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DAHON VISC EVOのクランクをTiagra化する その2

その1の続きです

ホローテックⅡのBBを準備する

 BBを外したあとを見てみます。

特に問題なさそう

まあDAHON VISC EVO の経年を考えたらキレイなのはそらそうよですが、一応パーツクリーナーできれいにします。

てなことで、ねじ面をきれいにしたところで、いよいよBBの登場

予めDURAグリスが塗られている

黄緑色のは、おそらく本体各所についているDURAグリス、なので袋の中はねばねばしています。こいつをフレームにハメていきます。ですが、BBに詳しい人なら、一つ作業を省いていることに気づくかと。それは「BBのフェイスカット」。ホローテックBBは、その端面がフレームに当たります。この面がきちんとフラットになっていないと、当然ながらBBの取り付けに影響があります。詳しくはここら辺を見てもらえればですが、まあ今回は楽してしまいましたね。。。

BBを取り付ける

 てなことで気を取り直して装着。先ほど書いたように、既にBB側にグリスがついていますので、ねじ面にグリスの塗布は不要かとも思いますが、私は念のためフレーム側ねじ面にもグリスを塗布してから作業を、、、

左側取り付け後

BBの締め付け向きは本体に記載があるので、それに従って。また、斜めってる感じがしたら、一度戻して再度慎重にねじ込みを

右側を取り付けていく

右側も同様に、このカップが左右でジョイントするので、違和感を感じたら戻して再度ねじ込み、、、で進めていきます。そして、大丈夫だなってなったら、一気に締め付けていきます。ここでまたしても活躍するのがZTTOくん!

ホローテックBBの締め付け工具、DURA ACEはサイズが違うとかそういった特殊性があるんですが、こいつはDURA ACEのホローテックBBも問題なくカバー。

一気に締め付け!
工具にちょっとグリスがついちゃうが、やむなし

トルクレンチで30~50Nmで締め付けとのことなので、とりま30Nmで締結。ちょっと低いかな?

クランクを挿入する

 いよいよクランクの挿入。忘れずにチェーンを通してから作業をしましょう。シマノクランクの取り付けは、以前も書いたので今回はある程度省略。また、BB側にDURAグリスが塗られていますが、念のためクランク軸側にもグリスを塗ってから作業。

中古のTiagra

なかなか挿入できないなら、ゴムハンマーも使っていきましょう

何かと便利なゴムハンマー

フロントディレイラーを調整する

 てなことで、無事に装着が完了。ですが、今回は歯数を53→50にするなど、フロント周りに大きな変更を加えたので、これから調整作業が発生します。

無事装着した姿

ということで、ペダルを取り付けて、サイクルベースあさひに行くっす。
は!?って思うかもしれませんが、今回はフロントディレイラーの微調整では済まないレベルなので、こういうのは素直にプロの力を借りますはい。自力で出来るならそれに越したことは無いですが、私はちょっと弄って「こりゃダメだ(いかりや長介の倒置法)」ってなったので。。。

ということで、近所のサイクルベースあさひにレッツゴー!して自転車を預けましたわ。そして調整してもらって無事に受領。

調整完了!

試走しても、バッツリ変速が決まるので、やはりこういった仕事はきちんと対価を払ってやってもらうのがいいっすね。
ちなみに、今回の交換では、フロントクランクの歯数が53→50となっていますが、本来ならチェーン長さも調整が必要でしょうけど、今のところは様子見にしています。今後の調整かな、と。

足元にホローテックBB


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