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35歳からファッションや服装が難しくなることないですか?

こんにちは、ダメ出ししないファッションロジック®パーソナルスタイリストの土居コウタロウです。2004年から「個人の方へのスタイリスト」の仕事をしてきたので、その中で役立ちそうな内容を「note」しています^^

この16年のお客様の年代を振り返ると、35歳以上の方が9割でした。

最近その理由について考えてみました。注意深くこの現象を見ていくと、大きく4つのポイントがあると発見しました(2020年2月18日現在)。そのことについてnoteしたいと思います。

35歳からファッション・服装が難しくなる理由

1、なんでも似合うという状態が終わり、似合わない服が明確になる
2、社会の中での役割が増える
3、大人のルールがたくさん存在する
4、楽な服を着たくなる

1、なんでも似合うという状態が終わり、似合わない服が明確になる

 生物的な話しになると思うのですが、20代まではエネルギーがみなぎっていて、なにかが出ているように思っています。元気も力もエネルギーも多分にあり、それが周りに出ている状態。「若い子は勢いがあるからね」と言われたりするあれです。実際になにかが出ているように感じていて、それを私は「覇気がある」と呼んでいます。

この何かが出ている状態は実は服装には大きく影響しています。もし変な服を着ていても、その覇気が出ていると【似合っていなくても似合っているように見える】という現象が起こるのです。

(注:似合うとは本人(本体)の形の雰囲気と、服の形からなる雰囲気が同じ種類だと、同じ雰囲気同士なので調和すると定義しています)

本人の雰囲気は可愛い顔や体格をしているのに、なぜかかっこいい雰囲気の服を着ても『これが正解なのかな?良いように見えるぞ?』という風に見えてしまうのです。似合わないはずの服もその出ている覇気によって、似合うように周りに見せてしまう現象が起こります。

この現象が終わってしまうのが大体35歳なのです!!

昔はよく着て、似合っていた服が35歳になって着てみると全然似合っていなくて変に見える体験ありませんか?それは見た目年齢が上がった(外見が大人になった、老けたetc)という理由もありますが、この覇気や勢いが無くなったという考えもできます。

実際に高校の友人で今はラジオDJをしている女性がどくろの柄のTシャツを着ていて、35歳のときに話したら「あのどくろのTシャツが似合わなくなった」と話していました。その子は元々顔の作りが「可愛い顔」をしていたので、一言それを伝えると「元々似合って無かったということ?!?!」とびっくりしていました。
(似合っていなかったのではなく、覇気が出ていたので似合っているように見えていたということです)

その覇気が無くなったので、本来相性の良い形の服のみが合うようになってきたということになりました。

↑これが35歳になると服に困る理由です!覇気で無理やり似合わせられていた服が、変に見えるようになってしまって着る服が減るからです↑


2、社会の中での役割が増える

 私は20代後半まで、自由に服を選んで着てもいい場面が多いと考えています。例えば学生はカジュアルな服装で学校に行くことが基本ですが、自分の趣味の服装をして学校に行くことも可能です。休みの日に過激な服装をしてもまかり通ります。

 20代後半になると社会(仕事や家庭を持つ)ということで自由に思うままの服装をすることができにくくなってきます。

ちょっと長くなったので、続きは次回にお送りします。
このテーマはとても奥の深いものなので、シリーズでお送りできたらと思います☆付き合っていただけると嬉しいです。

では!素敵な1日を!
土居コウタロウでした!!

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