2022/02/22「同士討ち」
丸一日外出できないオタクになっている。何故なら他人に鍵を渡してしまい、施錠の一切ができない状態になっているからだ。もちろん、施錠を諦めればどこへなりとも行けるのだが、外出をするためには施錠をしなければいけないという儀式めいた振る舞いが現代人には染みついている。
シャンプーがなくなりそうだが……とか、エナドリが飲みたいな……とか、アイスが食べたいな……とか、風を浴びたいな……とか。人間の欲望には数限りがないのだが、鍵がないだけで欲望を果たすことができなくなってしまうので改めて鍵の重要性を噛み締めている。
鍵、凄い!
話はまったく変わり、『青野くん』の新刊の話がしたい。『青野くん』の新刊、言及したい箇所があまりにもたくさんあるのだが、ひとつに要点を絞って言及しておくと「運命」に対する三者三様の言動だ。
運命を殴り殺してやると言った言葉、それを口にしている人間のために「実践」する展開になってしまうのか……!?と手に汗握ってしまう。ネタバレ回避のために要点をぼやかしたようなことばかり書いているが、こういう質感を求めて乙女ゲームをしていたんだな~とかつての自分に思いを馳せる切っ掛けになった。
最終そこに着地するのか!?と思ったかもしれないが、ちょうど乙女ゲームの様々な話題を目にし、「漫画家を起用した乙女ゲームはもうあったでしょ~~~!!!!!」とか、「あのゲームの初動に貢献したのは絵師のファンであって乙女ゲームの母数にほぼ作用してないでしょ~~~~~!!!!!!!」とか、「そもそも乙女ゲームのオタクたちはJJは乙女ゲームじゃないと排斥しようと同士討ちをしてるでしょ~~~~~~!!!!!!!!」とか、こう、いろいろ……。
乙女ゲーム、死ぬな(祈りの日記でした)
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