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2021/12/19「最前線で血飛沫を浴びよう」

今週は雪が降るらしいと聞いていたが結局雪を見ることができずに終わった。

そこまで惰眠を貪っていたわけではないのだが、意識がある時間をすべて無双に捧げていたため窓の外を見ていなかった可能性が高い。雪は静かに降り、そして静かに溶けてしまったようだ。雪が滅多に降らない地方在住のため、最後に雪を見たのは去年の年末だろうか。雪がちらつく中、助手席に友人を乗せて自宅に向かった記憶がある。

こういった皆が平等に見る景色を見逃しているという事実はなんだか切ない。折角だし見ておきたかったな~というイベント的な気分だ。イベントに乗り遅れるとなんだか寂しい。休み明け、そういったことでみんな盛り上がるんでしょ?みたいな気持ちもちょびっとだけ添えられている。

「天気」の話をする時は話すことがない証拠と一般的に言われているが、確かに今日はそこまで話すことはないかもしれない。今日したことと言えばコメダに行ってグラコロを食べ、ピクミンをしながら近所をぶらぶらしたくらいだ。それ以外はすべて無双をしていた。

強いて言えば、朝から漫画を読んで大号泣したのでそれの話をします。これです。

全然大号泣するような内容ではないのだが、これ系の話を読むと何故か知らぬ間に大号泣してしまう。普通に涙腺が壊れたんだろうか……と思うものの、『アビス』などの最悪の話を読んでいる時はめちゃくちゃ笑顔なので、なんらかの作品に対峙した際の感情表現が「笑顔」と「大号泣」しかないのかもしれない。

これの好きなところは主人公がいつもは天真爛漫なお嬢さんにはしか見えないのに、たまにめちゃくちゃ冷たく突き放すところあるよな……と描写されているところで、わたしは元々そういう人間がかなり好きなのでピーンと来てしまった。いいよね、すべてを受容するような顔をした女が突然冷たく突き放してくるの……突き放された側は意味不明すぎて感情バグを起こしたりするの……。

本作において感情バグは発生しないのだが、そういったことが今後起きても起きなくても面白い話だなと思うので今後も更新の度に単話買いで追っていくことになるんだと思う。現在、わりと単話で買っている漫画があるもののピッコマに関しては単行本という概念もないしなと思い従順に単話で追っている。そもそも、一度単話で追いはじめると「追わない」という選択肢が消失する気がする。

最前線で血飛沫を浴びる喜びを知ってしまえば、もう最前線で血飛沫を浴びる喜びを手放せなくないですか?HFの間桐桜の概念ですね。

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