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名前の由来

これはスリムだった昔の体型を取り戻すまでの日記である。

2週間ほど前の長雨以降、季節は一気に秋に近づき、カレンダーで9月を見ると何だか今年もそろそろなんて気にもなる。

食欲の秋なんて言われることもあるが、秋と聞いていつも思い出すフレーズがある。個人的な話なのだけど、私の名前は隆明(たかあき)という。幼い頃、純朴な隆明少年は何でも教えてくれる祖母に自身の名前の由来を聞いた。


そして祖母はこう教えてくれたのだ
『秋の空に舞う鷹』という意味だよと。

えーーー!いや、絶対違うし、なんか字が違う!
当日、小学生ながらに違和感を感じたのを凄く覚えている。以降、秋の空を眺めては鳶や鷹を追ってしまう。

私の名前は祖母の親戚の知人の占い師が付けてくれたそうで、ありがたい命名書なるものも存在するのだが、父も母もその占い師のことは全く知らないのたが、頼んだ祖母が、漢字の意味ではなく、音で捉えたままに由来を教えてくれたのは、今更ながら日本語の奥深さを感じざるを得ない。

これは都市伝説の域だと思うのだけど、邪馬台国は阿波(あわ)の國、徳島にあって、その中心が木屋平村であると主張する方に何度か出会った。彼らの見解の中に日本人は、漢字の意味ではなく、その音、つまり音読みで理解しており、高天原は大川原高原へと本当の場所を隠すために変えたのだそう。

ともすれば、私の名前は隆明と書いて、秋の空を舞う鷹という意味も何やら真実味を帯びてくる。そんな気がした。

しかし、飛べない豚はただの豚って誰かが言った。
秋の空を舞うにはもっとダイエットが必要である。
お婆ちゃん、もっと頑張ります。

そんな私は酉年の産まれです。これも何かの御縁なのかな。

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