カンと当てずっぽの目標で、新歓活動するのを辞めていただきたい。#1

どうも藤井です。年度末を超えて、4月の前半やっと落ち着きまして、なんとなく整理がつきそうな藤井です。

ついに新年度に入り1週間が間も無く経とうとしてます。

そうです、アカペラの人口を増やすべく"新歓"をみんな頑張るのです。

元々歌うのが好きだった。スポーツ飽きたから、音楽やってみたい。雰囲気が良さそう。可愛い先輩がいたから。

キッカケはなんでもいいです。アカペラの魅力を拡げるための古典的なプレイヤー愛好家拡大戦略でございます。

さあ、若者たちよ新入生を掴め。

↑上記は文化拡大を狙う私みたいな業務をしている人の野望であり、実際の現役サークル員の皆様は自分達のサークルが盛り上がるために頑張っているのは知っています笑

新歓活動に取り組んでる皆様へ質問です。
どういった戦略でサークル員を増やそうと考えてますか?

んー、まあビラ配る?大学主催のサークル説明会に顔出す?SNSで宣伝する?

そんな回答が多いですが、

カンや当てずっぽの目標で、なんとなくで新歓活動をするの、辞めていただけますか。

ということで、サークル見てきて15年選手の私から具体的な提案をさせていただきたいと思います。

①具体的な目標数値をたてましょう。

目標数値!なるほどー!うーーん30人!!
ばかやろうー

感覚で数値を決めるでない。

数値はこうやって決めます。

例を出しますと、明治大学Sound Artsの去年の新歓で呼べた人数が91人でした。(実話)

この数字を出したら、次に調べるのはここです。

グーグル先生に入学者数の数値を聞きます。必ず各大学HPにこう言う数値をあげてるんですねー

8130人と。

ただし、明治大学Sound Arts(以下SA)は、リバティタワーでお馴染み駿河台キャンパスと、和泉キャンパスでほぼ構成されているので

生田キャンパスの理工学部農学部の人数を差し引くと6453人

この6453人と言う数字で91人を割るとパーセンテージが出てきますよね

1.41%という指標が出てきました。

このパーセンテージを自分の大学に当てはめて目標を作るのが良いでしょう〜

今年SAはぜひ100人超えて欲しいものです笑

②用意するビラ枚数の算出方法
ビラでもなんでも、広報の基本は周知徹底。

SAの名前を知らない人は、サークルに入る機会もないわけですから、明治大学にSAというアカペラサークルがあるよー

というのを6453人に知らせないといけないわけですね。

では、6453人枚ビラを用意しなきゃって話になると思いますが、んーどうでしょ。

なんか、現実的ではありませんねー恐らく余るでしょう。

そうではなく、ビラを配るサークル員が何人いるかと、1時間で1人が配れる枚数で算出します。

配ったあとに新入生と話し込んだり、受け取るのを断られたり、いろいろありますから多めに見て15枚と仮定しましょう

ビラを配れるのが、2日間3時間ずつ20人で配れるとした場合

2日間×3時間×20人×15枚=1800枚あると十分かと思われます。

こういった感じで計算してからこの数字を基準に発注枚数を決めましょう

③将来のサークルの幸福度を考えると(身体的)男性を多く誘うことも重要。

アカペラは、残念ながら性差が出る演奏形態です。音楽の中では珍しいですが、人間そのものを楽器にしているわけですが当然です。

特質して"ベースボーカル"というパートは低い声が出る男声の方がやはりやりやすいパートですよね。

ビートボックス、ボイパにおける性差はなくなりましたが、まだまだ女性人口は少ないので、『女声でビートボックスをするのは当然』みたいな世界線に行くにはしばらくかかりそうです。

アカペラプレイヤーの男女比でいうと3:7と言われてますので、圧倒的に女性が多い

さらに、できるパート数が少ないのは女性です。
※女声ベース、女声ビートボックスが当たり前になるような対策、女声のみで構成された楽譜の増産などの施策は今後必要

しかし、所属するグループがないと当然サークルリタイア率が上がります。そして、リタイアするの人数割合は圧倒的に女性が多いのです。

これは構造的な問題ですので、ここを改善するには男性を多く誘って、ベースボーカルを増やし、グループを増やして、構造的な理由でリタイアする人を減らすことが重要になります。

私が現役時代行っていた作戦は、女性5人をグループ化し、1人の新入生の男性を囲いに行くという荒手の手法です。

私みたいなアホが考える手段ですのでもっと良いアイデアは皆さんの方が出そう。

仮にこの作戦を実行するとなると、ビラを配れる枚数が少なくなります。

ですので、この方式も計算に加えると必要ビラの枚数はもっと減るでしょう。

④"断られた人数"をカウントする
ビラ配って、大丈夫ですーと言われて落ち込んでる方々

落ち込んでる場合じゃないですよー

というのも、断られることはいいことなんですね。

なんせ、断られる人数の方が多いわけで、断られた数を断られなかった数が上回ることは99.999%ありません。

なので、断られた数だけ実はサークルに入る新入生が増えるわけです。

断られた人数を数えて来年のデータにしましょう

100人断られた→5人入った

これで、新入生獲得率がでます。事前準備も無駄なく用意することができます。

断られた数だけ強くなれるよ

そういうことなんです。

今日は疲れたので以上!

続きは後日

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