2023年2月度 製品アップデート
最近のプロダクト開発では三次元(点群)データのアノテーション機能に注力してきました。
3D-2Dのアノテーションのマッピングや、多角形など多様な3Dアノテーション機能をサポートしています。
また、自動アノテーション機能の拡充や、ユーザーが開発したモデルをFastLabel上に組み込めるカスタムイメージに対応しました。
Cloud版 - 3次元アノテーション
点群プロジェクトのアノテーションで、新しく多角形をサポートしました。
また複数PCDファイルにも対応しており、連続したデータを自動でアノテーションを補完することで、効率よく教師データを作成できます。
多角形アノテーション
連続点群アノテーション
3D-2Dマッピング
3D-2Dのアノテーションのマッピング機能をリリースしています。点群データ常にアノテーションしたデータを、画像上で確認できることで、より正確なアノテーションが実現できます。
その他にも、
NPY形式のサポートや、SDKでのデータの取り込みにも対応しました。
Cloud版 - 自動アノテーション
ユーザーのモデルを柔軟に組み込めるカスタムイメージに対応
今まで自動アノテーション機能は、FastLabelで標準対応しているモデルのみ利用可能でしたが、今回のアップデートでユーザーが構築したモデルをFastLabelに組み込めるようになりました。
より、高精度のモデルを活用することでアノテーションの効率を大幅に改善できます。
その他にも、「複数画像 - セグメンテーション」、「複数画像 - キーポイント」でモデルのチューニングや自動アノテーションに対応
Cloud版 - その他
オンボーディング機能の拡充など日々の作業が楽になる機能をアップデートしました。
「画像 - 姿勢推定」、「複数画像 - 矩形」でオンボーディング機能に新しく対応しました。
全てのプロジェクトでアノテーションデータのインポート機能に対応しました。
アノテーション画面で、アノテーション作業中に高さや幅の表示・非表示を切り替え可能になりました。
素材購入機能でデータ収集をより使いやすくするため、ページネーション対応や表示件数を100件に拡大しました。
Desktop版 - アノテーション
DICOMデータに標準対応
デスクトップ版でもDICOMデータに標準対応しました。オフライン環境でアノテーション作業が可能で、個人情報を含むデータに対しても安全に管理できます。
Desktop版 - 自動アノテーション
デスクトップ版の「動画 - 矩形」プロジェクトで、新しく顔検出の自動アノテーション機能に対応しました。
また、個人情報を保護するために、アノテーションデータをもとに指定の色で塗りつぶしてマスキングして動画を出力する機能も合わせてリリースしています。
*オフライン限定の機能のため、ご利用を希望の方はFastLabelへお問い合わせください。
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