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心理的安全性には「他者との関係性」と同じくらい「自分との関係性」が大切だった!

こんにちは!編集部の長谷川です。

前回・前々回と、仕事を楽しむための考え方や心の持ち様について書いてきましたが、

「どれも結局周囲の環境が良くないと無理な話でしょ……」

と思う人もいたんじゃないかと思います。いわゆる心理的安全性というやつが確保されてないと無理だよね、と。

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これについては、ハッキリ言ってその通りだと思います。私も色々な職場を経験してきたので、綺麗事は言いません。

なので今回の記事では、

「周りの人たちはイキイキしてるけど、なんか自分だけいまいちノれてない……」

という、環境は良いはずなのに成果やモチベーションが上がらない時の原因についてのお話をしていきます。

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自分の気持ちに素直でいなければ意味がない!

心理的安全性が確保されている環境では、以下のような好循環が起こると一般的に言われています。

よくあるやーつ

概ねその通りだと思いますが、私はここにもう一つ「自分との関係性の質のUP」というステップが必要だと思っています。

主張

いくら周囲の人たちとの関係性が良くても、自分の気持ちに対して自分自身が素直でいなければ、言いたいことややりたいことを発信できません。

なぜなら、本当にやりたいはずのことを誰かに伝える前に、自分の中で小さくしてから発信してしまうことになるからです。

私がこのことに気づいたのは、実は前回の記事を書いている最中の出来事がきっかけでした。

「言えない」のではなく、自ら「言わない」ことを選んでいた

前回の記事で使ったこの図、実は製図が苦手な私に代わって、マネージャーが作ってくれたものなんです。

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作って欲しい図のイメージを伝えて何度かのやりとりの末、
「まあこれでもいいかな〜」
と思うものができたタイミングがありました。

しかしその時ハッとして、
「いや待て。“これでもいい”ってことは、“これがいい”じゃなくなってるじゃないか!」
と気づいたんです。

既にそこそこ時間がかかってしまっていたこともあって、
「これ以上は時間かけすぎだよな〜」
「付き合ってくれてるマネさんにも悪いよな〜」
という妥協や遠慮から、言いたいことを言える環境なのに、自分の中で勝手に諦めようとしていたのです。

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その後、ダメ元で更に細かい注文をしていいか聞いたところ快く引き受けてもらえて、無事私がイメージした通りの図が完成しました。

自分の気持ちに素直になり、相手の気持ちも尊重しよう!

もし私が「まあこれでもいいかな〜」に流されていたら、前回の記事は本当に満足のいくものにはならず、今回の気づきも得られなかったはずです。

心理的安全性が確保された環境であっても、自分自身の気持ちに対して素直でなければ、本当にやりたいことは実現できないという好例でしょう。

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もちろん「時間をかけすぎ」とコストを気にしたり、「迷惑じゃないか」と相手を気遣ったりするのも大切なことです。

そういう場合は、お願いをする前に以下のような言葉を添えると、きっと誤解なく気持ちが伝わるでしょう。

「ここから先は完全に自分のワガママなんだけど……」
 と、無理な場合に断りやすいような前置きをしてからお願いする。

「一人で考えた理想を超えられそうだから、もっと力になって欲しい!」
 と、協力への感謝や助力のありがたさをしっかり伝えてからお願いする。

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せっかく周囲が許してくれる環境なら、自分の気持ちに素直になり、相手の気持ちも尊重した上で、言いたいこと・やりたいことを伝えてみましょう。

きっとその方が、自分のやりたいことを実現しやすくなるだけでなく、周囲の人たちの気持ちに応えられる結果にもつながるはずです!

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