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2020年、お疲れ様でした。

 お久しぶりです。

 新作や旧作など、様々なものに果敢にアタックしているんですが中々上手いこと記事を書くことができるような作品がなく、しばらくnoteでは読み専に徹していました。

 とは言えども、なにかそれらしい記事を書きたいなーという気持ちは依然としてあるので、若干の季節外れ感はありますが、2020年の総括的な記事を一本書きたいなと思います。

1月<ノベルゲーム復帰!>

 厳密には2019年12月にすでに『死神と少女(Vita版)』をプレイしはじめていたので乙女ゲームに復帰はしていたんですが、便宜上2020年1月をノベルゲーム復帰の節目としてます。

 この節目の月には『死神と少女(Vita版)』、『キラ☆キラ』、『DEARDROPS』、『DIABOLIC LOVERS LOST EDEN』、『蛇香のライラ 第一夜』、『MUSICUS!』をプレイしていました。

 いやー、今考えても物凄い量を一気にプレイしているんですが、これにはわりと個人的な事情があって、2019年年末から在宅ワークに変わった関係で時間的余裕がかなり生まれたんですよね。これまでノベルゲームから離れていたのは別段仕事のせいで、というわけではなかったものの、突然生まれた時間は有効活用しよう! というノリと勢いで乙女ゲームに復帰しました。

 乙女ゲーム復帰、と言いつつもこの月で印象に残っているゲームは『MUSICUS!』です。元々ライターをされている瀬戸口先生が好きで、久しぶりの新作だということでずっと発売を待っていたタイトルでした。なので、これを機に一気に『キラ☆キラ』『DEARDROPS』をプレイしました。世界観が地続きのタイトルだったので、連続でプレイ出来てよかったです。わたしは音楽の嗜みなどは一切ないんですが、だからこそなのか、音楽の持つ力を信じてみたいなーという気持ちを多かれ少なかれ持っていて、『MUSICUS!』でさらにその気持ちが加速しました。

2月<久しぶりの完全新作乙女ゲーム!>

 1月とは打って変わって、2月はプレイした本数はかなり少なめです。それプラス、プレイした二本ともゲームとしてはかなりボリューム少なめなんですよね。そんなわけで、プレイ出来たのは『恋の花咲く百花園』、『蛇香のライラ 第二夜』のみになります。

 前述の通り二本ともボリューム的には少なめです。それプラス、TAKUYOの完全新作だ! ということでふんわりと期待はしていたんですが(『カエル畑』路線かなと思い)、思うほど振るわず……。ゲーム的には消化不良感が漂う月でした。

3月<乙女ゲームに復帰してよかった>

 3月にプレイしたのは『Collar×Malice』、『Collar×Malice−Unlimited−』、『DIABOLIC LOVERS CHAOS LINEAGE』でした。この月はほんっっっとによい出会いをして、長々と記事として書いてもいるんですが、『カラマリ』が大当たりでした。これをプレイするために乙女ゲームに帰って来たのかもしれない……! とまで思いました。

 元々乙女ゲームでは所謂ヒールと呼ばれる位置付けのキャラクターを好きになることが多いんですが、ヒールに対する感情や思いがすべて報われたのではないかと思います。また、乙女ゲームという男女の恋愛を宿命付けられたジャンルで観測することが出来る男性同士の強い感情(わたしはそれをホモソーシャルと位置付け愛好しています)もあり、相乗効果で印象深いタイトルでした。

 個人の意見になってしまうんですが、わたしの中では『ディアラバ』シリーズもホモソーシャル乙女ゲームの一種なので、この月に『ディアラバ』も挟みました。最早うんうん、知ってる知ってる! と答え合わせをすることがメインになってしまっているシリーズですが、はじめて深く関係したホモソーシャル乙女ゲームなので未だに追い続けているタイトルのひとつです。

4月<古巣への帰還!>

 先月の運命的な出会いから改めてエンジンがかかったのか、4月は『DYNAMIC CHORD feat.[rêve parfait]』、『DIABOLIC LOVERS CHAOS LINEAGE』、『オランピアソワレ』、『紫影のソナーニル』、『ダイヤの国のアリス〜Wonderful Wonder World〜』といろいろプレイしました。

 4月は世間的には『オラソワ』がビッグタイトルになるかと思いますが、すでに記事で感想を書いているので割愛します。個人的に4月は、帰ることはないんだろうなと思っていた古巣のゲームをプレイしたことが大きいかなと思っています。ようやく声優(一部新キャスト)が発表されただけの『スペアリ』ですが、当時は欠片もプレイする気がなかったんですよね。そもそも『ダイヤ』をプレイ出来ていなかったので……。

 経緯を話すと長くなりすぎ、またわたしのド偏見が多分に含まれるので詳細は伏せますが、どうしても昔の古巣と今の古巣(今の、というか、倒産しているんですでにないんですが)を同一視できなくて遠ざかっていたんですよね。ではなぜこのタイミングで、という話になりますが、離れていた年数が長すぎて割り切れるようになった、が正しいと思います。今となっては割り切れてよかったのかもなー、と思います。推しのキャストが変わっていなかったことに泣いて喜べたのは、やっぱりこの時に『ダイヤ』をプレイできたからだと思うので。

5月<同人乙女ゲームとの出会い!>

 5月は『破落戸どものマリア』、『ダイヤの国のアリス〜Wonderful Mirror World〜』、『百鬼夜行〜怪談ロマンス〜』、『慰愛の詩』、『蛇香のライア 第三夜』、『グリザイアの楽園』、『DAIROKU:AYAKASHIMORI』……と様々なジャンルのゲームをプレイしました。旧作新作入り乱れなんですが、一部は蔵出し感想のかたちでいろいろと書いたので割愛します。

 それ以外で印象深かったのは、『ダイミラ』(略称あってますかね?)です。こればかりは実際にプレイしてください、としか言えないんですが、『ハトアリ』の頃から好きだったキャラクターにこんな属性付与されてまともな精神でいることなんて不可能じゃないですか? と虚空に向かって何度も訪ねてしまいました。

6月<安定の『遙か』シリーズ!>

 6月は『東京24区』、『遙かなる時空の中で7』をプレイしました。こう書くとかなり少ない気がしますが、なにせ『遙か7』が長く、かなりの満足感があったので完全燃焼してました。『遙か7』に関しては記事でもいろいろ書いたんですが、その記事がGoogle検索するとトップに出てきてしまうなどし若干冷や汗を掻きました。悪いことではない……とは思いながら、こんなビッグタイトルの感想を調べようとしてわたしの記事がトップに出てきていいの!? という心境です。

 また、『東京24区』ですが、どこかの記事でも書いている通り本当は記事一本書くつもりでいて、実際に書き途中のものもあります。遊馬ルートの感想だけ書きました。それに関してはツイッターで蔵出しツイートをしたんですが、個人的には上手く書けていたと思います。ここら辺から記憶が新しい間に感想を書く、が上手く回らなくなって来ました……。

7月<なぜか空白の月>

 なぜか空白が生まれてしまい、誰一人として攻略していませんでした……。恐らくここら辺で『ツイステ』の長編小説に取り組んでいたんだと思います。不思議なほどにまっさらな月でした。

8月<挫折>

 忘れもしない悪夢のはじまりです。この月は『ピオフィオーレの晩鐘 -ricordo-』、『キューピット・パラサイト』をプレイしていました。

 なにが悪夢なのか……という話なんですが、『キュピパラ』がかなりの鬼門でした。後述する後の月のゲームプレイ状況が、ここをターニングポイントとしてかなり崩れてきます。後半巻き返しを図っているかと思うんですが、『キュピパラ』があまりにもな出来だったので、コメディ系作品を買うのが怖くなって『ハイカラ』をキャンセルしました。いやあ……こんなこともあるんですね!

9月<引き続きスランプ>

 先月から引き続き、月の半ばまで『キュピパラ』をプレイしていたんですが、それ以外では『RoomNo.9』、『ビルシャナ戦姫 〜源平飛花夢想〜』をプレイしました。『ビルシャナ』もかなりもたついてしまって、結局10月の中旬に差し掛かる前くらいまで引っ張りました。新作を買って完全に積んでしまう……とまでは行かないものの、これまでのペースだと少なくとも一週間で終えていたゲームが倍の時間かかるようになってしまいました。

10月<意気消沈、秋>

 前述の通り『ビルシャナ』を引っ張り、それ以外はなにもプレイできなかった月です。積んでいるゲームはいろいろあるものの、ノベルゲームをすることに特に期待値が抱けなかった時期っぽいです。その代わり、『Ghost of Tsushima』に熱中していた記憶があります。

11月<新興勢力、到来!>

 ここで綺羅星のように、新興勢力が到来します。『クラブ・スーサイド』です。それ以外では『ピオフィオーレの晩鐘 -Episodio 1926-』、『時計仕掛けのレイライン -黄昏時の境界線-』をプレイしました。『クラスド』に関しては記事を一本書いていますが、『ピオフィ』の続編に当たる『1926』はかなり刺激的で面白かったです。言い方としてはどうかと思いますが、やはり人死があるゲームは面白いですよね。

12月<8月の再来>

 不穏なタイトルではじまりますが、この月は『ひめひび -Another Princess Days White or Black』、『天ノ少女』をプレイしました。

 いやー、年末にこんなことが起こるんだ……という悲しみに暮れながらプレイしていました、『ひめひびAWB』。よくよく考えると2020年はわりとTAKUYOに期待を裏切られた年かもしれません。『ひめひびAWB』は登場人物がかなり少なく、立ち絵のある存在は攻略キャラクター、ヒロイン、そして学園長のみです。この学園長がかなりヘイトを集めるキャラクターなんですが、だからこそ何かしら理解が出来たり、共感や同情が出来ないとキツイな……と思いました。

 とは言えど、ずーーーーーーっと、ずーーーーーーーーーっと、百合グレが動き続けているのを傍らから見守っていた『殻ノ少女』シリーズの最終作である『天ノ少女』が発売して年内に完結を見届けることが出来てよかったです。

2021年の抱負

 すでに2021年がスタートして1月も半分終わっていますが、2021年はもう少ししっかりとプレイしたゲームの感想をアウトプット出来る年にしたいなーと思います。

 また、これはゲームと関係のない話ですが、参加している企画の原稿をちゃんと提出することと、参加するイベントで出す新刊から逃避せずに原稿も進めて行きたいと思います。

 それでは皆様、今年もどうぞよろしくお願いします。

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