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動物たちとともに暮らす社会のために|2023年新卒入社員自己紹介

みなさま、初めまして。
新入社員の和田知里と申します。

今回は自己紹介をさせていただきます。
動物たちのかわいい写真だけでも見ていただけたらうれしいです!


プロフィール

出身地:大阪府吹田市
(大学は北海道札幌市)

趣味:水族館めぐり、読書、刺繍

好きな動物ベスト3:ジュゴン・マナティー・アザラシ

私のやりたいこと

私の目標は、動物と人間の関係性をよりよくすることです。
人間と動物のよりよい関係というと漠然として掴みどころがないですが、人間がもう少しだけでも動物たちに配慮できるような社会にしていきたいと思っています。

私がこのような目標をもつに至るまでには、これまでに出会った多くの動物たちと人間のみなさんの影響がありました。その中でも、とくに強い影響を受けた動物たちをご紹介します。

私に影響を与えた動物たち

1.ジュゴンのセレナちゃん

念願の再会が叶い、盛り上がっています

私が人生で最初に影響を受けた動物です。
セレナちゃんは三重県にある鳥羽水族館で暮らしているのですが、生まれて間もないときに母親とはぐれてしまったところを保護されました。
水族館にやってきた幼いセレナのため、アオウミガメのカメキチくんを一緒の水槽で飼育したところ、セレナとカメキチはとても仲良しになったそうです。
この経緯は、『ふたりはいつもともだち』という絵本になっています。
私は小さいときからこの絵本が大好きで、いまでもときどき読み返しています。
この絵本をきっかけにジュゴンが好きになり、ジュゴンをきっかけに水族館が好きになりました。

2.イヌ(キャバリア)

よくこうやって写真を撮っています。

実家にはじめてやってきた犬です。
犬と暮らすのは初めての経験で、たくさんのことを学びました。
犬とひとくちに言っても、その子その子により性格や好きなことが全く違うということを感じました。
動物と身近に過ごすことで、彼らが何を考えているのかと疑問に思うことや、同時に彼らの幸せについて考える機会も増えました。
そして何より、共に暮らすことで人間の方がたくさんの幸せをもらっていることを実感しました。

3.北海道和種馬たち

なかよしだった子が、はじめての子どもを見せてくれました

大学での研究に協力してくれたウマたちです。
それまではウマに乗ったことも触れたこともなかったのですが、この子たちのおかげでウマを少しだけ知ることができました。
コロナ禍という時期の問題もあり、かなりの時間をひとりで過ごしていたので、ウマたちが話し相手(?)でした。

ひたすらウマを観察していました

大学ではウマの鳴き声について研究をしていました。ウマは現代の私たちにとってとても身近な動物のひとつで、人間とは少なくとも4000年前からの付き合いだと言われています。紀元前からの付き合いがあるウマでさえ、鳴き声の正確な意味というのは明らかになっていませんでした。ともに生きている動物たちについて、人間が知らないことがまだまだあるということを実感しました。

動物たちとの出会いを経て考えたこと

ここでご紹介した以外にもたくさんの動物たちと出会い、研究生活を進めるなかで、動物たちの幸せについて考えることが多くなりました。
どのような状況で暮らすことが動物たちにとって幸せと言えるのでしょうか。
野生で自由に暮らすことでしょうか。人間の庇護のもとで安心して過ごすことでしょうか。

同時に、人間が多くの動物たちに信じられないほど大きな影響を与えてきたということも知りました。
人間が続けてきた活動により、地球の環境は大きく変化しました。動物たちの生息環境や生態系にも大きな変化が起こりました。
動物たちは生き残るため、人間による変化に対応して体や生活、生き方を変化させてきました。

ほとんどの動物たちに変化を強い、また多くの動物たちを絶滅させてきた人間は、動物たちに対してどのように過ごしていくべきなのでしょうか。
私は動物が好きなので、人間だけではなく動物たちも幸せに暮らしてほしいと考えています。
そして、そのために人間にできることがあるなら、人間が配慮をすべきだと考えています。

このような考えも人間のエゴなのかもしれません。
しかし、人間のせいで苦しんでいる動物たちを救えるのは人間しかいないし、責任をとるべきだと私は考えています。

私たちは、動物をはじめたくさんの生き物と地球という環境を共有して生きています。
人間は文化を発達させてたくさんのことができるようになったので、人間も生き物であるという点を忘れがちになっているのではないかと感じることがあります。
このような社会では、動物たちはただ人間に怯え、搾取される一方です。
私は、動物もともに地球に生きる存在だということを思い出し、動物に思いを馳せる人を増やすことで、動物と人間がよりよい関係性で暮らせる社会を作っていきたいのです。

そのための第一歩として、ファームノートホールディングスでヒトとウシのよりよい関係性について考えていきたいと思っています。

社会人1年生でまだまだ知らないことだらけ。学ぶことがたくさんあってわくわくしています。
社会人としていろいろな経験を積み、人間と動物がよりよい関係性で暮らせる社会の実現に向けて考えを深めていきたいです。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!


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