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2021/11/26「偽物」

フィガロについて考えている。

2周年イベストを中編まで読んだことがきっかけで数日前からずっとフィガロ・ガルシアのことを思っている。

わたしが書き、考えるフィガロ・ガルシアはあまりにも露悪的ではないか?フィガロ・ガルシアはそこまで邪悪な生き物なのか?ということを考えていると、なにがなんだかよくわからなくなる。

確かに二次創作という奴はキャラクターのひとつの要素にズームし、拡大解釈することで成立するものだと思う。だからこそそういった営みは否定されるものではないだろうが、それでもわたしが「わたしの書くフィガロ」が何者かについてよく考える。

露悪が過ぎることを厭う一方、であればわたしはフィガロ・ガルシアが憐れであれば、寂しいだけの人間であれば気が腫れるのか?ということを考える。やっぱりそれも、なんだか違う。それだけであってほしくないな、と思ってしまうのだ。

いろいろウダウダと書いたが、今夜は後編を読むという一大イベントがある。後編、フィガロは一体どうなってしまうのだろうか。「偽物」のガルシアであるフィガロ・ガルシアは、一体どこへ……。

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