【AoE2:DE】Shiftキーを使おう
今回はShift(以後シフトキー)でできる事について書いていきます。多くのゲームでシフトキーが多用されるように、AOE2でもシフトキーは便利です。もしかしたら二度手間な操作を減らせるかもしれません。
HD版とも呼ばれている "AOE2 (2013) "に、AOMやAOE3で仕様変更されたものが加わって、AOE2DEはかなり操作性が良くなっています。
できることは次の通りです。
・移動地点の予約設定
・ユニットの追加選択
・グループに編入
・町の人の行動予約
・軍事ユニットの攻撃目標予約
・ホットキーの一部として
まだあるかもしれませんが、他のキーやマウスクリックと合わせて、これだけのことができます。今回は特に下3つについて詳しく書いていきたいと思います。
その前に
オプションのゲームタブから "新規通過アクション" をオンにすることが必要です。多分デフォルトでオンになっているとは思いますが、一度確認してみてください。
DE版で追加されたシフトキー操作が使えるようになります。
これをオンにすると
- 移動予約を設定する時に最後の地点でシフトを離す必要がない
- 移動予約設定中にもユニットは動き始める
- 町の人/軍事ユニットの行動予約が使える
といった変更がされます。とくに昔のCD版や AoE2(2013) をやっていた人にとっては混乱の元だと思うので、把握しておきましょう。
1.基本的な使い方
まずは他のPCソフトでもありがちなシフトキー操作です。
- 移動地点の予約
開拓したい場所や敵がいそうなところを避けるルートをShift+右クリックで設定できる。
- ユニットの追加選択
現在選択しているユニットに加えて更にユニットを選択できる。
- グループに編入
シフト+ナンバーで、現在設定してあるグループに加えることができる。シフトを押しながら番号を順番に押すことで、簡単にグループの統合ができる。前線で動かしている部隊と次発の部隊の合流の時に便利。ホットキーの設定変更でオフ可能。
2.町の人の行動予約
これを使えるようになると、操作に余裕が生まれます。使い方は町の人を選択している状態で次の目的を右クリックするだけです。次のような使い方ができます。
- 羊を食べ終わったら次の羊を食べる
町の人のAIが数秒迷うのを防げる。
- 家を建て終わったら資源に向かわせる
建設終了後の待機時間を減らせる。
家の建設指示の後に資源をシフト+右クリック。
- 柵を建て終わったら木を切らせる
シフトを押しっぱなしで柵建設、木を右クリック。
シフトキーによる行動予約は、現在採集してる資源が完全に無くならないと次の行動に移りません。
そのため木材や苺を収集してる人に"すぐに柵建造に行ってその後木材に戻る"という指示したいときには、一つ目のクリック(例えば柵建造)はシフトキーを離して操作する必要があります。そうしないと、まずは今切っている木を完全に採り終わってから建設作業に移るので、いつまでたっても柵がたちません。羊を取ってる時には便利な仕様ですが、その他では気をつけましょう。
3.軍事ユニットの攻撃目標予約
町の人と同じように、軍事ユニットもシフト+右クリックでターゲットの予約ができます。
使いどころは乱戦時です。
例えば射手と聖職者と投石機といった敵編成に、こちらが斥候数体で突貫するといった場合、まずは聖職者だけを狙いたいので、順番にシフト+右クリックでターゲット予約をしておきます。こうしておくと一体目を倒し終わった斥候は周りの射手に目もくれず、次の聖職者に襲い掛かります。
他にも、ユニットに守られた遠投投石機が数体並んでいる所に騎士を向かわせる時や、破城槌で塔や育成所を優先して壊してほしい時など、色々な場面で使うことができます。
レアケースですが破城投石機やバリスタエレファントで森を切り開きたい時にも、進みたい方向の木を右クリックしておけば、ずっと見てなくても勝手に進んでいってくれます。
戦闘時は特に心に余裕があるわけではありませんので、なかなか難しいですが、慣れておくと少しだけ効率的に戦闘を進めることができるかもしれません。
4.ホットキーの一部として
基本的なことかもしれませんが、シフト+○○はホットキーにも使えます。
例えば"次の戦士育成所に移動"がQになっていたら、"すべての戦士育成所を選択"をシフト+Qにしてみると、いっぺんに生産や集合地点設定ができて非常に便利です。(ちなみに私はそもそも"すべての戦士育成所を選択"をQにしています。"次の○○に移動"が役に立つのは町の中心くらい?)
ベテランプレイヤーが町の中心や騎兵育成所をナンバリングしているのを見たことがあるかもしれませんが、これは"すべての○○を選択"というホットキーが無かった時代の名残です。
シフト+を使うと左手元のキーの量を2倍にすることができるので、どんどん使っていきましょう。建造コマンドで、柵/柵の門を同じキーにして、門はシフト+にすることで節約できたりもます。
終わりに
修飾キーはどのソフトでも色々な使い方ができますが、AOE2DEは設定の自由度が高いので、やりたい操作がすぐにできるように自分なりの活用方法を探してみるのも面白いかもしれません。
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