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ファッション理論に筋が通っているのか?

昨日のファッションセミナーでこんな感想をいただきました。

「内容がわかりやすく、理解できる」
「一環して筋が通っている」
というものです。

途中その方は「今までファッションに悩んできて、雑誌や本で勉強してみた」「でも全然わからなかった」と話されていてました。


「店員さんに聞いてもわからなかった」
「カラーのアドバイスを受けて説明されたけれどわからなかった」
とのこと。

ファッションというのは勉強できないものと思われて、その状況が続いています。
どの教材で勉強しても、なかなか答え・正解に行きつかない。
日本ではこの状況はずっと続いています。

ひとつの原因は

答えや正解を教えてくれる人がいないということです。

家庭内でも教えてもらえませんし、
学校の授業にもありません。

もうひとつの原因は雑誌やテレビや本、服屋の販売員さん、カラーの先生、パーソナルスタイリストさんの教えを勉強しても、どれも言うことが違い、自分の生活に沿う納得したアドバイス(理論)にたどり着かないというものです。

これは本当に問題だと感じています。
真面目に勉強をする人が迷宮入りするこの体制をなんとかしたいと思っています。(真面目に勉強しようとした人ほど迷宮入りし難民化する)


以前にあるファッションの大御所の方がこのことについて言った言葉があります。

「ファッションは感覚だから、勉強するものではないのよ。」

「いろいろ挑戦して、何度も失敗して、そうして自分の中に自分の軸を作って行くのよ!私も何度も失敗したわ!」というような意見です。

もちろんそれ(挑戦して失敗して学ぶ)もあると思いますが、私はファッションアドバイザーの仕事をしているので、その失敗を無くしていくのが仕事ですから同じ考えを取り入れることができませんでした。

何よりも

勉強した人の方が迷宮入りして難民化するというのは完全に教える側の力量不足

だと感じるのです。そう思いませんか?


私はこの問いをずっと持って来て、ひとつの答えに行き着きました。どの服を着るのか?という問いに対して多角的に考える視点があり、そのたくさんの中のどれを入り口にして考えるのか?が大切になるのです。

今後はこの「note」で答えや正解についてお伝えしていきたいと思っています。読んでいただいているあなたの指針になれば幸いです。ご興味おありでしたらフォローをしていただけると最新の記事が届きますのでぜひ。

では、土居コウタロウでした。
素敵な一日を!

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