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2022/01/19「ピアノソナタ『月光』殺人事件と紅蓮館の殺人」

「名探偵」とのファーストインプレッションについて考える。わたしたちの世代には多いと思うが、わたしと「名探偵」のファーストインプレッションは江戸川コナンだった。

今はもうサンデーを追っていないので『コナン』本編がどうなっているのかよくわからないが、そこそこの巻数まで『コナン』を追っていた。その中で今でも忘れられないエピソードがあって、それがピアノソナタ『月光』殺人事件だ。

ちょうど公式から当該エピソードが上がっているので、未視聴/未読の方は是非。途中で『コナン』から脱落している人間なのでこれは完全に受け売りなのだが、江戸川コナン/工藤新一がはじめて推理が原因で自殺させてしまったのが「彼女」だ。

「名探偵」という生き物は個が尊重される生き物ではなく物語における機構だと思うが、『月光』に関しては名探偵という生き物の人格と機構のあわいをなぞるような物語が展開されていて今でも忘れがたい。

名探偵という生き物は生きているだけですべての秘密をつまびらかにしてしまうが、だからこそ起きる悲劇もあるのだろう。

ということで、読了本の話をします。『紅蓮館の殺人』。館ミステリーの定石通り、館の見取り図が巻頭に描かれており、多種多様なギミックが登場人物を翻弄する。

まあ、わたしはミステリーにトリックだとかギミックだとか、そういうものはあまり求めないタイプなのでそこら辺は雰囲気で読んだのだが(ミステリーの醍醐味なのに……)『紅蓮館』は名探偵の物語としても非常によくできていて楽しかった。こういう話もいろいろ書きたいな~……と自分の作風に思いを馳せた。

本を読みつつ、文字を書きつつ、ゲームをしているので『三國無双8』のオールシーズンパスを買った。リンク先を見てもらえればわかるが、10,000円を優に超えて驚いた。DLCてんこ盛りパックだから高いのは仕方ないんだけど、どうぞ!と言われると尻込みする金額だな……。

追加シナリオやIFシナリオなどがいろいろ入っているようなので折を見て遊びたいが、まだまだ全然終わる兆しが見えない。ほぼ魏しかプレイしていないし……。それなのにプレイ時間がそろそろ100時間を突破しそうなのが恐ろしいところなのだが、明日は『ラキド』移植版の発売日でもある。

大筋は知っている話なのでボイス流しながら他のことやるかな~などと思っているのだが、これが今流行のBGVという奴なのだろうか。

BGVという単語をはじめて聞いた時になんの略称だ?かなり迷ったのだが、background video……つまりはBGMの映像版みたいな感じ。これはわたしも常日頃からやっているのだが、ゲームをしつつオモチャンを流しているような感じだろう。

邪魔になったら邪魔だと思った方を止めたらいいという理論で流しているので厳密には目的意識などが違うかもしれないが、コンテンツで溢れかえる世の中が生み出した行為だと思う。

というわけで、BGVとして『月光』を楽しんでいただければ……みたいな目論見も込めて……ネ!

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