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ACOUSTIC BLUE ③

2.24に販売したACOUSTIC BLUE。
前回は各楽曲に関して簡単に紹介してみました。
今回はどんな感じで作っていったかを書いてみたいと思います。
音源作ってみたいアマチュアミュージシャンの方にも参考になればと思い書きます。

OSはWindows10で、DTMはBandlab by Cakewalk です。
無料のやつですが有償商品レベル(以前のSONARの上位機種)ですので早めに貰っておきましょう。
僕は以前SONAR7を使っていたのでアップデートしました。

インターフェイスはYAMAHA AG-03。


まずはリズムパートから作っていきます。
リズムパートいらない場合は割愛してください。リズムパートはアイデア色々。
ドラム叩いてもいいし、打ち込んでもいいし。
ギター叩いてパーカッションにしてもいいし。
他の打楽器でもいいし。
今回のACOUSTIC BLUEは歌とギターを聴かせたいので、リズムは控えめにしました。ドラマーだけど。笑
曲によって違いますが、打ち込みとタンバリンとエッグシェイカーを使いました。
以下の感じです。

Distance=無し
人魚=打ち込み
雪の焦燥=打ち込み、シェイカー
光=タンバリン
February Blue=打ち込み、シェイカー、タンバリン
Raise=ギターでリズム

リズムパートはDTMのクリック聴きながらコンデンサーマイクで録音していきます。
打ち込みパートも入ってるとわかりやすくヨレにくいのでオススメです。
打ち込みに関してはハイハット、スネア、バスドラをずっとループするくらい簡単な感じで、通常ドラムセットではなく、カホンやそれっぽいやつにした方がアコギに合います。
1種類の音でアクセントつけたりね。
打ち込みはギターから歌から全部録ってからでも音色は変えられます。

ギター全部録ってからタンバリンでリズムとかだと綺麗にいきません。
一度やってみたけど上手くいかず、それで全消ししました。

録音に使った鍵盤ハーモニカとタンバリンとシェイカー

もしシンセ系の音をマウスで打ち込むときはリズムの後のこのタイミングがイイと思います。
実際に鍵盤を弾くならギターの後がイイと思います。
ストリングス入れたのは雪の焦燥のみです。

リズムが出来たら次はベースです。
頑張ってリズムに合わせて弾いてください。
波形がちゃんと縦のライン揃うように。
ACOUSTIC BLUEでは雪の焦燥のみベース入ってます。必要ない場合は割愛してください。

続いてメインとなるギターです。
ギターは愛機Martin D-28を使用。

使用したギター。Martin D-28 2006年のモデル。

録り方は色々。
今回の作品のギターは全てコンデンサーマイクで録ってます。
距離や角度によって音が変わるので、一度マイクの位置を決めたら動かしません。
続きは明日とかにすると音が変わります。
エレアコならライン録りもありだと思いますが、僕は空気感を入れたかったのでコンデンサーマイクで。
ミックス出来ればそれもいいかもしれません。
試し録りして好きな感じ見つけてみてください。
ラインのが断然簡単です。
コンデンサーマイクだと静かな環境じゃないと録れません。
近所の犬が吠えたら録音されちゃうので。笑

イントロから録り始めてブレイクがある曲はそこまで、無い曲は最後まで弾き切ります。間違えたら最初から。
部分的に録ったりパンチイン(間違えたとこだけ録る)するやり方もあるけど、繋ぎとかがあまり綺麗にいかないこともあります。
アルペジオに関しては1本ですが、ストロークの場合は同じ録音を2回やって、LとRに振ることによってステレオ感でて豪華になります。

メインギターを弾き終わったらリードやサブギターを録ります。
ギターソロ的な物はセンター、アルペジオ的な物はメインより外側になるようにパンしました。

February Blue -二月の青い空の下- の、鍵盤ハーモニカはギターのあとの録音です。

続いてボーカルです。
コンデンサーマイクで録ってます。
ポップガードは忘れずに。 

コンデンサーマイク Behringer B-1

部屋鳴りを抑えるためにリフレクションフィルターが欲しいですが、持ってないためにマイクの後ろにパイプハンガーを用意し、寝室から毛布を持ってきてパイプハンガーに掛けます。
多少変わると思う、、、。

歌は最初から最後まで歌う×3テイク位録って良いところ取りしてます。
それでも気に入らないところあればそこだけパンチインします。
全部録れたら編集作業。
ピッチ、リズム、ダイナミクスなどを修正します。
しない人もいますが、やはり聴きやすい方がいいので僕はやります。
今はメロダインとか色々ありますので調べて買った方がいいと思います(ちょっと高いけど)
僕はSONAR時代から入っているV-vocalというシステムを使っています。
非常に便利だけど、たまにケロるのが難点。

全ての録音が終わったらミックスとマスタリング。
長くなったのでまた次回にでも。

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