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2021/10/24「此岸の男の好きな台詞」

日夜原稿に励んでいたのだが、いろいろあって今回のイベント併せは見送ることにした。いろいろあって……と書いているが、酒を飲みすぎて体調がおかしくなったり、イベントに関する諸々の準備が億劫になったり、まあその程度の話である。

昨日の日記の通り酒のせいで体調を崩した関係で、今日は午前中を布団の中で潰した。布団の中にいる以上、できることも知れているのでただスマホを触ってすごしていたのだが、折角だしと思い最新話を読むついでに『シャーロットには5人の弟子がいる』を読み返していた。当該作品については下記の日記でも書いている。

今回、再読にあたり上記の日記に登場した彼、つまりはジェフリーの感情の動きを追いながら読んだ。結果、答えを得てしまった。ジェフリー、めちゃくちゃわたしの手癖の男なのでは……!?!?!?!

かなり今更な発見なのだが、ようやく気がついた。これまでもジェフリーに注目していたし、『シャーロット』の中で好きな台詞は大抵ジェフリーのものなのだが、今日に至るまでこの答えに至れなかったのはジェフリーとシャーロットが此岸の男と彼岸の女であるという気付きに至っていなかったからに違いない。彼らの属性を並べてみれば完全に役満なのだが、無自覚に生きすぎてしまった。

それもこれもピッコマがスクリーンショットが使えないためな気がするが(iPhoneだとスクショできるらしい。なぜ?)、なにがわたしをそうしたのか、『シャーロット』は全話購入済みなので購入済みの権利を生かしてこれからもジェフリーがいい感じに曇って行く様を観測したいと思う。

下記に無意味にジェフリーの好きな台詞やジェフリーがいる好きな掛け合いを書き連ねておきます(なんで?)

「…仕方がなかったんだ 君を失うところだった…」
「あの時 君がわたしを訪ねて来なかったら
君がこの世界から消えたことすらも知らなかっただろう」
「いつも通り寝て… 起きて…
茶でも飲みながら退屈な日々を淡々と送ってた
この世界から… 君が消えたのも知らないで…」
「…君は弟子たちにもっと色んなことを知ってほしいと
いつも言っていたけど
もしかしたら私は彼らと何も変わらないのかもしれない」
「ロティー 誰かにとってはたったひとりの人が…
世界の全てになることだってあるんだ」

――第58話
「…子どもを望んだことはないよ」
「そう?
だけど覚えているでしょう?
だいぶ昔… クラウスのアカデミーにいた頃だったかな
私も忘れてる言葉を バカみたいに今でも覚えてる
だから少しの間なら大丈夫
ここで私と一緒にいよう
どうせ現実でもないんだから…」
「現実じゃないから ダメなんだ
・・・
驚いた 妖精を見直したよ
覚めてもまた別の幻想にいるとはまるで迷路だな
ここは誰の幻想?」

――第81話
「過ちは… 今からでも正すべきだろう
今まで君が弟子としてシャーロットのそばにいたことが
残念でならない
君には その資格がない」
「…それをなぜお前が決める?
シャーロット様が… 本当に知らなかったと思うか?
多くの人々に称えられる大魔術師様が
何も知らずに俺に手を差し伸べたと?
俺とシャーロット様の間に入り込む資格がないのは お前のほうだ」

――第88話

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