見出し画像

連休最終日の徒然に

震災の時もそうだったけど、このコロナ禍でも「本当に大切なモノ、自分が本当にやりたいことはなんなのだ」と言う問いを再び投げかけられる状況になっています。
それはまた震災後、自分が何をしてきたか再確認をさせられる事でもあって。
コロナ禍で大きく影響を受けている業種「飲食業」「宿泊業」をやっているわけだから、経済的な余裕は当然ないのだけれど、この状況のせいにして、しばらくは色々丁寧に置いていくように過ごしてみようと思うわけです。


色々考えた挙句、今はFAROにヤドカリしている状況でスタンツァのお料理を少し提供しているのですが、お野菜を茹でたり焼いたりの仕込みをせずに、オーダーごとに切り出しから調理しています。品数を少し絞れば、以前とそんなに変わらない時間で提供出来るし、やっぱり美味い! FAROでセルフサービスにすることで、価格も抑えられて学生さんも気軽に食べに来てくれたりするし。(無農薬野菜や地元の採れたてお野菜、やっぱり若い人にたくさん食べて欲しい!)


効率化や収益化で捨てていたものを見直すと言うか。


フードロス、フードマイル削減もプラフリーも、以前から取り組んではいたけれど、もっとちゃんとやれるだけやってみて、低空飛行でも仕事が出来るのか試してみたい。飲食店経営としてはどうかと思うけど、状況のせいにしてゆるりと試してみたい。
それがどれだけ意味を成すかは分からないし、完璧には出来ないのも分かってる。無理せず楽しく生きていける中で出来るだけ。

海洋生物のお腹の中にプラスチックゴミが大量に入ってうちあげられた映像を見たとき、肥大した人間の姿と重なって気持ち悪くなった。その感覚に正直に生きたい。


次にまた、再確認の時が来た時に「あの頃より少し良くなったね」と言いたいなぁと思うこの頃なのです。

宜しければサポートお願いいたします。頂いたお気持ちはコロナウィルス禍が過ぎるまでのFAROの維持費として使わせて頂きます!