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ジョブキッズ リハビリ体験(前)
7月29日(月)、お仕事体験王国ジョブキッズ富山。そのジョブアトラクションの1つ「リハビリの仕事」が光ヶ丘病院で開催されました。
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参加者は富山県内の小学1~5年生と保護者の11組。開会の挨拶で新藤悠子先生が「リハビリの仕事ってどんなことするか、わかる人はいますか?」という質問をしました。
「歩けるようにサポートをする」
「不自由な人を助けたりする」
子どもたちは予想以上にしっかりと答えます。
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足のリハビリを行う理学療法士(PT)、手のリハビリを行う作業療法士(OT)、口のリハビリを行う言語聴覚士(ST)の代表者が、今日体験する仕事について説明しました。そこから4チームに分かれ、PT領域、ST領域、OT領域、リハビリ機器の順に体験していきます。
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こちらは足のリハビリ(PT)コーナー。まず、血圧測定をしてからT字杖歩行体験です。子どもたちは左足をけがをした設定で右手に杖を持ち、使い方を学びます。
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階段を慎重に上り、下ります。少し緊張していたのか、地面に足を着地させたときは思わず笑顔になりました。
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こちらはバランス評価体験。壁にかかれた線まで腕を伸ばします。腕の長さが足りずに苦労する子もいましたが、何とか全員クリアしました。
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手のリハビリ(OT)コーナー。こちらは大きなテーブルに並べた器具で順番に手の訓練を行っていきます。
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「ポータブルスプリングバランサー」は上肢を持ち上げるのを助ける機器。自分ができる範囲に合わせてサポート量を変え、コーンを持ち上げ、移動させ、手指の訓練を体験します。
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利き腕と反対側に箸を持ち、器の中のものを別の器に移す体験です。普通の箸ではつかみにくいものを、箸の自助具を使うことでラクに移すことができます。
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スプリントを使ったペグでの手指訓練。男の子の左手に巻き付けた黒いものがスプリント、親指と人差し指の間を固定し、モノをつかみやすくサポートするものです。
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口のリハビリコーナー。まずは健康診断などでおなじみの聴覚検査を言語聴覚室で体験します。
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次は聴覚検査機を操作する側に回り、保護者相手に聴覚検査を実施しました。
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外では栄養士さんの指導によるとろみ水体験。嚥下機能が低下すると、普通の水では肺などに流れ込んでしまうため、胃に真っすぐ落ちていくようにとろみをつけるのです。リンゴジュースとお茶に、それぞれとろみの素を入れてかき混ぜます。およそ30秒から1分ほどでとろみのついた飲み物が出来上がりました。
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それを飲んでみた子どもたちの表情。美味しく感じた子、不味く感じた子、こんなものかと顔をする子、複雑な表情を見せる子……。いろんな表情を見ることができて面白かったです。
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ゲーム感覚で楽しくリハビリをする機器の体験もありました。これは歩行分析計C-millという機械で、ゲーム感覚で体重移動の訓練ができるもの。例えば、ブロック崩しのような画面が出て、左右に体重移動することで落ちてきたボールを跳ね返してブロックを消していきます。
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こちらはコグニバイク(認知トレーニングエルゴメーター)。自転車を漕ぎながら画面に出てくる問題を解くという二つのことを同時進行させることで認知訓練になります。ジョブキッズでは保護者が漕ぎ、子どもが問題を解く形にしました。
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リハビリ室での体験はこれで終了。これから光ヶ丘病院ならではのリハビリ体験に出発です。
紫蘭会光ヶ丘病院 広報室
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