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2021/11/25「声」

『同志少女よ、敵を撃て』を読んだ。

発売前からかなり前評判がよかったこともあり発売日に買ったのだが読みはじめたのは2日前から。Kindleが参考値として出している読破までの時間が10時間程度だったためそこそこ長いなと思ったものの、物語の進行がかなりサクサクしていたので読みやすかった。

ただ、やはりというか戦争ものなので話自体のカロリーはそれなりに高い。うーん、ウーン……と唸りながら読んだのだが、こういう話を読むとエンタメとしての評価を口にすることが躊躇われる。ミステリーを読んでもエンタメとして感想を述べるのは違うなという気持ちにはならないが、戦争を描く話を読むと反戦的な感想を持たなければならないような気がするため、結局自分がなにを感じ思ったのかは記憶の奥底に封じられてしまうような感覚が拭えない。

それがいいことなのか、よくないことなのかは置いておいて、そういった感情を持ちましたということのみ描く記しておく。

というわけで話は変わるが、一週間休載を挟んでからの『少年のアビス』。真夜中にわあわあ騒いで夜更かしをしてしまったので翌日の仕事がめちゃくちゃ辛かった。夜更かしはするもんじゃないな……と思ったのだが、これを読んで夜更かしをしないという選択肢はなかった……。

表紙が発表されたこともあり峰岸玄に思いを馳せたその夜にこれをぶつけてくるの完全に確信犯では!?と思ったりもした。新刊も楽しみだが、新刊に付随する広報動画のようなものは今回もあるのだろうか。今はそればかりが楽しみで、とにかくなにも手につかず呆然としています。

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