになっていた6月分アプデですが、ようやくリリースされたのでさっそくその和訳と感想を書いていきたいと思います。

 今回はバランス調整よりもその他の変更が目玉になっているようです。まずはそちらを見ていきましょう。

 なお、毎度のことですが、今回の記事も誤解誤訳の可能性があります。のちに追記修正するかもしれません。ご了承ください。

パッチノート原文: 
Age of Empires II: Definitive Edition — Update 50292

・大きな追加要素

- Co-opモードの実装
 4月のファンプレビューで触れられていた内容です。キャンペーンが2人で遊べるようになりました。まずは"歴史的な戦い"から5つのシナリオが公開されていますが、将来的には33のシナリオに対応する予定のようです。
 難易度調整やバグに苦労していたようですが、最近聞こえてくる評判は割と良いものだったので楽しみです。

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- EWモードランク実装
 こちらは以前5月のPUP内容で紹介したものですが、初期内容が大きく変更になっているようです。領主スタートですぐに戦えるルールです。
 ルールもそうですが、マッププールが割と特殊なので、ある程度はシングルで確認してからマルチに行った方がいいかもしれません。
 なお一律レート1000からのスタートなので、しばらくは上位勢にあたる可能性が高いです。

- CaptureAgeの改善
 公式化された観戦ツール、CaptureAgeがより便利になるようです。ゲーム内からCAを起動できるのは、ありがたいのではないでしょうか。

・バランス調整

 次に調整内容を見ていきます。今回は少な目ですが、来月にはDLCの発売が控えていたり、EWモードがランクにくる関係で、今後も大きく動く可能性はあります。

全体
砲撃手の命中率が65%から75%に上昇
(重)弓騎兵のアタックディレイが1.15から1.17に上昇

 砲撃手はある程度近く無いと火力を発揮できなかったのですが、少し変わりそうです。体感できるかは実際に使ってみないと分かりませんが、安全な運用ができるため、火薬をメインに戦う文明にとっては大きいかもしれません。
 弓騎兵は以前のパッチで強化されましたが、今回は若干のナーフとなりました。それでも以前は1.3から1.15という調整だったので、誤差程度だと思います。

ブルゴーニュ↓
フランドル民兵の対建物ボーナス+2が削除
フランドル革命のコストが800F 450Gから1200F 650Gに上昇

 フランドル革命のナーフが続きます。今回はコストが1.5倍になりました。
 内容に反してお手軽だったので妥当なように見えます。フランドル民兵の対建物ボーナス削除は、大砲をお供にするのでそこまで影響が無いようにも思えますが、もしかしたら進軍速度が落ちるのは致命的かもしれません。TCを割ろうとするときには気を付けた方がいいでしょう。対騎馬性能は健在です。

ペルシア↑
(EL)エレファントの作成時間が31秒から25秒に減少
(EL)エレファントの作成コストが200F 75Gから170F 85Gに変更

 最終兵器だったエレファントが利用しやすくなりました。バトルエレファントが120F 70Gなので、そこを基準にした調整のように思えます。
 エレファント運用のネックは食糧で、帝王後半になっても味方の補助が必要だったので、この変更によって多少難易度が落ちそうです。どうしても陣地を攻略できない場合、早くから運用を考えても良いかもしれません。

スラヴ
ELボヤールの近接防御が6から8に上昇

 DEになってボヤールの運用難度は下がっているので、これは強そうに見えます。記憶が正しければ今まではチュートンの近衛騎士に負けていたはずなので、これでコンセプトを取り戻したかもしれません。積極的に城を建てたい文明ではありませんが、生産速度は15秒で騎士やハサーの半分なので、状況によっては運用して良さそうです。

トルコ
砲術の研究コストが450S 500Gから450W 500Gに変更

 これは経済が苦しいトルコにとって大きな強化です。石は砲台に取っておきたいですし、手元にない場合も多いので、これですぐに研究することができます。
 大砲2門分のコストというのはかなりありがたいですが、帝王技術にしては少々安いような気がするので、近いうちに値上がりするかもしれません。
 前回のアプデでキャノンガレオンの運用難度が下がったので、城主終盤から海戦に資源をつぎ込むのも面白そうです。

全体的に
 今回の調整は以上です。そのほかの事で忙しいのか、今までで一番おとなしい内容です。来月にはDLCが来ますし、調整が必要な文明はまだあると思うので、今後も注目していきたいと思います。

・その他

 そのほか、重要そうなものを一部抜粋します。

- Red Bull Wololo4で使用された11のマップが追加
- EWモードの初期陣地の内容が変更
- 金鉱、金のあるくぼみ、チームごとの島のマップ生成ルール変更
- 町の人が回収施設を探す時、直線ではなく移動距離を考慮するようになった
- エディタの改善

おわりに

 AOE2DEの要素としてもAOE2のバランスとしても、運営が目指していた形というのが出来上がりつつあるような印象をうけます。
 しばらくはDLCに関する調整も入ることでしょうが、なんとなく、これ以上なにかが大きく変わるようなことは無いのかなという感じです。その分バグが修正されていくことになると思うので、結果的にはプレイ環境は向上する可能性があります。

 まだまだ強い文明、使いにくい文明はありますが、そこら辺がどうなっていくのか、今後も注目していきたいところです。

 なおMODの更新ですが、今回は少し遅れるかもしれません。ご了承ください。


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