【抑圧型人間からの解放】「ある」を「ない」にしない

「非モテは色んな観点からエネルギーを抑圧しているからモテない」

そう思った原体験があった。

世間的に見ると、自分自身も抑圧型の人間で、日常から感情を抑圧してこれまで生きてきた。

非モテの人は余程の勘違い野郎を除けば基本抑圧型の男性だと思っている。
自分を頼って下さる方も、自分に近しい匂いを感じて頼って下さる方が多いように感じる。



怒りの原体験

そんな自分が、抑圧型だったなと認知し、そこから解放されたと感じた強烈な原体験があったので話します。


婚約し、同棲していた彼女と別れて、ただその日に引っ越しが出来るわけでもないので

夜も眠れない、かつ家にいると常にお腹を下し続ける、そんな日が10日程続いていた。

精神的にも限界が来ていて、早く新しい物件を見つけないともうメンタル的に耐えられない。
とある日、そんな状況の中で、朝6時に起きて4時間ぐらいかけて物件をひたすら探していた。

お客さんをお家に招いたりもしたかったので見た目もキレイな場所にこだわって探していたので、3,000件ぐらいリストアップして唯一あった見栄えも良い物件。

「即入居可能」と書いてある。
電話もしたら「内見出来ますよ」とも言われた。

家から30分ぐらいかけてその担当不動産に出向いた。

「色々他にも紹介したいので、ご希望の条件を書いていただけますか?」
と言われた。

(そんなの良いからもう早く内見させてくれよ)とと思いながら記入し、その間に担当の方が内見先に問い合わせていた。

そして、言われたのが

「この物件悪質で、物件の性質上カビが生えやすくて、退去する時に絶対退去費用として50万円請求されるみたいで、オススメ出来ないので他の物件を紹介しても良いですか?」と。

他の不動産屋から該当物件がおとり物件じゃないか?とも言われていたので、まじか、となった。

これは黒だな、と思いながらカマをかけてみた。

「50万円払うのでとにかくすぐ内見させてください」

そういった返答が

「いえ、この物件は紹介出来ません」


黒だった。

メンタルがギリギリの時に唯一見つけた物件がおとり物件を掴まされ、「もういっすわ」とその不動産屋を後にした。

色々限界だったので、30年生きてきてTOP3に入るレベルの怒りの感情が爆発して、外で思いっきり「クソー!!!!」と叫んだ。人がいない所で。

そこから冷静になった時に「自分にもこんなエネルギーがあったんだ」と認知が出来た。


穏やかな人間として生きてきて、感情を抑圧してきて、怒りの感情が爆発した時に、自分のエネルギーがものすごく高まった自覚があった。

これだけのエネルギーを、自分は抑圧して生きてきたのだ、と。


喜怒哀楽の全てが大切なエネルギー

以前のパートナーからは「仏のような優しい人だ」と言われてきた。

仏のような優しい人だ、という前提で付き合ってきて、怒りの感情をケンカした時に出すと、それを否定され、もう出すな、と言われてきた。
まあこれは当たり前な事ですが。

ただ、怒りの感情というのも大切なエネルギーだ。

喜ぶ事も、怒ることも、哀しむことも、楽しむことも。

怒りのエネルギーも、自分にあるものだ。

これを抑圧し、否定してきたことで、自分の感情全てを抑え込んで生きてきてしまった。

喜怒哀楽、4つ全ての感情エネルギーは全てつながっていると思うのだ。

「怒り」を解放してから

喜ぶことも

哀しむことも

楽しむことも

全て、素直に外側に放出できるようになった。

「怒り」は勿論扱い方を間違えると危険ではあるので、そのエネルギーで人を傷つけるということをしない、という意識は持っているが。

怒り、を抑えてしまったから、自分のエネルギーは全て下がっていたんだ。

「ある」を「ない」にしない。


「ある」を「ない」にしない

自分の欲求を抑圧するから、エネルギーが下がる。

怒りも

モテへの欲求も

金稼ぎの欲求も

承認欲求も

殺意も

破壊衝動も

全て「ある」なら「ある」ものだ。

ないことにする事で、エネルギーが下がる。
抑圧する事で、それらにフタをする事で、いつか良くない形で爆発してしまう。

あるものはあるのだから、それを認めて良い。

あるものをあると認めて、その欲求や感情をエネルギーに変える事ができたら、成功への道筋が見える。


「ある」を「ない」にしない事。

モテたいならモテたいと言え。

金が稼ぎたいなら稼ぎたいと言え。

怒りの感情をおさえず、素直にあるものと受け止めて。

怒りも、大切な1つのエネルギーである。
自分の欲求に素直になろう。

抑圧して生きるのは、もうやめよう。




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